【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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赤字が止まらない会社の社長に共通すること

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第370話:赤字が止まらない会社の社長に共通すること

「舘野先生、ウチの会社はここ最近ずっと赤字続きで困っています。同業もドンドン潰れてて、明日は我が身かと思うと、もうどうしたらいいかわからなくて…。」とある東北地方の3代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。

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赤字決算の会社ほど、社長のアタマの中は「売上至上主義」

日本においては、2020年1月頃からいわゆるコロナ禍が始まりましたから早いもので3年。2023年5月8日からは「新型コロナウイルス感染症」の感染症法上の位置付けが「5類感染症」へ変更となります。そのため、経営環境も大きく変わろうとしています。

いわゆるこのコロナ禍の間で、多くの飲食店や観光産業・冠婚葬祭業などの飲食や人の移動を伴うビジネスが多くの打撃を受け、倒産や廃業を余儀なくされた会社も多く存在します。このこと自体は、非常に辛く厳しい現実です。

また、それだけでなく、一般の製造業や建設業・サービス業などありとあらゆる業種業態が「非接触型」での事業遂行が求められました。キャッシュレス化・オンライン化なども急速に浸透したため、その変化に「ついていけている会社」と「ついていけていない会社」とでも明暗が分かれてきました。

さらには、コロナ禍といわれる3年間の間に、ウッドショックやメタルショック、エネルギー関係の高騰などもありました。水面下でジワリジワリと企業経営を圧迫する社会保険料の負担増加や、最低賃金の上昇などなど経営環境の厳しさは、増すばかりです。

そのため、多くの社長は、「なんでこんなに毎日頑張っているのに、資金繰りの心配ばかりしなければならないんだろうか…」「銀行からの借入が思うように減っていかない…」「明るい未来を描くことが出来ないから、不安でたまらない…」と思っているのではないでしょうか。

どんな時代においても明確に言えることは、時代の流れには「逆らうことはできない」という事実です。国家レベルの話や、世界レベルの話をイチ中小企業がひっくり返そうと考えること自体がそもそも無理な話である、ということです。

経営の原理原則に沿った経営判断を正しく下せているか

世の中が悪い、景気が悪い、政府が悪い、お客さんが悪い、社員が悪い、このようなグチや不平不満を言っても、空にむかって唾をしているのと同じこと。1円の価値もなければ、なんのメリットもありません。むしろ自分で自分の首を絞めている行為でしかないのです。

ですから、どんなプラスの影響も、どんなマイナスの影響であっても、社長自身がその現実を正しく受け止めて、自社にとって「プラスの要因」に変換し、未来に向かっての一手を打つしかないのです。

当社では、このコロナ禍の逆風下の中で、大幅な売上減少に見舞われるような厳しい経営環境下においても、赤字決算どころか黒字決算を継続して、金融機関や社員など周囲からの厚い信頼を得ている社長を数多くみてきました。

中には、同業他社が立ち行かなくなっていって、次々と倒産を余儀なくされていっているぐらいのたいへん厳しい経営環境下でも、逆に、かつてより業績を順調に伸ばして周囲を驚かせている会社も存在するぐらいです。

ここで彼ら、彼女らに共通しているのは、最初に「売上至上主義」を捨てたことです。その上で、社長自らが「財務至上主義」にあらゆる経営判断の思考軸をシフトした点にあります。

どんなに苦しい経営環境下でも、その苦しい経営環境をバネにして、大きく飛躍している会社が数多く存在していますが、共通しているのは、経営の原理原則に沿った経営判断を、その場その場で正しく下せていることなのです。

その一方で、いつまで経っても赤字経営で苦しんでいる会社もあります。「そのうち昔のような古き良き時代が戻ってくる…」と信じて、とにかく売上を増やすことだけを考えています。

赤字経営の社長の共通点は、いつまで経っても社長自身が「売上至上主義」から抜け出せていない点にあります。

なぜ、まだあなたは赤字経営から抜け出せていないのか

大切なことなので、あえて申し上げます。事業永続のために最も重要な実務は、「財務」です。売上を増やすことよりも、お金を残すことの方が100倍大事なことです。

それにも関わらず、社長自身が財務を知らないまま、つまり経営上の正しい優先順位を知らない状態で、売上を増やすことだけを考えていれば、絶対に上手く行くワケがないのです。

売上至上主義の社長は、「まずは売上を増やすことが大事…」「競合との価格競争が厳しい…」「人を育てて組織作りをすれば…」と表面的な対処療法だけに執着します。しかし、そもそもの思考軸がズレている限り、何をやっても上手く行かないのです。

大切なことは、社長自身が売上減少の根底に潜んでいる真の経営課題だったり、赤字決算に陥っている根本的な経営上の問題点を正しく把握することです。そのためには、財務が不可欠です。

社長自身が売上至上主義の経営から抜け出さない限り、借入依存・資金不足・赤字体質の負のスパイラルから抜け出せません。その結果、気づいた時には会社を潰しているのです。

ダイヤモンド財務の社長は、財務至上主義で経営の原理原則に沿った経営判断を、その場その場で正しく下していきます。その結果、どんなに厳しい経営環境下であっても、日々、キャッシュリッチで儲かって潰れない会社に磨きあげていきます。

ガラス財務の社長は、売上至上主義のまま社長人生を終えます。なぜなら、借入依存・資金不足・赤字体質から抜け出せず、気づいた時には、会社を潰してしまっているからです。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

 

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

 

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