【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

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悪い赤字決算と良い赤字決算

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第298話:悪い赤字決算と良い赤字決算

「舘野先生、今回のコロナ禍を経験して、『あの時の自分の決断に間違いはなかった』と改めて実感しています。あの時、財務経営にシフトできて、本当に良かったです。」

多くの社長が厳しい経営環境下で苦戦を強いられている中、周囲が羨むような経営状態を手に入れた関西地方の2代目社長さんがおっしゃった一言です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関なので、全国各地より同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みについてのご相談が寄せられます。

 

会社を潰す社長と会社を潰さない社長の違い

今、コロナ禍の影響で、多くの会社が苦戦を強いられています。その一方で、たとえコロナ禍の影響を受けるような業種業態であっても、マイナスの影響を最小限に抑え込んでしまう。さらに、むしろプラスの影響に進化させてしまう…そんな会社も存在します。

その姿は、伝説の経営コンサルタント・故一倉定氏の言葉を彷彿させます。

「いい会社とか悪い会社とかはない。あるのは、いい社長と悪い社長である。」

「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、社長の責任である。」

どんな時代においても、どんなビジネスをしていたとしても、必ずと言っていいほど、外部環境の変化によって業績に大きな影響を受ける時が訪れます。

もちろん業種業態によって、そのタイミングや影響度合いは変わってきますが、社長であれば常にまさか…の「不測の事態」を覚悟しておかなければなりません。

その上で、その時、社長がどのような姿勢でその困難に立ち向かうかで会社の未来が変わります。どうゆう意味かというと、大変厳しいようですが、会社経営にまつわるあらゆる結果責任は、全て「社長」にあるからです。

さらに、会社経営にまつわるあらゆる結果責任は、最終的には自社の決算書という具体的な数字で明確になります。だからこそ、社長が財務を知った上で自社の数字と正しく向き合うことが重要になってくるのです。

赤字でも黒字でも、結果責任は「社長」にある

財務経営を実践している社長は、攻めの投資をしたい時は、銀行の目を気にすることなく、自由に決断できます。先行きが見えない時でも、倒産の不安を抱えることなく、安心して会社を守れます。

財務の実務を習得して、正しく実践している社長は、どんな経済環境の変化があろうとも、強くしなやかに立ち向かうことができます。

厳しい現実から逃げることなく、未来に向かっての「一手」を次々と打っていきます。

その一方で、財務を知らない社長や、表面的・小手先のテクニックを財務と勘違いしている社長は、そもそも自社が置かれている現状を正しく認識することができません。

自社の現状を正しく認識できなければ、当然、未来に向かっての一手を打つことが出来ません。

その結果、何年も赤字で苦しむことになったり、ひどい場合には、苦境の原因を外部環境のせいにしたり、社員のせいにしたり、お客様のせいにしたりします。

さらにもっとひどい場合には、「粉飾決算」をして真実の姿さえもごまかし始めます。

その結果、外部の目だけでなく、自分の目までごまかしてしまいます。「粉飾決算」で一番怖いのは、社長自身が本当のことがわからなくなってしまうことです。

赤字決算自体は、確かに褒められたものではありませんが、それ以上に大事なのは、「中身」と「次の一手」です。

例えば、過去の負の遺産を処理するために損失を出したとか、赤字の原因が明確になっていて、具体的な解決の一手を既に打てているのであれば、それは、前向きな赤字決算です。

その一方で、社長自身が根本的な赤字の原因を具体的に把握できていなかったり、そもそもの問題として構造的な赤字体質であれば、後ろ向きな赤字決算です。

後ろ向きな赤字決算の場合、時間が経てば経つほど、状況は悪くなります。これが経営の原理原則です。経営の世界において、無策な楽観主義ほど怖いものはありません。

どんな厳しい経営環境下においても、上手くいっている会社というのは必ず存在します。逆に、比較的経営環境に恵まれている会社にも関わらず上手くいっていない会社も必ず存在します。

ダイヤモンド財務の社長は、厳しく現実を見極めた上で、未来に繋がる「次の一手」を打ちます。その結果、どんなに厳しい経営環境下であっても、強く永く続く会社に磨き上げます。

ガラス財務の社長は、無策なまま将来を楽観視します。社長が真に向き合うべき経営課題から逃げたまま、時間が経つほど経営が苦しくなっていきます。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは、社長として、どんな未来をつくりたいですか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

 

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