【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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成功する2代目社長に共通する財務思考

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第194話:成功する2代目社長に共通する財務思考

「舘野先生、ウチの会社は、とにかく売上を上げないといけないんです。売上をあげないと、赤字になってしまうし、投資もできないんです。」先日、社長に就任されたばかりのとある2代目社長さんの一言です。

当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)専門機関なので、会社経営にまつわるお金の相談ごとが毎日のように寄せられます。

お金が残らない原因は「売上」ではなく「財務」にある

次々と事業を通じた夢を実現させていき、地域や、ある特定の分野においてナンバーワンの地位を確立していく社長には、ある共通点があります。

それは、「会社の未来を創るために、積極的に投資をする」という、いわば「攻めの財務思考」を持っているという点です。

ところが、皮肉なことに多くの社長が「ウチでは投資が必要だ」といいつつ、実行に移せていないものなのです。

むしろ、現実には、「事業永続のために、事業投資する」という経営戦略を練ることよりも、節税対策や節約に一生懸命な社長さんの方が、想像以上に多いのです。

あくまでも、経営の本質は、「最小の元手で、最大の利益を稼ぐこと」に他なりません。

そのためには、まずは、投資をして、その上でリターンを最大化するという基本的姿勢がなければ、経営者としてやっていけませんし、ましてや社員やその家族の生活を守ることなんて不可能に近い話なのです。

つまり、社長が次世代に続くような強い会社づくりを真に願うのであれば、会社の未来を創るために、「継続的な事業投資」は、絶対的に不可欠なのです。

ここでいう事業投資とは、新たな顧客を獲得したり、新たな商品サービスを開発したり、自社にない知見や技術を獲得したり、社員や組織そのものを強化するためのものだったり、自社をより強くしていくために絶対に欠かせないものです。

しかし、「投資」をすれば、当然、一時的にお金は会社から出ていきますし、その「投資」の性質によっては、投下資金を3年で回収できて、10年後に何十倍にもなって返ってくる会社の大きな財産になるようなものものあれば、残念ながら日の目を見ないというものもあるかもしれません。

しかし、社長自身が「財務思考」を持っていれば、「予想より上手くいった場合のシナリオ」「想定通りのシナリオ」「思いのほか上手くいかなかった場合のシナリオ」を数字に落とし込んで、具体的に検討することができます。

財務思考のある社長は、失敗する確率を極限まで減らすと同時に、成功する確率を最大化するための経営の打ち手を「財務」の視点から何度も何度も考えていますから、時の経過とともに、経営の質そのものが自然と磨かれて洗練されていきます。

あくまでも、全ての意思決定を下すにあたって、「継続的な事業投資に耐えうる強い財務体質に磨き上げる」という基本姿勢がありますので、月日を重ねるごとに、ドンドン強い財務の会社に磨き上げられていくものなのです。

会社潰す2代目社長に共通する負の思考原則

その一方で、10年、20年と社長を務められていてもなかなか経営が上手くいかないという社長にお目にかかることがあります。

もちろん、経営が苦しくなった要因は千差万別ですし、想定外の不運に見舞われたり、経営環境が悪化したり…というものもないわけではありません。

しかし、15年以上にわたって、さまざまな社長さんと関わらせていただいておりますが、「投資をするために、売上を上げなければいけない…」「とにかく売上をあげなければいけないんだ…」とおっしゃる社長さんの中で、成功している方を、私はこれまでにみたことがありません。

もしかしたら、「節約主義」「売上至上主義」の経営方針で成功している社長さんも世の中探せばいるのかもしれません。

しかし、私の経験上、このような会社の場合、そもそもの大前提として、社長さん自身が「自社の根本的な経営課題」を本当の意味で、正しく認識できていないように感じるのです。

なぜなら、誤解を恐れずに申し上げるなら、ハッキリ言ってこのような場合、そもそも「売上を上げる」以前の問題で、社長の「財務に対する理解不足」自体に、根本的な問題があるからです。

しつこいようですが、「売上を増やせば、潰れない会社になる」わけではありません。

真に豊かに成長発展していきたいと願うのであれば、社長は、節約や売上を増やすことだけを考えるのではなく、「どうやったら儲かって潰れない会社になるのか?」「どうしたら利益を出してお金が残る会社になるのか?」をもっと根本的に、小手先の戦術的なレベルではなく、中長期的な戦略レベルで考えられるようにならなければ、ならないのです。

社長が財務を知らない会社は、もし仮に売上が一時的に上がったとしても、結局、根本的な「財務」の問題は解決されることはありません。

そうなれば、いつまで経っても経営は苦しいまま、いつまで経ってもお金が残らないままの負のスパイラルからずっと抜け出せません。そしてそのツケは、社員やその家族、次世代へと続いていくことになるのです。

本当に大切なことなので、あえて申し上げますが、「財務」は、社長業の中で最も重要な社長の実務です。

あなたは、社長として「財務」の実務が全うできていますか?
「節約至上主義」「売上至上主義」の経営手法で、会社に未来はありますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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