【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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8割以上の社長が知らないお金の原理原則

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第190話:8割以上の社長が知らないお金の原理原則

「舘野先生、ウチの会社は、受注も堅調で、社員もみんな、毎日、忙しく働いています。それなのに、なぜかいつもお金が足りなくて…。気づいたら、銀行を頼ってばかりいます。」ある関西地方にお住まいの2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)実務の専門機関なので、実に様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。

しかし、多くの社長が抱えている「悩み」は、課題解決のための表面的なものであって、大半は、社長本人が気付いていないもの、いわば、もっと根本的な部分に問題があるものなのです。

「売上」と「倒産」は別次元の話

例えば、多くの社長は、「売上が増えれば、潰れない会社になるはずだ」と考えます。

しかし、残念ながら、それは間違いです。

このようにお伝えすると、「ええッ?そんなハズはないでしょ!」とか「言っている意味がよくわからない!」というお声をよく耳にします。もしかしたら、あなたも、そのように思われたかもしれませんね。

ここで、まず最初に知っておいて頂きたいことがあります。

それは、何かというと、そもそもの大前提として、「売上」と「倒産」とは、全くもって別次元の話である、という事実です。

売上をつくるという行為そのものは、当然ながら、とっても大切なことです。お客様がいなければ、そもそもビジネスとして成立しません。それに、事業を成長発展させていくためには、売上を増やすための経営努力も不可欠です。

しかし、だからといって、それがすなわち「売上が増えれば、潰れない会社になる」というわけではないのです。ここで多くの社長が、カンチガイをしてしまうのです。

それから、売上利益とか、もっといえば、「粗利が増えれば、潰れない会社になる…」と思われた方も同じです。

確かに、利益をしっかり確実に出す仕組みを持つこと自体は、もちろん大事です。でも、それだけではダメなのです。

売上が増えても、財務を知らない会社は潰れる

大切なことなので、あえて申し上げますが、「売上が増えれば、潰れない会社になる」わけではありません。

答えは、むしろ「逆」なのです。

具体的には、「売上が増えれば増えるほど、お金は減っていく」会社経営にまつわるお金の原理原則があるのです。

例えば、店舗型のビジネスを営んでいるとしたら、新規出店のための敷金・礼金、広告宣伝費などの費用、商品仕入れのコスト、店舗スタッフの人件費や、集客のための広告宣伝費など、事業の成長のために、先にお金を投下しなければなりません。

さらに、商品を自社で製造販売している場合には、新規設備を購入したり、工場のスペースを増床したり、当然、新商品の製造・開発のためのコストも計算に織り込んでおかなければなりません。

その後、順調に売上が増えていったとしても、利益がでて、税金が発生するとなれば、当然、納税資金の準備だって必要になってきます。増収増益ということであれば、頑張ってくれた社員のために決算賞与の支給だって、必要になってくるかもしれません。

つまり、「売上を増やそうと思えば思うほど、そして、そのスピードが速ければ早いほど、お金の入金よりも、支払が先行して、資金繰りがますます苦しくなる」という見えない落とし穴が潜んでいるのです。

ですから、売上拡大を図っていく一方で、社長自身がこの原理原則に気付かないまま、資金繰りの管理ができていなかったり、お金を在庫や売掛金で眠らせてしまったり、「間違った節税対策」や「場当たり的な資金調達」を繰り返してしまった場合には、社長自身が気付かないうちに、経営が苦しくなっていくのです。

会社は、赤字でも潰れません。

しかし、資金が底をついたら、会社は一夜で潰れてしまいます。

大切なことは、社長自身がその事実を正しく知った上で、上手にお金を残す方法を身につけることにあるのです。そして、そのための具体策が「財務」なのです。

あなたは、「売上が増えれば、潰れない会社になる」と思っていませんか?
 社長として、会社を潰さない「財務」の実務を全う出来ていますか?

 

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

【フェイスブックページ】https://www.facebook.com/yumerea

【セミナー案内】https://www.yumerea.co.jp/seminar_lp

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舘野 愛

この記事の監修・執筆者

舘野 愛(Tateno Ai)

ユメリアコンサルティング株式会社 代表取締役

同族会社専門 ダイヤモンド財務®コンサルタント

法政大学経営学部卒業後、中央青山PwCコンサルティング株式会社、税理士法人みらいコンサルティングを経て現職。財務顧問部の責任者として数多くの同族会社の支援(経営財務・事業承継・企業再生など)に従事。ある同族会社の倒産を目の当たりにした経験から、「財務は会社と社長一族の命運を左右する」と痛感し、日本初の同族会社専門コンサルティング会社を設立。

20年以上にわたり1,300人以上の同族社長を指導。売上や借金を増やさずに1年で手元資金を2倍にした事例や、実質無借金経営の実現、相続税の9割圧縮など、あらゆる角度からお金の悩みを解決する「ダイヤモンド財務®」プログラムを開発・指導している。2017年・2020年には「日本の専門コンサルタント年鑑」で厳選実力者として紹介される。

■ 保有資格

  • 税理士(東京税理士会・登録番号109556号)
  • AFP(認定番号51535999)
  • プロコーチ(GCS認定コーチ・認定番号1406SJ0951)

■ 著書・執筆実績

  • 『社長と会社にお金が残る仕組みの作り方 ダイヤモンド財務戦略』(エベレスト出版)
  • 『同族会社のためのダイヤモンド財務3つのポイント』(日本コンサルティング推進機構)
  • 『企業再編・組織再編入門』(日本実業出版社・共著)

■ メディア掲載・出演実績

  • 日本経済新聞:書籍「ダイヤモンド財務戦略」掲載(2025年12月)
  • 日本歯科新聞(アポロニア21):特集インタビュー掲載(2025年9月)
  • 近代中小企業:3ヶ月連続連載「社長がお金の落とし穴にハマる理由」ほか(2019年)
  • その他:東京商工会議所(東商社長ネット)、海外投資新聞、FM-FUJIなど多数

■ 講演実績

  • 主催セミナー:「新春三大経営戦略」特別セミナー(2026年1月)
  • 商工会議所:岡山、千葉、宇都宮、新潟、富山黒部、群馬渋川、埼玉浦和など全国多数
  • その他:中小企業家同友会(町田、荒川)、民間企業など多数