ユメリアコンサルティングをお薦めします!
実際にコンサルティングを受けられた同族社長さん方による「ユメリアコンサルティング株式会社 舘野愛」の評判・評価・感想などをご紹介しています。
次は、あなたが「ダイヤモンド財務」で事業永続のカギを手に入れる番です!
大山 圭介 社長 (大山建設株式会社、山形県)
大山建設株式会社 代表取締役 大山 圭介氏にユメリアコンサルティングのダイヤモンド財務®コンサルティングを導入した経緯とその効果について詳しくお聞きしました。
大山建設株式会社について
大山建設 株式会社は、山形県 尾花沢市に本社をおく、公共土木工事の施工を主としている総合建設会社です。設立1965年(昭和40年)、年商10億円、従業員数45名。
※この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています。
父の代は無借金経営、しかし…
- 大山社長が会社を継ぐことを意識したのはいつごろからですか?
大山建設は祖父が興し、父が大きくした会社で、私は3代目となります。母や周囲からは、幼い頃から「この会社はおまえが継ぐのだから」と言われて育ち、当時は、そうなのかなと受け入れるような、でもどうなんだろうと反発するような、あいまいな気分でした。
しかし、就職して営業部に配属され、神奈川や広島やらに転勤させられるうち、そろそろ潮時、やっぱり故郷の山形に戻ろうと思い、27歳で大山建設に入社しました。
最初は、いち作業員としてスコップを持ち、現場回りからはじめ、毎日、真っ黒になって働きました。次に、営業部員となって官公庁や元請け企業に日参し、まずは顔を覚えてもらうところからはじめました。それから35歳で取締役となり、42歳で社長に就任しました。
父の経営方針は「無借金・堅実経営」でした。過去、他社の工事保証会社になったばかりに、どうにもならない工事を途中から引き継いで、会社が苦境に陥いった苦い経験がありました。それ以来とにかく経営は堅実第一、お金もなるべく借りない、という方針になったようです。
その堅実経営が他社との差別化になった部分は、確かにありました。財務体質の良さは「経営審査事項」の高評価につながるため、受注の後押しとなりました。1992年には、山形で国体が開催され、その工事も多く請けることができ、会社の売り上げは順調に伸びていきました。
とはいえ、建設業のように先にお金が多く出ていく業態で無借金経営を貫こうとすれば、やはり資金繰りはキツくなります。また会社が大きくなるにつれ、工事規模や受注金額自体は大きいけれど、利益率はさほどでもない、という仕事も増えてきました。
さらに、下請け協力会社への支払も、かつては手形などを使って長期サイトで支払うというのが一般的でした。でも、今の時代は、「支払いはなるべく早くするように」という自治体や元請けなどからの要請や、世の中全体の流れもあります。
そのような外部の環境変化の中で、お金の流れが忙しくなっていたところに、5年前、経営上のさまざまな節目が重なって納税などの出ていくお金が増えました。手元資金が減ったせいで、さらにお金が忙しくなる、資金繰りがキツくなることになりました。
その頃、私は既に社長でしたが、営業と現場に注力しておりました。財務経理の方は、正直、母と、古参の経理部長に任せていました。(それは父の代でも同じでした)。私自身は財務とか経理とかは大の苦手で、いや、社長がそんなことではいけないと思い、本など読んで勉強はしたものの、どうにもなじめず苦手意識が先行していました。
ただ、母も経理部長も、じきに引退することが決まっていたので、そうなると会社のお金のことは、すべて私が自分ひとりで把握、判断、決定していかねばならない。しかし、このままでは、良い悪いの指標がないまま、結局、「めくら判」を押すことになってしまう。
財務がわからないまま社長をつづけていくのは、どう考えてもよくない。とはいえ、どう解決していけばよいのかわからない。そんな風にずっと心の中に重しをかかえて、ただただ不安なまま、時間だけが過ぎていました。
そんなとき出会ったのが、舘野先生のフェイスブック広告だったのです。

ここでなら自分に必要なことが学べると確信
- 広告を見て、どう感じましたか。
まず「オーナー企業のための財務」「同族企業の経営支援」というキャッチを見て、これなら自分にいま必要なものに合致していると感じました。
財務コンサルティングにもいろいろあって、中には、会社の経理をガラス張りにして、社員みなに見える化し、社長だけでなく社内全員で数字を改善していこう、といった趣旨のものもあります。それも素晴らしい考え方だと思いますが、弊社に向いているとは思えませんでした。
弊社のようなオーナー企業では、まず、社長自身がしっかりした知識、知見、決断力を持たないことには、そもそも、話が始まらないのです。
まずはセミナーに参加しました。話されている内容がすべて理解できたわけでありませんが、語り口はわかりやすく、また舘野先生から「熱」のようなものは十分感じられました。よし、やろう、ここで学ぼう、そう思い、コンサルティングを受けることに決めました。
会社のお金に対する「解像度」が上がる
- コンサルティングを受けていかがですか?
最初のうちは、基礎固めに集中しました。そうこうしているうちに、ついに経理部長が引退することになり、いよいよすべて自分自身で判断することになりました。舘野先生の知恵を借りつつ、建設業の複雑な数字を、自分なりに理解していきました。
その後、流動資産を増やしたり、不必要な保険を解約したりして、自由に動けるお金を増やしたこともあり、資金繰りはだいぶ改善しました。今では、所定の資料、必要な数字さえあれば、相当のところまで自分で判断できるようになりました。
以前は、資金繰りが厳しくなると漠然と怖く、不安になるだけでした。しかし、今は、会社のお金が動いていく「しくみ」が理解出来ているので、いま、どれぐらいお金が足りないのか、それを埋めるには、あるいはつなぐには、どういう行動の選択肢があるのか。工期が長いのなら、それに合わせてどう数字を組み立てていくかなど、具体的なところまで、高い解像度で見えてきました。
舘野先生は、何でも話せる方です。私もお金のことだけでなく、人のことや相続のことなど、突っ込んだところまで相談し、答えをいただいています。話せばそれだけで気が楽になることも大きい。こんなこと聞いちゃいけないかな、などと思わずに何でも相談してみるのが良いと思います。
大山建設はこれからも、良い仕事をし、信頼を積み上げ、地域社会に貢献していく所存です。舘野先生にはそうした弊社の取り組みを、財務コンサルティングを通じてご支援いただくことを希望いたします。今後ともよろしくお願いいたします!

<舘野's VOICE>
社歴が長い会社ほど、古参の経理部長が業務を一人で切り盛りしていたり、高齢のお母様が経理業務を担っていたりします。このような場合ほど、多くの社長は「お金のことは、経理に任せておけば、きっと大丈夫…」と誤解しがちです。
建設業は、会計も複雑で、資金繰りの管理も一般企業と比べて難易度の高い業種の一つですが、大山社長は、社員さんやご家族を含めた周囲の方々の豊かな幸せのために、財務の知識・知見・決断力向上の研鑽努力を継続なさっています。本当に素晴らしいことです。大山社長とのご縁に心から感謝いたします。(記:舘野愛)
- 取材日時 2024年6月
- 取材制作 カスタマワイズ
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