【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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お金が残らない社長が陥りやすい「勘違い」とは?

 

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第184話:お金が残らない社長が陥りやすい「勘違い」とは?

「舘野先生、ウチの会社はいつも忙しいのに、気が付いたらいつもお金が足りなくなっているんです。自分なりに毎月の数字もちゃんと把握しているつもりですし、経理が資金繰り表だってちゃんとつくっています。顧問税理士だって毎月来てくれています。でも、いつもお金がないんです。」とある四国地方の2代目社長さんからのご相談です。

多くの社長は、このように考えます。
「自分なりに本を読んだり、セミナーで勉強したりしているのに、どうして思うようにお金が残るようにならないんだろうか…」

「経理担当者や現場のスタッフは、いつも会社のお金に関する情報や売上に関するデータを集めてくれるけど、結局最後は『売上を増やせ』という話になってしまう…」

「顧問税理士は、毎月訪問して帳簿をチェックしてくれるけど、指導内容は消費税の入力間違いばかり。一体いつも何を見ているのだろうか…」

あなたは、どうでしょうか?

自分なりに「財務」の勉強をしてきたつもりだけど、イマイチ思うように結果がでない、ズバリ「いつもお金が残らない」という風に感じるのであれば、根本的な部分で、大きな勘違いをしてしまっている可能性があります。

特に、真面目で勉強熱心な社長ほど、会社経営にまつわるお金のこと、つまり「財務」の学び方を間違えてしまうことがあるので、特に注意が必要です。

まず、社長が一番最初に知っておかなければならないのは、「決算書」に関する能力は、大きく分けて3種類あるという事実です。

そして、この事実を知ることが、真に「お金を残すために必要な能力は何か?」を理解する第一歩になります。

まず、決算書にまつわる能力の1つ目としては、「決算書をつくる能力」があげられます。

具体的には、日々の経理処理をして、伝票を起票し、決算書を作成するという一連の実務的な作業を滞りなくこなす能力です。

具体的には、経理担当者は、会社の過去のお金の流れに沿って、仕訳を会計ソフトに入力して、試算表を作成します。そして、顧問税理士は、経理担当者が入力した仕訳伝票に間違いがないかをチェックします。ここで顧問税理士が見ているのは、あくまでも「税金計算をするための正しい情報」としての会計データです。

したがって、あくまでも視点は「過去」の会社のお金の流れに沿って、税金計算をする「税務の専門家」という視点です。

つまり、決算書にまつわる一つ目の能力の「決算書をつくる能力」は、「経理担当者」と「顧問税理士」が持っていればよいのです。勉強熱心な社長ほど、「まずは簿記の勉強をしなければならないのではないか…」「経理や会計の知識がないと…」と考える傾向にありますが、一生懸命勉強したところで、「社長業としての財務」に繋がることはありません。

それから、決算書にまつわる二つ目の能力としてあげられるのが、「決算書を読む能力」です。

決算書を見て、その会社の状況を把握する能力になるので、銀行の担当者や営業マンにとって必要な能力です。社長の中には、「営業畑出身者」という方も多く、社長就任前に「決算書を読む能力」を習得したという話もよく伺います。

しかし、「決算書を読む」ことができても、それを自社で生かせなければ、「社長業としての財務」に繋がらないのです。

それから、決算書にまつわる三つ目の能力としてあげられるのが、「決算書を使いこなす能力」であり、これこそが「社長」にとって必要な能力です。

しかし、残念ながら、現実問題として、「決算書を使いこなす能力」を持っている社長は、私が知る限り、100人いたら1人いるかいないかぐらい…といっても、言い過ぎではありません。

ほとんどの社長が、自分の会社の決算書を「眺める」ことはできても、それを自社の経営判断に落とし込むという部分までできていないのです。

真に会社にお金を残し、「儲かって潰れない」「利益を出してお金が残る」会社づくりを目指すのであれば、社長は、まず、「決算書を使いこなす能力」を持つことが最も重要なのです。そのための具体策として、社長は、「財務」を学ぶべきなのです。

社長が「財務」を知らない会社は、自分の会社の決算書を眺めるだけで、その後の具体的打ち手を自ら考えるという財務思考を持ち合わせていません。

そのため、自分の会社の調子が悪くなっても、その原因を具体的に特定することができず、善後策を講じることができないまま、ただただ時間だけが過ぎていきます。そして、膨大な時間とお金を垂れ流し続けていてもその事実に気付くことさえできないのです。

その一方で、社長が「財務」を知っている会社は、万が一自分の会社の調子が悪くなっても、その原因を正確に特定して、すぐに善後策を講じる財務思考があります。

その結果、時代の変化や経済環境の逆風に負けることはありません。どんな時でも事業を自由自在に操ることで、盤石の財務基盤が会社の成長を後押しします。

あなたは、社長として「財務」の視点から決算書を使いこなせていますか?
 財務中心の会社づくりで、儲かって潰れない、利益を出してお金が残る会社を目指しませんか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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