【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す会社財務

当コラムは、「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない」「節税して税金から『会社』と『財産』を守りたい」「銀行対応で失敗したくない。借金を減らしたい」「無策なままの事業承継・相続対策。将来が不安」とお考えの同族会社のオーナー社長・二代目社長向けのコラムです。
「お金を残す会社財務」「節税対策・税金対策」「銀行対策・銀行融資」「事業承継・相続対策」に関する気づきやヒント、エールをお伝えします。(毎週水曜日更新)

「会社を永続させる社長」と「会社を潰す社長」を分かつ違い

第158話:「会社を永続させる社長」と「会社を潰す社長」を分かつ違い

「舘野先生、今までいかに自分の会社のことが分かっていなかったか、ようやくわかるようになってきました。最近、もっと早く舘野先生と出会っていたら・・・って、本気で思うんですよ。」財務中心の会社づくりを始めて数ヶ月。とある中部地地方の後継社長さんが、コンサルティング中にポツリとおっしゃった一言です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関ですので、全国各地より、会社経営にまつわるお金の悩みを抱えた社長さん方がお見えになります。これまで当社は、日本唯一の同族会社専門の財務コンサルティング機関として、あくまでも「同族会社の財務」だけに専門特化し、徹底的に「社長と会社にお金が残る仕組み」をつくることだけに、集中してまいりました。

しかし、ひとくちに会社経営にまつわるお金の悩み、財務の悩みといっても、個々の会社の状況や社長の置かれている立場によって、それぞれ異なってくるものです。

例えば、
「経営判断を下そうと思っても、判断の基軸になるものがなくて困っている・・・。」
「決断をしようと思っても、いつも結局、決められない・・・。」
「会社のお金のことを税理士や経理担当者に聞いてもサッパリわからない・・・。」
「いつも気が付いたら銀行のいいなりになってしまっている・・・。」
「銀行に振り回されてばかり。いつか会社を潰されてしまうのでないかと不安・・・。」
「先代社長の相続対策をしなければいけないけど、どうしたらいいかわからない・・・。」
「内部留保や手元資金を増やしたいのに、ゼンゼン借金が減っていかない・・・。」
などなど・・・。あなたの会社は、どうでしょうか。同族会社の社長であれば、少なくとも一つは「ドキッ」とするものがあるはずです。

では、ここでひとつ質問なのですが、これらの会社経営にまつわるお金の悩みについて、あなたは、具体的に何か対処ができていますか?

特に会社経営にまつわるお金の悩みがないという方はさておき、そうでない場合は、これらの悩みを解決するための対策を打つべきですし、それは、社長自身が一番よくわかっているハズです。しかし、残念ながらほとんどの場合は、対処されることなく、放置されてしまっているのが実情なのではないでしょうか。

では、それは、なぜでしょうか?

その理由は、財務の悩みを解決するための「相談先」が、一般には知られていないからです。ほとんどの場合において、相談すべき相手を間違ってしまっているため、いつまでたっても改善しなかったり、ひどい場合は、間違った方向に進んでしまって、さらに財務が悪化してしまっていたりするのです。

財務の相談を、先輩の社長仲間や、先代社長、顧問税理士にしたとしても、結局、「あなたの会社はいい会社だからきっと大丈夫・・・」とか「社長はみんなそんなものだから・・・」などと、はぐらかされてしまって、うやむやになってしまってはいないでしょうか。特に、社長になりたての人は、「社長業」の全てが初めてですので、周囲に確かな相談先がいなければ、まさに「目隠し運転で高速道路を走るような感覚」が延々と続くことになってしまうのです。これは、想像を絶する恐怖とストレスの世界です。

実際に、当社にご相談にお見えになられる社長さん方も、よくこのようにおっしゃいます。
「こういった相談ごとを誰に相談したらいいのかわからなかった・・・」
「顧問税理士が教えてくれるものだと、今までずっと勘違いしていた・・・」
「経理に任せておけば大丈夫と先代社長に言われて、過信していた・・・」
特筆すべきことは、社長になりたての新人社長ではなく、10年以上社長業をやられている社長さんでさえ、このようにおっしゃるということです。これは、大変深刻な問題です。

そもそもの大前提として、「会計」は既に起きたお金の流れに沿って行うものです。したがって、あくまでも起点は「過去」にあります。つまり、税理士や経理担当者の仕事は、既に起きたお金の流れに沿って会計処理をして税金計算をするのが仕事なのです。

それに対して、「財務」の起点は、あくまでも「未来」にあります。「どうやって儲かって潰れない会社にしようか?」「どうやって利益を出してお金が残る強い財務体質をつくろうか?」を考えるのが、財務なのです。つまり、あくまでも財務は、会社の未来を創るための社長のための実務なのです。

「財務を知っている社長」と「財務を知らない社長」とでは、5年後10年後の未来が大きく変わります。誤解を恐れずに言えば、その差は、まさに「事業を永続させる社長」と「会社を潰す社長」といっても言い過ぎではないぐらいなのです

あなたの会社は、財務中心の会社づくりができていますか?
あなたは社長として、「財務」で会社の未来が描けていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント
舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みのつくり方
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