【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す財務

当コラムは、「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない」「節税して税金から『会社』と『財産』を守りたい」「銀行対応で失敗したくない。借金を減らしたい」「無策なままの事業承継・相続対策。将来が不安」とお考えの同族会社のオーナー社長・二代目社長向けのコラムです。
「お金を残す財務」「節税対策・税金対策」「銀行対策・銀行融資」「事業承継・相続対策」に関する気づきやヒント、エールをお伝えします。(毎週水曜日更新)

永続的成功発展に不可欠な投資の考え方

第69話_フルサイズ_JPEG横500.ppt

第69話:永続的成功発展に不可欠な投資の考え方

「舘野さん、今年は沢山投資をして会社をもっともっと大きく成長させていきたいんです。そのために、どんな投資にも耐えられるような潰れない強い会社づくりをしたいと思っています。」新年早々、ロケットスタートを目指して経営計画を練りに練っていらっしゃる関西地方の二代目社長さんの一言です。

「今年こそ、○○の分野でNo.1を勝ち取りたい・・・」
「○○でオンリーワンの存在になりたい・・・」
「2016年は、新規事業を立ち上げ成功させたい・・・」
「売上規模は○億円、利益率は○%、人員は○名を目指したい・・・」
「社員や家族の安心と幸せ、実りある豊かな日々を守りたい・・・」

などなど、多くの経営に前向きな社長は、忙しい年末年始のさなかでも心身ともに英気を養いつつ、気が付いたら自社の「未来」をアタマの中でしっかりと想い描いているものです。

そして、その未来を実現させるために、必要な時に必要なだけ事業投資が出来て、事業を自由自在に操れる状態を創り出す・・・、これこそが、真に永続的な成功繁栄を目指す社長が一番最初に取り組むべき会社づくりなのです。

夢を現実にするのが、「財務のチカラ」です。
一瞬の栄華ではなく、永続的な成功繁栄を支えるのが、「財務のチカラ」です。

多くの社長や一般的な職業会計人は、「売上が増えれば、潰れない会社になる」と考えますが、それは大きな間違いなのです。財務中心の会社づくりこそが、事業永続のためのキーポイントなのです。

正しい財務戦略を持たない会社は、仮に、一時的な栄華を掴むことが出来ても、それを継続させていくことは出来ません。場当たり的な資金調達を繰り返し、小手先の戦術のみをその場その場で講じて会社の寿命を引き延ばしたとしても、根本的に会社が良くなることは絶対的にあり得ないのです。なぜなら、社長自身が会社を存続させるために必要な「決断」をすることから逃げているからです。

真に会社を大きく成長させていくためには、必要な時に必要なだけ投資ができる状態が不可欠であり、その投資を継続できる状態を支えるのが財務のチカラなのです。

投資と一口に言っても、その種類は実に様々で、一般的なところでいえばヒト・モノ・カネ、最近では、情報や時間などについても継続的な投資が欠かせない時代になっています。

ヒトでいえば、人員を増強するための新規採用だったり、今いるスタッフの能力を強化するための人材教育などが挙げられます。モノであれば、最新鋭の設備を購入して生産性向上を目指したり、新規店舗のオープンや既存施設の維持修繕、場合によっては社内の経営管理体制を強化するためのインフラ整備が必要ということだってあります。

それから、最近では、良質な情報とスピード、これも成功には不可欠です。

優れた経営者ほど、成功にかかる時間を確実に短縮するための叡智やノウハウに対する投資を進んで行います。自力で取り組んだら5年~10年かかってしまうような道のりであっても、その道のプロと共に歩むことで、半年~1年で目的地へ辿り着くことだってできます。例えば、当社のようなコンサルティングの場合は、時間の短縮もさることながら、無駄な時間やお金・人件費の浪費を未然に防ぐとともに、不必要な資金調達に係るあらゆるコストを削減することができるようになるため、その分、貴重な限りある経営資源を将来の成長分野に集中することができるようになるのです。

大企業に比べて中小企業の場合は、経営資源が非常に限られています。だからこそ、この限りある貴重な経営資源、特に「資金」をどの分野にどれだけ投資するのかという経営判断は、自社の将来を左右する大変重要な経営判断になってくるのです。

しっかりと利益を出し、内部留保をし、確実に手元にキャッシュを残す・・・。
そして、そのキャッシュを次の成功のために投資に回す・・・。
この善循環を早期に確立していくことこそが最も重要な思考軸なのです。

将来的な利益・資金の増加に貢献し、その結果、内部留保が増え手元のキャッシュが残ることが明確なものに対する投資を躊躇していたのであれば、いつまでたっても現状から抜け出すことはできません。

逆に、将来的な利益・キャッシュの増加に貢献することが明確でないものについてまで、限りある資金を無意識のうちに使っていたのでは、いつまで経ってもキャッシュは残りません。

つまり、「儲かって、潰れない」、「利益を出して、お金が残る」強い財務体質をつくるためには、正しい財務戦略が必要不可欠なのです。

あなたも、飛躍の2016年のために財務中心の会社づくりを目指してみませんか?
2016年があなたにとって実りある飛躍の一年になりますことを、心より祈念申し上げます。

 

ダイヤモンド財務®コンサルタント
舘野 愛

————————————————————————————
【同族会社のオーナー社長・二代目社長専門の財務コンサルティング機関】
社長と会社にお金を残す!増やす! 儲かる資金繰り・節税対策・資金調達
 100年企業を目指す「ダイヤモンド財務®」のユメリアコンサルティング
————————————————————————————