【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 経営計画
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社長が持つべき経営計画作成時の重要視点
第393話:社長が持つべき経営計画作成時の重要視点
「舘野先生、今期の決算では、経営計画通りの数字を達成できました!これまでも、毎年経営計画をつくってきましたが、ここまで上手くいったのは初めてです。」とある中国地方の2代目社長さんからのご相談です。
当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。
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成功しない経営計画に共通する社長の考え方
同族会社は、長く続く「歴史」の上に、現社長が向き合う「現在」が存在します。また、次世代を見据えた「未来」のことも考えなければなりません。
つまり、同族会社の場合、過去の歴史を正しく認識し、将来の方向性を見据えた上で、現在やるべき打ち手を考える、というのが経営計画を実現するための一番の近道になります。
だからこそ、経営計画は社長自ら考えることが最も重要になってきます。社長が経営の全責任を負うという覚悟で、経営理念・行動指針・経営目標を考えるからこそ、役員や従業員も安心して実現のための取り組みに集中できるのです。
その上で、社長が財務の視点を持ち、数字的な根拠を持った上で練り上げる経営計画だからこそ、周囲も納得して経営計画を達成しようと努力します。
逆に、経営計画を達成できない会社の多くは、社長ではなく、中小企業診断士や経営コンサルタントなどの専門家が、社長の代わりに経営計画を作っています。そのため、当然見た目にはカッコイイ経営計画ができあがります。
しかし、残念ながら、社長自身が作っていないので、内容も一般的なものになってしまったり、具体的な内容が伴っていないことがほとんどです。そのため、当然ながらその計画が達成されることはありません。
だからこそ、社長自らがアタマに汗をかき、カッコよくなくても良いので、社長の想いのこもった計画をしっかりと言語化し、自分なりの表現でまとめることが大切なのです。
会社のリーダーは言うまでもなく社長たった一人です。社長以上に、会社の歴史や現在を理解し、そして進むべき未来を真剣に考えている人間は、この世に存在しません。
だからこそ、社長自らの手で経営計画を練り上げることが成功への近道なのです。
会社でコントロールできる最重要ポイントは何か
とはいえ会社経営は、社長一人でやっているわけではありません。世界情勢、日本の経営環境、地域経済などが原因で、うまくいかないこともあるでしょう。
そこで、社長が意識しなければならないのは、「コントロールできるもの」と「コントロールできないもの」をハッキリと意識して、明確に区分するということです。
経営計画を作る上で大切なことは、自分がコントロールできない部分について、「〇〇になったらいいな…」という希望的な観測を織り込まないことです。
例えば、「自分を変えよう!」と思えば、自分自身のことですから、自分さえ努力すれば変えられます。目標を達成するために、日々の行動に落とし込み、環境を整えれば必ず変われます。
一方で、変えられないこともあります。例えば、「世の中の流れ」や「世界経済」などのマクロの話です。
世の中の流れや世界経済などのマクロの話は、残念ながらイチ個人では、コントロールできるレベルの話ではありません。社長がどんなに真剣に向き合っても、絶対に解決できない問題です。
このように、コントロールできないものは、一旦受け止めるという姿勢を持つことが大事です。その上で、時流をよく観察し、自分なりの考えを言語化するのです。
そして、この「自分なりの考え」や「判断の基軸」になるのが財務の実務であり、社長の仕事なのです。
社長は、自社に主導権を持たせる経営を意識せよ
経営計画を作る上で重要なことは、コントロールできる部分にフォーカスして経営計画を練り上げる、ということです。
例えば、Chat GPTを代表とする「生成AI」やあらゆる業務を効率化して会社全体の生産性を向上させる「DX」などは、今、急速に成長しています。こういった、最新の技術、これから成長するものを活用するというのは、時流に乗るので成功しやすいです。
一方で、「世の中の流れ」と逆方向に向かう取り組みや、「世界経済」など、コントロールができない部分の取り組みは、そもそも「本当にその取り組みが必要なのか?」ということを自問自答することが不可欠です。
繰り返しになりますが、コントロールできない部分を一生懸命頑張るよりは、自社でコントロールできる部分をいかに増やすかという着眼点が重要です。
例えば、事業や商品、取引先、価格などあなたの会社には今、どれだけ自社でコントロールできる部分がありますか?
もし、あらゆることが自社以外の第三者によって決定されているのであれば、そこに「経営の自由」はありません。一刻も早くどこにフォーカスすべきかを見直すべきなのです。
その積み重ねが最終的に、真に「自立した経営」に繋がっていきます。
ダイヤモンド財務の社長は、自らのアタマに汗をかき、経営計画を立てます。社長の熱意が財務の視点で裏付けされた経営計画なので、社員が一丸となって達成に向かって行動します。
ガラス財務の社長は、見た目ばかりを意識した経営計画を立てます。根拠がないため、社長も社員も実現イメージが湧かず、机上の空論で終わってしまいます。
社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。
あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?
ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛
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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家
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