【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

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強い財務の社長が無意識にやっている財務思考

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第137話:強い財務の社長が無意識にやっている財務思考

「舘野先生、実は、ウチみたいな会社でもちゃんと財務が良くなるのか、最初は、少し不安だったんですよ。でも、これなら実現できますね。財務が強くなると、会社のステージもワンランクアップしたような、新しい世界が拓けてきたような、そんな感じがしますね。ホント、目からウロコです。」近い将来の社長就任を見据えて、目下、財務中心の会社づくりに励まれている後継社長さんが、ポツリとつぶやいた一言です。

当社には、実に様々な背景をお持ちの社長さん方がご相談にお見えになられます。たとえば、世間一般から見て、既に強い財務の会社も多く訪れます。具体的には、もう既に、自己資本比率が70%以上だったり、あるいは、ROAが10%以上だったり、内部留保も潤沢、取引銀行に困らないような状態です。

強い財務の会社がもっと強い財務を目指している・・・、このような話をすると、「もう十分なのでは?」とか「そんなことをしても意味ないのでは?」「なんとも贅沢な話。うらやましい!」といったお声が、いたるところから聞こえてきそうです。

しかし、このようなタイプの会社の社長にお話を伺うと、多くの場合、「現状に甘んじるのではなく、さらなる成長発展のために、より一層強い財務にしたいと思ってコンサルティングを受けることにした」という回答が返ってきます。

面白いもので、経営が上手くいっている会社ほど、一歩先、あるいは二歩先・三歩先の未来から逆算して、次々と「次の一手」を打ちます。それも、向こう1年程度の短期的な目線だけでの判断ではありません。5年後、10年後の中長期的な目線を見据えた上での決定になりますから、当然、その判断も正確ですし、周囲に対して圧倒的な影響力を持ちます。

特徴的なのが、このようなタイプの会社が抱えている経営課題は、「今抱えている目先の問題を解決する」という対処療法ではないという点です。具体的には、「××を実現するために、今○○をする」という、いわば、未来から見た逆算思考が習慣化されているのです。だからこそ、益々、強く、盤石な会社に磨き上げられていくのです。まさに、勝つべくして勝つという善循環のスパイラルを回していきます。

それから、スタート時点は、お世辞にも強い財務とは言えない、一言でいうと、非常に厳しい状況におかれている会社の社長さん方もお見えになります。具体的には、自己資本比率が低く、内部留保も薄いため、何かにつけて金融機関や取引先から厳しい対応を余儀なくされている状態です。

このようなタイプの会社の社長さんは、「苦しい現実をなんとか打開したい!」「少しでもより良い状況に導きたい!」との強い決意と覚悟を持ってのご来社になります。

このような場合は、元々強い財務体質の会社に比べて多少時間がかかるものですが、社長自身がじっくりと財務中心の会社づくりに取り組むことで「儲かって潰れない」「利益を出してお金が残る」強い財務体質を手に入れることができます。

ここで大切なことは、社長自身が「財務」は会社の命運を左右する社長の実務であるという事実と本気で向き合うかどうかです。

したがって、中長期で考えれば、元々の財務体質の状態というものはむしろ関係なく、それ以上に、社長自身が「財務」にどう向き合うのか、つまり、手に入れた「財務の実務」という武器をどう使うのか・・・にかかっているのです。

「財務」と真剣に向き合うことで財務中心の会社づくりに成功した社長は、おしなべて「社長自身が目指したい理想の未来」、つまり「会社の未来」を数字で語れるようになります。自社の成長発展のストーリーが、未来からみた逆算思考で、数字で具体的に描けるようになるのです。

具体的には、売上予測だけでなく、損益計算書でどのぐらいの利益が計上されて、貸借対照表の自己資本比率はどのように推移していくのか、現預金は毎年どのぐらい増えていくのか、今ある固定資産をどうしていくのか・・・などなど、社長自らの「責任」と「決断」で決定するのです。そこには、成り行きでの「未来」は、存在しません。

伝説の経営コンサルタントと称された一倉定氏の言葉に、「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である。」という一節がありますが、財務に限らず、会社に関する責任は、例えどんな事情があろうとも、社長である以上は、すべて社長の責任なのです。

ですから、「自分の知らないうちに、○○になっていた」とか「昔からの慣習だから、きっと無理に決まっている」「○○が言っていることだから、仕方がない」というイイワケは、一切通用しないのです。

自らの覚悟と決断で会社の未来を切り拓くことが出来るのは、社長しかいません。逆に、過去からの延長線上を既定路線とすることで可能性を狭めるのも、社長しかいないのです。つまり、会社の「未来」に関する意思決定ができるのは、唯一、社長だけなのです。

あなたは、自分の会社の未来を自らの手で描けていますか?
 財務中心の会社づくりで、会社の未来を創り上げてみませんか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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