【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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財務に弱い社長が気が付かない「致命的な盲点」

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第59話:財務に弱い社長が気が付かない「致命的な盲点」

「舘野先生、ウチの会社はお蔭様で売上は順調に増えていっています。でも、それなのになぜか、いつも資金が不足してしまうんです。最近では、どうやって銀行から資金調達をしようか、そればかり考えてしまっていてお金の心配ばかりしています。」先般社長に就任したばかりの、とある二代目社長さんからのご相談です。

多くの経営者や、一般的な職業会計人は、「売上が増えれば増えるほど資金も増えて、経営が安定してくるだろうから、きっと潰れない会社になるはずだ」と考えます。

ですが、それは本当でしょうか?

私は、あえて断言します。答えはむしろその逆で、「売上が増えれば増えるほど、資金は益々枯渇していく」という原理原則があるのです。例えば、店舗型のビジネスであれば、新規出店のための費用、商品仕入のコスト、店舗スタッフの人件費、集客のための広告宣伝費など、成長のために先に資金を投下しなければなりません。

それからさらに、商品の製造販売を行っているのであれば、場合によっては新規設備を購入したり、工場を増床したりと、新商品の製造コストも計算に織り込んでおかなければなりません。

その後、順調に売上が増えていったとしても、損益計算書(PL)上利益が計上され、税金計算上も課税所得が発生すれば、当然、納税資金の確保も必要になってきます。増収増益ということであれば、場合によっては、頑張ってくれたスタッフのために・・・と決算賞与も必要になってくるかもしれません。

つまり、売上を増やそうと思えば思うほど、そして、そのスピードが速ければ早いほど、お金の入金よりも、支払が先行して資金が苦しくなる・・・という原理原則があるのです。

ですから、売上拡大を図る一方で、資金繰りの管理が出来ていなかったり、在庫や売掛金などで限りある貴重な資金を不用意に寝かしてしまったり、あるいは、身の丈を超えた過剰な設備投資や場当たり的な資金調達、さらには、間違った資金調達などをしてしまった場合には、知らず知らずのうちに「黒字倒産」という落とし穴に近づいて行ってしまっているのです。

大切なことは、出来る限りそうならないよう、早い段階で財務中心の会社づくりの重要性に気が付き、「儲かって、潰れない会社づくり」「利益を残して、お金が残る強い財務体質づくり」を目指すべきなのです。

想像してみてください。

たとえば、利益率10%の会社が、1,000万円の利益を稼ごうと思ったら、一体いくらの売上が必要になるでしょうか?単純計算でも、1,000万円÷10%で1億円の売上が必要になります。もっといえば、もし、利益率が1%だったとしたら、1,000万円÷1%で10億円の売上が必要になってきます。

ですが、売上を増やすことなく、お金をしっかり残すことができたとしたらどうでしょうか?先ほどの例でいえば、1億円の売上を増やすことなく、1,000万円のお金を残せたら・・・。10億円の売上を増やすことなく、1,000万円のお金を残せたら・・・。

金融機関に頼ることなく、そして、財務の心配をすることなく、好きなときに、好きな分だけ新規事業投資ができたり、研究開発ができたり、最新鋭の設備を購入したり、優秀な人材採用を積極的に行ったり・・・。そんなことが可能になったら、社長として選べる経営判断の選択肢が、大きく広がると思いませんか?

売上に頼ることなくお金を創り出す。これこそが真の「財務のチカラ」であり、財務中心の会社づくりをしている社長が実践している経営手法なのです。しかしながら、財務中心の会社づくりには、一般には知られていない絶対的な手順と、見落としてはいけない幾多のチェックポイントが存在します。

当社では、この財務中心の会社づくりの成功の要諦を、同族会社のオーナー社長・二代目社長向けに、セミナーやコンサルティングの現場にて日々お伝えをしています。

多くの社長は、「売上を創る能力」イコール「お金を残す能力」と考えます。しかし、それは間違いです。「売上を創る能力」と「お金を残す能力」は、全く別の能力なのです。

最も重要なことは、その事実にいち早く気が付き、財務中心の会社づくりを行うことにあります。そして、この財務中心の会社づくりは、他の誰でもない「社長にしかできない仕事」であるという事実を、決して忘れてはならないのです。

売上のチカラに頼ることなく、財務のチカラでお金が残せていますか?
 あなたは、社長として「お金を残す仕事」を全う出来ていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

【フェイスブックページ】https://www.facebook.com/yumerea

【セミナー案内】https://www.yumerea.co.jp/seminar_lp

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舘野 愛

この記事の監修・執筆者

舘野 愛(Tateno Ai)

ユメリアコンサルティング株式会社 代表取締役

同族会社専門 ダイヤモンド財務®コンサルタント

法政大学経営学部卒業後、中央青山PwCコンサルティング株式会社、税理士法人みらいコンサルティングを経て現職。財務顧問部の責任者として数多くの同族会社の支援(経営財務・事業承継・企業再生など)に従事。ある同族会社の倒産を目の当たりにした経験から、「財務は会社と社長一族の命運を左右する」と痛感し、日本初の同族会社専門コンサルティング会社を設立。

20年以上にわたり1,300人以上の同族社長を指導。売上や借金を増やさずに1年で手元資金を2倍にした事例や、実質無借金経営の実現、相続税の9割圧縮など、あらゆる角度からお金の悩みを解決する「ダイヤモンド財務®」プログラムを開発・指導している。2017年・2020年には「日本の専門コンサルタント年鑑」で厳選実力者として紹介される。

■ 保有資格

  • 税理士(東京税理士会・登録番号109556号)
  • AFP(認定番号51535999)
  • プロコーチ(GCS認定コーチ・認定番号1406SJ0951)

■ 著書・執筆実績

  • 『社長と会社にお金が残る仕組みの作り方 ダイヤモンド財務戦略』(エベレスト出版)
  • 『同族会社のためのダイヤモンド財務3つのポイント』(日本コンサルティング推進機構)
  • 『企業再編・組織再編入門』(日本実業出版社・共著)

■ メディア掲載・出演実績

  • 日本経済新聞:書籍「ダイヤモンド財務戦略」掲載(2025年12月)
  • 日本歯科新聞(アポロニア21):特集インタビュー掲載(2025年9月)
  • 近代中小企業:3ヶ月連続連載「社長がお金の落とし穴にハマる理由」ほか(2019年)
  • その他:東京商工会議所(東商社長ネット)、海外投資新聞、FM-FUJIなど多数

■ 講演実績

  • 主催セミナー:「新春三大経営戦略」特別セミナー(2026年1月)
  • 商工会議所:岡山、千葉、宇都宮、新潟、富山黒部、群馬渋川、埼玉浦和など全国多数
  • その他:中小企業家同友会(町田、荒川)、民間企業など多数