【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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次世代経営者が目指すべき会社づくりとは?

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第3話:次世代経営者が目指すべき会社づくりとは?

「売上さえあれば、潰れない会社になる・・・」
 「売上さえなんとか増やせれば、お金が貯まる・・・」
多くの経営者は、自分自身を鼓舞するかのごとく、このようなフレーズをよく口にします。恐らく言っている本人は無意識のうちに、あるいは、そう信じているのかもしれません。

企業の営業活動において、この売上を創造するという活動は、極めて重要なことです。ですが、万が一、この「売上さえあれば・・・」「売上さえ増えれば・・・」という考えを、経営判断の基軸としていたとしたら、これはきわめて危険な状態です。というのも、そもそも、売上さえあれば潰れない会社になるというのが真実であれば、この世に「黒字倒産」という言葉は存在しないはずです。

例えば、売上がなかなか伸びないという苦境に立たされている環境下において、無理やり売上拡大のための、販売攻勢を敷いたとしたら・・・どうなるでしょうか?これは、はっきりいって、倒産のリスクを高めているだけにすぎません。

社長の号令で、どんなに積極的な販売攻勢を行ったとしても、結局のところ「なかなか売れない!」という悩ましい状況に陥って、値引販売を余儀なくされる。そうなると、いわば企業の利益の源泉である付加価値、すなわち利幅も減る。

そして、やむにやまれずの掛販売で資金回収速度が遅くなっていく・・・そんな状況を想像するに、難くはありません。そうなると運転資金は、どんどん苦しくなります。

さらに、販売や製造に係る人件費や新規出店・設備投資コストなども、日を追うごとに増えていきます。そうなると、BSが肥大化して、資金効率も悪化します。最悪の場合には、現場人員の疲弊や負荷・不満がピークに達して、大量の人材流失が生じ、その穴を埋めるための人材採用に奔走する・・・というのはよくある話です。

その結果、自己資金がますます目減りし、資金の手当てに・・・と金融機関を頼らざるを得ない状況になります。気が付くと、金融機関からの資金調達頻度が加速し、金利負担も増えて、益々経営が苦しくなって窮地に追い込まれる・・・。

そんな負のスパイラルに、意図せず陥ってしまっている会社は、意外に多いものです。さらにいうと、自社がそのような状態に陥っている、あるいは、陥ろうとしている・・・という事実に、気が付いていない経営者もたくさんいるのが実情です。

ですが、これは「財務」の視点から考えれば、極めて単純で、簡単な話なのです。「会社の経営状態を良くしたい!」「今の苦境を脱したい!」「さらなる成功を手中に収めたい!」の一心で下した経営判断が、会社をさらなる苦境に追い込んでしまう・・・、会社の寿命を自らの手で縮めてしまう・・・。こんなに辛く、苦しいことはありません。

つまり、経営判断をする上での基軸とすべき「財務」の思考がないと、知らず知らずのうちに誤った経営判断を下してしまうリスクをはらんでいるのです。

もし、社員や家族のために、時代の変化や経済環境の逆風に負けない強い会社づくりをしたいと願うのであれば、あるいは、会社経営において何となく目の前に見えない壁が立ちはだかっていると感じられているならば、私は、迷わず「財務中心の会社づくり」をすることをお勧めします。

私は、職業会計人として10年以上経営者の経営支援に携わり、そして、究極の経営課題ともいえる事業承継や企業再生の実務にも携わってきました。小さな会社が大きく成長発展して永続的な成功繁栄を掴む瞬間や、逆に大きな会社がみるみるうちに衰退していく姿、あるいは、ある会社の倒産も目のあたりにしてきたのです。

それらの貴重な経験を通じて強く感じていることは、「長く成功し続ける会社経営を望むならば、財務中心の会社づくりこそが経営である」という事実を決して忘れてはいけない・・・ということです。

多くの成功している経営者は、常に5年後10年後の自社の状況・経済環境下を予測して、あるいは思い描き、そこから逆算して、確実にお金が残る仕組みづくりをし、正しい経営判断の軸にしたがってタイムリーな経営判断を行い、お金が増える仕組みを日々強化していきます。

資金的に余裕のある大企業などでは、当然のようにナンバー2的な役割を担う財務担当役員が必ずいます。

ですが、一般的な中小企業の場合には、そうゆうわけにはいかないため、社長自らが財務の重要性を認識して、自らが陣頭指揮をとって財務中心の会社づくりをしていくよりほかないのです。

自らが積極的に財務中心の会社づくりに取り組まない限り、「事業は順調なはずなのに、なかなかお金が残らない」という状況が改善することはないのです。

会社経営の本質は、少ない元手で多くのお金を稼ぐことであり、その根本には、まず、お金が残る仕組みがあるということが大前提になります。そして、さらにいうと、中小企業の場合には、万が一の時に備えて、社長自身にもお金が残る仕組みをつくっておくということ。これは、事業存続のための大変重要な要素なのです。

財務中心の会社づくりを行わないで、知らず知らずのうちに経営の舵取りをしていたとしたら、「資金不足」「借入依存」の経営体質になってしまったり、あるいは、そこに「赤字体質」が加わってしまうと、そこから抜け出すためには、相当の痛みと苦労が伴う・・・という事実は実際に経験してみないとなかなかわからないのかもしれません。

企業再生の現場では、窮地に陥ってはじめて「財務中心の会社づくりの重要性に気が付いた」という中小企業経営者も数多くいます。しかしながら、そこから実際に再生できる会社というのは、ごくごくほんの一握りなのです。よって、そのような最悪の事態に陥る前に、財務中心の会社づくりをすべきなのです。

つまり、「心から熱中できる事業に心血を注ぎたい!」「事業を自由自在に操れるようにしたい!」「真の成功成長を手に入れたい!」とお考えの次世代経営者こそ、財務中心の会社づくりをすべきなのです。

あなたが、経営者として、本気で実現したい夢は何ですか?ユメリアコンサルティングは、あなたの事業を通じた夢実現を、ダイヤモンド財務®で支えます。

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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