【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 事業承継・相続対策

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二代目・三代目社長こそ「財務」を重視すべき理由

二代目・三代目社長こそ「財務」を重視すべき理由

二代目・三代目社長こそ「財務」を重視すべき理由

「舘野先生、先日、久しぶりに『初代が創業して、二代目で傾き、三代目が潰す。』というコトバを社長仲間の先輩から聞いて、内心ハッとしました。まぁ、表現の良し悪しはありますけど、ちょっと思い当たる節があったので、良い刺激になりましたよ。」2年前に父親の二代目社長から事業承継を受け、現在では、100年企業を目指して日々奮闘されている、とある三代目社長さんの一言です。

よく会社経営の世界では、多少の表現の違いはあるにせよ、『初代が創業して、二代目で傾き、三代目が潰す』という表現が用いられることがあります。

当然ながら、二代目社長だから・・・、三代目社長だから・・・といって会社をダメにしてしまう訳ではありませんし、当の二代目社長・三代目社長さん方からからは、「なんとも失礼な!」「けしからん!」というお怒りのお声が、いたるところから聞こえてきそうです。

成功する2代目社長と倒産する2代目社長を分かつ違い

私自身は、日本古来の考え方である「守・破・離」のように『初代が会社の礎を築き、二代目はそれを発展させ、三代目は新境地を拓く』ものと理解しておりますし、実際に、当社がご支援させて頂いている二代目社長・三代目社長の方々も、永続的な成功発展を目指し、日々、財務中心の会社づくりで会社を磨き上げていらっしゃいます。

しかし、それにしてもなぜ、このような表現がよく用いられているのでしょうか?

その背景には、事業環境の変化などの外的要因と会社内部に潜む内的要因がありますが、どんな会社にとっても、避けて通れないある経営課題があり、その点が大きく関わってきているといえます。それは、「会社や事業のライフサイクル」の問題です。

この会社や事業のライフサイクルは、「導入期」→「成長期」→「成熟期」→「衰退期」という成長カーブを描くとされていますが、多くの場合、事業承継を迎えるタイミングが、「成熟期」あるいは「衰退期」に重なってしまうものなのです。

つまり、二代目社長や三代目社長が事業を承継した時点で、どんなに栄華を誇った基幹事業であっても、何かしらのカタチで「成熟期」から「衰退期」に差し掛かっているものなのです。

したがって、多くの二代目社長や三代目社長などの後継社長は、既存事業の見直しを行うとともに、会社の未来を創るための新たな取り組みを進めていかなければならないといった使命を背負うこととなります。

既存事業に関しては、テコ入れをして集中特化戦略をとったり、あるいは事業規模を縮小したり、場合によっては撤退したり・・・と、厳しい決断を求められるケースが多いものです。

しかし、既存事業について「守る経営」「捨てる経営」の決断をするだけでは、会社の未来を創ることは、到底できません。

社員や家族を守るために、自社の真の強みを生かした新たな取り組みにチャレンジすることによって「攻める経営」の決断もしていかなければなりません。新商品・技術の開発や新規販売ルートの開拓、新規事業の立ち上げなど、会社の未来を創るための活動を社長自身が担っていかなければなりません。

したがって、創業社長の『初代が会社の礎を築き』という創業の苦労も大変なものではありますが、後継社長の『二代目はそれを発展させ』『三代目は新境地を拓く』という苦労も、並大抵のものではないのです。

「決断できる社長」と「決断できない社長」の違い

もっというと、昨今では、どの業界・業種であっても過当競争が厳しさを増しており、売上自体はなかなか増えないにも関わらず、原材料費や人件費は上がっていく傾向にあります。特に、創業30年以上の会社は、経営の革新や株式の承継の問題、相続対策も見据えたトータルでの財務戦略が不可欠な時代なのです。

そんな時代の流れもあって、会社を永続的成功繁栄に導く後継社長ほど、「社長と会社にお金が残る仕組みづくり」の重要性にイチ早く気が付くものなのです。

会社の未来を守るための辛く厳しい決断をするにあたっても、社長自身が正しい経営判断を下すための「社長専用のモノサシ」を持っていなければ、タイムリーで正確な判断を下すことができません。自分の会社のことを数字で正しく理解できていなければ、言葉は悪いですが「裸の王様」になってしまいます。

自らの決断に責任を持ち、自社の経営を正しく省みるためには、「社長専用のモノサシ」は不可欠なのです。そして、その日々の財務中心の会社づくりの取り組みこそが、事業永続のキーポイントとなるのです。

あなたには、正しい経営判断を下すための「社長専用のモノサシ」がありますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

「儲かる会社」と「儲からない会社」の社長の分岐点

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

【フェイスブックページ】https://www.facebook.com/yumerea

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舘野 愛

この記事の監修・執筆者

舘野 愛(Tateno Ai)

ユメリアコンサルティング株式会社 代表取締役

同族会社専門 ダイヤモンド財務®コンサルタント

法政大学経営学部卒業後、中央青山PwCコンサルティング株式会社、税理士法人みらいコンサルティングを経て現職。財務顧問部の責任者として数多くの同族会社の支援(経営財務・事業承継・企業再生など)に従事。ある同族会社の倒産を目の当たりにした経験から、「財務は会社と社長一族の命運を左右する」と痛感し、日本初の同族会社専門コンサルティング会社を設立。

20年以上にわたり1,300人以上の同族社長を指導。売上や借金を増やさずに1年で手元資金を2倍にした事例や、実質無借金経営の実現、相続税の9割圧縮など、あらゆる角度からお金の悩みを解決する「ダイヤモンド財務®」プログラムを開発・指導している。2017年・2020年には「日本の専門コンサルタント年鑑」で厳選実力者として紹介される。

■ 保有資格

  • 税理士(東京税理士会・登録番号109556号)
  • AFP(認定番号51535999)
  • プロコーチ(GCS認定コーチ・認定番号1406SJ0951)

■ 著書・執筆実績

  • 『社長と会社にお金が残る仕組みの作り方 ダイヤモンド財務戦略』(エベレスト出版)
  • 『同族会社のためのダイヤモンド財務3つのポイント』(日本コンサルティング推進機構)
  • 『企業再編・組織再編入門』(日本実業出版社・共著)

■ メディア掲載・出演実績

  • 日本経済新聞:書籍「ダイヤモンド財務戦略」掲載(2025年12月)
  • 日本歯科新聞(アポロニア21):特集インタビュー掲載(2025年9月)
  • 近代中小企業:3ヶ月連続連載「社長がお金の落とし穴にハマる理由」ほか(2019年)
  • その他:東京商工会議所(東商社長ネット)、海外投資新聞、FM-FUJIなど多数

■ 講演実績

  • 主催セミナー:「新春三大経営戦略」特別セミナー(2026年1月)
  • 商工会議所:岡山、千葉、宇都宮、新潟、富山黒部、群馬渋川、埼玉浦和など全国多数
  • その他:中小企業家同友会(町田、荒川)、民間企業など多数