株式会社オートトラスト 代表取締役 工藤 龍氏にユメリアコンサルティングのダイヤモンド財務®コンサルティングを導入した経緯とその効果について詳しくお聞きしました。

信頼第一の整備・鈑金会社

－ オートトラストについて教えてください。

オートトラストは青森県 南津軽郡の、畑の真ん中でやってる自動車整備・鈑金の会社です。中古車、新車の販売もしています。社名のとおり、「信頼」を大事にしています。

子供の頃からの自動車好きです。乗るより、いじくる方が好きです。最近も、ボロボロになったサニートラックを譲り受けて、自分で修復、復活させました。その前はシボレーインパラもレストアしました。でも修復して眺めるだけ。あまり乗らない。会社には軽自動車で通勤してます。

高校を出て地元の整備会社に5年勤めた後、東京の会社に転職しました。独立も夢見ていたし、都会で勉強するなら若いうちだなと。その時は、あてもないまま上京し、ウイークリーマンションを借りて、それから会社を探して面接に行きました。最初は何社も落ちました。津軽弁で喋って、すごい怒られ方をしたこともあったなあ。

でも何社目かで受かって、それからは、朝から晩まで働いて勉強しました。2年経って、青森に戻り、地元の鈑金屋に入りましたが、そこが、すぐにつぶれちゃった。これは独立しろという天の声かなと思い、自宅の納屋を使って、1人で開業しました。最初のお客は、知人・友人です。毎回、全力でいい仕事をして、リピートと紹介につなげる。事業は少しずつ大きくなっていきました。

そんなある日、南津軽の畑に囲まれた土地が、競売物件で出てきた。まわりに何もないから、のびのび仕事ができる。これは良いなと思って競り落としました。今でも現場が一番好きです。お客さんのクルマについての、「ここが困った」を解決し、「こうしたい」に応えていく。今までも、そうしてきたし、これからも社員4人と共に、そうしていくつもりです。

お金のことに関心を持ったきっかけ

－ 工藤社長がお金のことに本格的に関心を持ったきっかけは？

以前、会社のお金のことは、奥さんと税理士に任せきりでした。僕は現場で働きづめ、自分の給料も知らない、売り上げや利益も年に一回、決算の時期に知るぐらい。いい仕事をするのが第一、売り上げは後からついてくる、そんな考えでした。

ところが都合で、奥さんが経理を続けられなくなった。今日から全部自分でやらないといけない。だけど、さっぱりわからない。税理士に聞いても要領を得ない。とりあえず保険会社のセミナーに行って、そこで「財務」という言葉をはじめて知りました。

そして「財務」でネット検索。すると舘野先生のセミナーが出てきた。なんか良さそうだ。これは一回、本格的に学んだ方がいい、そういう勢いで、生まれてはじめて有料セミナーに参加しました。

セミナーの感想

－ それまで会計や財務の勉強をしたことはありましたか。

いや、全然ないです。学ぶのはキラいじゃないです。自動車のことなら、いくらでも勉強する。でも座ってじっと本を読むとかは、たちまち眠くなる。そういうのはダメ。

実はセミナーでも、舘野先生の話は、「あ～、異次元の話だな～」と思いました。でもこの先生はたぶん良いとカンでそう思った。じゃあ、いくしかない。コンサルティングは勢いで申し込みました。

コンサルティングの感想

－ 今までコンサルティングを受けての感想をお聞かせください。

財務とか会計とか、まるで分かっていませんでしたが、舘野先生の丁寧な指導で、やっと目が開けてきました。

いま思えば以前の会計は、ただ節税したいだけの、本当ダメな会計だった。でも今は、「どこに出しても恥ずかしくない決算書」に生まれ変われた。まず「ウチの経営は、手元にいくらお金があれば安泰なのか」という目安が分かった。

今は手元のお金の方が借りているお金より多い。つまり返す気になればいつでも返せる、実質的に無借金経営です。在庫管理のやり方も学んだ。今まではそういうことは全然、考えていなかった。でも在庫を適正にすると、手元のお金が増えるんです。びっくりしました。

「その場その場会計」「どんぶり会計」から「計画的な財務」に変わった。これは舘野先生のおかげです。

また舘野先生には財務だけでなく、集客や人事など経営全般についてアドバイスがもらえる。話しやすい人なので、気軽に相談できます。先生の前だと楽な気持ちで津軽弁が使えるんですね（笑）

先輩ユーザーからのアドバイス

－ いま舘野のコンサルティングを検討している経営者向けに先輩ユーザーとしてのアドバイスなどあればお聞かせください。

何も分からない人、何をどうするかさっぱりわからない人は、4年前の私のように、勢いでいくのがいいと思います。舘野先生はいい先生なので突進してください（笑）