【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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なぜ、次世代経営者こそ「財務」が重要なのか?

第2話:なぜ、次世代経営者こそ「財務」が重要なのか?

多くの経営者は、「売上が増えれば、潰れない会社になる」と考えます。

ですが、職業会計人として10年以上、述べ100人以上の経営者の方々の支援にあたってきた実績と、ある会社の倒産を目の当たりにした経験から、私は断言します。

それは、「売上が増えれば潰れない会社になるのではなく、あくまでも財務が岩盤だからこそ事業を自由自在に操れるから潰れない会社になる。」ということです。つまり、結果としての財務ではなく、財務中心の会社づくりをすることこそが重要なのです。

そもそも、無理に売上を拡大させようとすると、むしろ倒産のリスクが高まるだけという事実に、多くの経営者は気が付いていません。例えば、苦境を脱するために無理な売上拡大を図ったとしたらどうなるでしょうか?

どんなに過剰な販売攻勢を行ったとしても、結局のところ「売れないから」と言ってやむなく値引や掛販売を余儀なくされることは想像に難くはありません。そうなると運転資金は、どんどん苦しくなります。さらに、販売や製造に係る人件費や新規出店・設備投資コストなどは、どんどん増えていきます。

そうなると、BSが肥大化して、資金効率も悪化します。その結果、自己資金がますます目減りし、資金の手当てに・・・と金融機関を頼りにします。気が付くと、金融機関からの資金調達頻度が日を追うごとに増えていき、金利負担も増えて、益々経営が苦しくなる・・・、そんな負のスパイラルに意図せず入ってしまっている会社が多いのが実情です。

つまり、会社経営において最も重要なことは、経営者として正しい経営判断の軸をもつことと、経済環境に左右されない強い財務基盤を構築していくことなのです。そのための手法として、具体的には、以下の3つのポイントに分けて考えることができます。(詳細は、次回以降に記載します。)

ポイント①「数字と情報が集まる仕組みづくり」を行って正しい経営判断をタイムリーに下せる経営管理体制をつくる。
ポイント②「金融機関対応と税務対策の実務」・「オーナー企業の資産防衛戦略」により社長と会社にお金が残る仕組みづくりをする。
ポイント③「ファミリー企業の権限掌握・統治戦略」・「オーナー社長の資産形成戦略」によってお金が増える仕組みづくりをする。

また、さらにいうと、高度経済成長期においては、日本経済全体が成長の一途をたどっていたことから、売上さえなんとか伸びていれば、仮に財務が脆弱であったとしても、破綻リスクが顕在化する前になんとか危機を乗り切ることができたかもしれません。
ですが、時代は変わりました。今の日本は、成熟国家として低成長の道を歩むことを余儀なくされているという事実を決して忘れてはいけないのです。高度経済成長期やバブル期の常識は、もう通用しないのです。

これからの時代は、財務を岩盤にし、ダイヤモンドのように日々磨き上げながら、真に社会に必要とされる事業を手掛けて確実に育て上げていく・・・という経営の原理原則を守らない限り、あっという間に潰れてしまう時代です。 

そして、昨今では、多くの高度経済成長期に設立された中小企業において、世代交代が行われています。社歴でいうと30年~40年以上経過していて、企業のライフサイクルでいうと成熟期~衰退期の会社がほとんどです。
 後継社長にとって、経営状態も良く、人間関係も良好な状態であればベストですが、現実には、経営状態があまり芳しくなく、人間関係もなかなか難しいものがある・・・といったケースがほとんどです。

特に、先代社長の経営手腕に大きく依存していた場合には、先代社長の体調不良や事業に対する判断が時代の変化に合わなくなってくる時期だったりします。そんな中、多くの資産と負債、沢山の従業員や取引先などの利害関係者を背負っての船出というのは、後継社長にとっては、大変な重責です。

そんな状況下においても、ひとたび後継社長として経営責任を負うことになれば、自らが考えて判断し、会社の陣頭指揮をとらなければなりません。

そんなとき、仮に「実は、本当のところは会社の経営状態が良くわからない」とか「ウチの会社の財務状態が良くないのはわかったけど、どう対処したらいいのかわからない」あるいは、「将来に向かってどのような打ち手をすべきか、正直考えられない」としたらどうでしょうか?とても、怖い状況ですよね。 

よく、次世代経営者の方々とお話をすると「まるで、目隠し運転で高速道路を走っているような感覚なんですよ~。」という風におっしゃいます。つまり、最初から大きな責任を沢山背負い、自分自身の理解の及ばないところで、日々会社が日本経済という環境の中で動いている。そして、その動いている方向性があっているのかどうか、とても不安だ・・・ということなのでしょう。
 ですが、そうはいっても、ひとたび経営者となれば、創業5年以内のオーナー社長でも、ベテラン社長でも、土俵は同じなのです。のんびりしていたら、あっという間に苦境に立たされてしまいます。

ユメリアコンサルティングでは、次世代経営者の方々が一日も早く、「目隠し運転で高速道路を走るような感覚」を脱せられるようにご支援したい、あるいは、「毎日頑張って働いているのにお金がなかなか残らない」と感じられている次世代経営者の方に、きちんとお金が残り、そして、増える仕組みづくりのご支援をしたいという風に考えています。

あなたの会社には、経営者として正しい経営判断の軸と、経済環境に左右されない強い財務基盤はありますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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