ユメリアコンサルティングをお薦めします!

実際にコンサルティングを受けられた同族社長さん方による「ユメリアコンサルティング株式会社 舘野愛」の評判・評価・感想などをご紹介しています。
次は、あなたが「ダイヤモンド財務」で事業永続のカギを手に入れる番です!

平 知恭 社長 (株式会社 平プロモート、愛知県)

株式会社 平プロモート 代表取締役 平 知恭氏、奥様の有紀氏にユメリアコンサルティングのダイヤモンド財務®コンサルティングを導入した経緯とその効果について詳しくお聞きしました。

株式会社 平プロモートについて

平プロモートは自動車メーカーを中心とする大手製造業向けに、作業手順のマニュアルを制作する専門会社です。製造現場の作業手順をイラスト、文書、映像などで文書化、視覚化します。既存の作業手順のマニュアル化にとどまらず、作業手順そのものの改善を提案し、さらには、そのための工具の設計、製造をも請け負っています。

設立1964年(昭和39年)、年商12億6000万円、従業員数141名。本社は愛知県豊田市。その他、東京、シンガポールなど5箇所に拠点があります。

※この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています。

製造業向けの技術資料の制作会社

- 平プロモートの設立経緯について教えてください。

平プロモートは1964年に父(現在の会長)が設立しました。父はもともとトヨタ自動車の技術者でしたが、この「作業手順の文書化、視覚化(イラスト化)」の分野に商機ありと判断し、独立しました。当初はイラストを描くだけでしたが、その後、文書やイラストだけでなく、ソフトウエアや映像も取り込むなど、お客様のニーズに合わせサービスを拡充してきました。

技術文書制作は一見、「文系」の分野に思えますが、実は社員の6割が2級整備士の資格を持つなど、人材スペックとしては「エンジニアリング系」の会社です。結局、こちらも技術に詳しくないとお客様の作業手順を見ても内容が理解できないわけです。現在、社内に営業部門は存在せず、その意味でも「制作部門、技術部門が主導している会社」といえます。おかげさまで足もとの業績は順調に推移しております。

■ 素材開発化学が好きだった

- 平さんが「自分はいつかこの会社を継ぐ」と意識したのは、いつ頃ですか。

小学生の頃から何となく意識していましたが、親から強く言われたことはありませんでした。ただ子供のころから理系が好きで、大学では工業大学の素材開発化学の学部に進みました。理由は、「卒業したら平プロモートで機械工学ばかりに関わることになる。せめて大学の間だけでも好きな化学を勉強したい」と思ったからです。

力学・物理学が「自然界の現象の分析」を行うのに対し、素材開発化学はまず「夢の新素材!」のような目標を定め、その物性を定義し、それ目指して実験・開発を繰り返すという世界です。個人的に、そちらの方が夢があって好きでした。

ただ大学在学中(1980年代後半)には自社の業務に対し、後継ぎとしての義務感ではなく、純粋に興味を持つようになりました。当時はパソコンの勃興期でした。従来、技術イラストは雲形定規とロットリングで描いていましたが、近い将来、PC上で作図することになるのは明らかでした。 手描きの世界では、創業者である親を超えることはできません。しかしPCの世界なら自分の能力、特性が活かせます。これは「おもしろそう」と思いました。

平プロモートには大学を卒業してすぐ入社しました。ちなみに妻もほぼ同時期の入社です。妻は一貫して事務方で、現在は取締役経理担当です。

入社して以来、30年にわたり一貫して技術職であり、経営には直接、関与していませんでした。しかし2年前、2015年に当時の社長である父親から「そろそろ引退したい」と言われ、それを契機に、今年2017年に私が2代目の社長に就任しました。

最初、財務はつまらなさそうに思えた

- 平さんが財務知識の必要性を感じるようになったのはいつ頃からですか。

「社長としての財務」に関心を持ち始めたのは、2年前、社長になると決まった頃からです。ただBS/PLの一応の解読など「財務一般」については、20年前、取引先が倒産して債権回収の必要に迫られたとき、本など読んで自習しました。

この時は「仕事で必要だったので、(しかたなく)本を読んで勉強した」だけです。「会計って、決めごとを暗記して、それに沿って仕分けるだけ。あまり面白くないな」と感じました。

しかし社長に就任する以上、「財務は面白くないからやらない」とは言えません。自社のBS/PLを解析し、借入、投資、採用、非常事態への対応など経営者として意志決定を行う必要があります。これはちょっと本格的に勉強する必要があるなと思いました。

勉強するならセミナーが良いと思い検索しましたが、出てくるのは「事業承継セミナー」ばかりで、「財務」ではありませんでした。そんなある日、「同族会社 財務」でキーワード検索して見つけたのが、ユメリアコンサルティングだったわけです。

ユメリアコンサルティングに関心を持った理由

- ユメリアコンサルティングにはどんな印象を持ちましたか。

「同族会社専門」というキャッチに魅力を感じました。

平プロモートは、いわゆる「同族会社」です。そして同族会社には、特有の「事情と制限」があります。同族会社の社長は、あれこれの「複雑な話」「面倒な話」から絶対に逃げられません。

そういう面倒くさい「同族会社」に対し、「専門」と標榜してくるからには、相当の専門性と覚悟あってのことだろうと感じました。ホームページ内のコラムも読み込みましたが、実に読み応えある内容でした。

そのユメリアさんが東京でセミナーを開くというので、まずは参加してみようと思いました。

分からないことが明らかになるのはいいことだ

- セミナーの印象はいかがでしたか。

「知らないことがいっぱいあるな~」と改めて思いました。私は技術系の人間なので、「何が分からないかが分かる」ことに大きな価値を感じます。それを明確にできるということは、この人、優れたコンサルタントなんだなと思いました。コンサルティングを申し込むことに決めました。

それから月に一度、舘野先生に来社いただき、経理担当の取締役である妻も同席させて、指導を受けました。そしてこの11月に1年間のコンサルティングを終えました。

経営財務はけっこう面白い

- コンサルティングを受けての感想をお聞かせください。

半ば「いやいや気分」で始めた財務の勉強でしたが、やっていくうちに面白くなってきました。会計の仕訳などは私には面白くないですが、経営計画など「社長の財務」は、やると案外面白い。たとえばこんなことをしました。


1.会社の将来の理想像(目標点)を構想する。

2.その理想像を「理想のBS/PL」という形で数値化する。

3.「現状のBS/PL」を分析する。

4.ここまでで「理想」「現実」「理想と現実のギャップ」が数値で理解できる。

5.「理想と現実のギャップ」を埋める財務戦略を考える。
     → 今の状態から5年後、10年後に向けて、「階段を作る」イメージ


これって大学時代の素材開発化学でやっていた、「1).まず『夢の素材』の特性を決める」、「2). それの実現に向けて開発・実験・検証を繰り返してデータを取る」というのと同じなんですよね。社長になる前は、「もう現場作業は卒業か、さびしいな」と思っていましたが、意外なところで「新しい楽しみ」が見つかりました。よかったです。

(奥様):わたしは、舘野先生に「何でも聞ける」のが助かっています。税理士の先生には「こんなこと聞いていいの?」と思うことでも、舘野先生は気さくなのですぐ相談できます。

(社長):12回のコンサルティングを通じて、以前の自分がいかに徒手空拳であったかよく分かりました。その状態のまま社長として銀行と交渉していたら…と想像すると、なかなか怖いです。

何も知らない、ただの良い人のままだと、交渉の場では結局、丸め込まれます。社長に就任した早い段階で、知識が身につけられてよかったです。

センセイと家庭教師の違い

- いま舘野にコンサルティングを依頼しようとしている経営者に向けて、「先行ユーザーとしてのアドバイス」などあればお聞かせください。

ユメリアコンサルティングは「センセイ」ではなく「家庭教師」だな~という印象です。コンサルの「偉いセンセイ」と付き合うと、そのセンセイを立てなければならず、何かと面倒くさい。一方、家庭教師というのは、「こちらを合格させる」という目標をもって、「マンツーマン」で対応してくれるわけです。

ユメリアさんも同じように「会社を良くする」という目標実現のために指導、行動してくれます。やっぱり家庭教師のほうがいいなと思いました。

一年間のコンサルティング、ありがとうございました。今後とも平プロモートを発展させるべく社長として頑張っていく所存です。ひきつづきよろしくお願いします。