【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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盲目経営ではお金は残らない

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第148話:盲目経営ではお金は残らない

「舘野先生、ウチの会社は、決算が締まらないと最終的な利益がわからないんです。今年は忙しい年だったので、きっとたくさん利益が出るだろうと思っていたら、もう少しで赤字に転落するぐらいでして・・・。正直ショックを受けました。」社長に就任されて3年経過したとある関西地方の後継社長さんの一言です。

多くの社長は、このように考えます。
「決算書は、年に1回だけ税金計算のための作るもの・・・」
「決算書は、銀行からお金を借りるために必要・・・」
「お金のことは、預金通帳と売上だけみておけば大丈夫・・・」

もし、あなたもこのように考えているとしたら、それはたいへん危険な状態であるということに気が付かなければなりません。確かに、税金計算をしたり、銀行からお金を借りるためには、決算書が必要です。しかし、それらはあくまでも決算書が担う役割のほんの一部にしかすぎないからです。

あくまでも決算書は、自社の過去のお金の流れが数字で表現されているものです。したがって、「未来」に向かって会社を経営していく社長が、「過去」だけを見ていては会社の経営は成り立ちません。しかし、「過去」を知らずして、より良い「未来」を描くというのは、さすがに無理な話です。

会社の「未来」は、あくまでも「現在」と「過去」という歴史の上に積み重なっていきます。どんな会社でも、必ず「クセ」や「特徴」があるものです。その「クセ」や「特徴」には、いいものもあれば、当然悪いものだってあります。だからこそ、自社の「過去」が数字で表現されている決算書を読み解き、自社のより良い「未来」に繋がる「次の一手」を打つべく正しい経営判断に活かすべきなのです。

いわば、決算書は、会社の今までの経営状態を示した、会社にとっての健康診断の結果が反映された「カルテ」のようなものであり、経営のヒントがふんだんに詰まった「宝の地図」のようなものなのです。

言うまでもなく本来の社長の役割は、「自社の経営状態を的確に把握し、会社を明るい未来へ導くこと」です。したがって、決算書は、社長にとって、会社経営を成功繁栄に導くために最も重要なツールなのです。だからこそ、強い財務の会社の社長は、その事実を強く認識しているため、自社の将来の経営判断のために決算書を読みこなしているのです。

あくまでも、年に1回だけ決算書を作成するというのでは遅すぎます。タイムリーで的確な経営判断をするためには、決算書は、年に一度ではなく、月次で作成することが最も重要なのです。

月次決算をすることによって、
「きちんとキャッシュフローが増えているか?」
「借入と売上のバランスは適正なレベルか?」
「部門別・支店別・商品別の売上、利益の状況はどうか?」
「一人当たりの売上高や粗利益は伸びているか?」
「人件費の割合は、適正な水準なのか?」
など、様々な視点から自社のお金の流れを数字で把握することができるようになります。ここで大切なことは、社長は、様々な視点から定期的に確認・点検をし、自社が進むべき方向性から見て、あるべき姿に向かっているかどうかを客観的に把握することなのです。つまり、月次決算のスピードが速ければ速いほど、その意思決定のサイクルが早まるため経営の質が向上していくのです。

会社の未来を見据えて、
「次の投資(設備・採用・広告)にいくらぐらい使えるのか?」
「決算の着地は、どうなる見込みなのか?」
「今期の納税は、どれぐらい発生しそうなのか?」
「銀行借入は、どのような条件で交渉するのがベストなのか?」
このように社長が将来のお金の使い方、残し方を考えることが最も重要なのです。そして、そのためには、絶対的に月次決算が不可欠なのです。月次決算は、財務中心の会社づくりのスタートラインのようなものであり、あくまでも会社の「未来」を創るための重要なツールなのです。

もし、あなたが自社の今期の着地見込みを聞かれて売上しか数字で即答できなければ、直ちに財務中心の会社づくり必要性があるということに気が付くべきなのです。

あなたの会社には、タイムリーで正確な経営判断を下すためのモノサシがありますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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