潰れない会社づくりに不可欠な〇〇

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第239話:潰れない会社づくりに不可欠な〇〇

「舘野先生、私は社長に就任して10年以上経つのですが、今まで自分の会社の決算書をまともに見たことがありません。正直に言うと、どうやって見たらいいのかサッパリわからないんです。」先般、セミナーに参加されて、個別相談のためにご来社された近畿地方の2代目社長さんの一言です。

当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)実務の専門機関なので、実に、様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。特に、当社は「同族会社専門」ということもあって、2代目社長さんや3代目社長さんなどの後継社長さんや、ご自身で会社を創業なさったオーナー社長さんも数多くお見えになられます。

そんなこともあって、ご相談の内容も実に様々なのですが、自分の会社のお金の流れを数字で具体的に理解できず困っている…そんな社長さんが数多くいらっしゃいます。特に、2代目社長・3代目社長さんほどその傾向が強いのですが、それには、どうしてもそうならざるを得ない理由があります。

 

後継社長ほど財務が不可欠な理由

2代目社長・3代目社長などの後継社長さんの場合は、最初からたくさんの資産や負債・従業員や取引先など一手に引き継ぐことになります。一言で言うと、既に、事業基盤が確立しています。それに、往々にして個々の取引金額が大きくなっているため、なかなかイメージがわきにくいものです。

事業規模が大きく、取引金額が大きくなればなるほど、ますます会社のお金の流れがわかりにくくなっていく…これは当たり前の話です。そこで重要になってくるのが、社長自身が自社の決算書の内容を正しく理解して、将来に向かっての次の一手を打つための経営判断の基軸として、「決算書を使いこなす能力を身につける」ということなのです。

よく、「自分の会社の決算書がよく分からない…」「月次決算の数字をみてもピンとこない…」「経理や税理士の説明を聞いても、イマイチ実感が持てない…」というご相談を受けますが、それは、そもそも社長自身が社長として「決算書を使いこなす能力」が備わっていないことが原因です。

中には、経理や会計事務所側に問題があって、会計処理が間違っていたり、本当に必要な情報が社長に届くような体制ができていなかったりすることがあります。しかし、そのようなケースであっても、その見極めをするための基礎として、社長自身が決算書を使いこなすための能力がなければ、問題の根本原因を特定することはできないのです。

 

社長にとって、決算書は使いこなすもの

あくまでも、世間一般で公開されている情報は、「決算書をつくる人向け」や「決算書を読む人向け」のものであって、真に社長が身につけるべき「決算書を使いこなす能力」とは視点が大きく異なるものなのです。したがって、その大前提を知った上で情報を集めたり、勉強をしたりしないと、いつまで経っても成果が出ず、ただ単に使えない予備知識ばかりが増えていくことになるのです。 お金が残らない会社の社長の傾向

最短最速で成果を掴みたいと願うのであれば、社長が身につけるべきなのは、あくまでも「決算書を使いこなす能力」です。「決算書をつくる能力」でもなければ、「決算書を読む能力」でもありません。真に必要なのは、自分の会社の決算書を読みこなし、将来に向かってどのような次の一手を打とうか…これを具体的に判断するための基軸として、「決算書を使いこなす」のです。

逆に、この決算書を使いこなす能力を持たないまま社長業を担っているのであれば、大変厳しいもののたとえになりますが、「目隠し運転で、高速道路を走る…」「コンパスを持たないまま、航海に出る…」「コックピットの計測器がない飛行機でフライトする…」ような状態なのです。

そして、その現実に気付けるのは、たった一人「社長」だけです。誤解を恐れずに言えば、社長がその事実に気付けるかどうかで、強く永く続く会社になるか…、会社を潰してしまうか…が決まるのです。 強い財務の会社がBS(貸借対照表)を重視する理由

ダイヤモンド財務の社長は、強く永く続く会社づくりをするための実務として「決算書を使いこなす能力」を磨きあげます。潰れない会社づくりを実践するための実務として、財務を身につけるのです。

ガラス財務の社長は、「売上さえ見ていれば大丈夫…」「銀行の通帳だけで十分…」と考えます。しかし、財務の実務を甘く考え、表面的な数字情報だけを眺めていても、決して経営が良くなることはありません。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。もっといえば、会社の未来を創ることです。

あなたは、社長として、会社の未来をつくれていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

【フェイスブックページ】https://www.facebook.com/yumerea

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舘野 愛

この記事の監修・執筆者

舘野 愛(Tateno Ai)

ユメリアコンサルティング株式会社 代表取締役

同族会社専門 社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家
100年続くキャッシュリッチ経営「ダイヤモンド財務®」開発者

法政大学経営学部卒業後、中央青山PwCコンサルティング株式会社、税理士法人みらいコンサルティングを経て現職。財務顧問部の責任者として数多くの同族会社の支援(経営財務・事業承継・企業再生など)に従事。ある同族会社の倒産を目の当たりにした経験から、「財務は会社と社長一族の命運を左右する」と痛感し、日本初の同族会社専門コンサルティング会社を設立。

20年以上にわたり1,300人以上の同族社長を指導。売上や借金を増やさずに1年で手元資金を2倍にした事例や、実質無借金経営の実現、相続税の9割圧縮など、あらゆる角度からお金の悩みを解決する「ダイヤモンド財務®」プログラムを開発・指導している。2017年・2020年には「日本の専門コンサルタント年鑑」で厳選実力者として紹介される。

■ 保有資格

  • 税理士(東京税理士会・登録番号109556号)
  • AFP(認定番号51535999)
  • プロコーチ(GCS認定コーチ・認定番号1406SJ0951)

■ 著書・執筆実績

  • 『社長と会社にお金が残る仕組みの作り方 ダイヤモンド財務戦略』(エベレスト出版)
  • 『同族会社のためのダイヤモンド財務3つのポイント』(日本コンサルティング推進機構)
  • 『企業再編・組織再編入門』(日本実業出版社・共著)

■ メディア掲載・出演実績

  • 日本経済新聞:書籍「ダイヤモンド財務戦略」掲載(2025年12月1日・2026年6月4日)
  • 日本歯科新聞(アポロニア21):特集インタビュー掲載(2025年9月)
  • 近代中小企業:3ヶ月連続連載「社長がお金の落とし穴にハマる理由」ほか(2019年)
  • その他:FM-FUJI、海外投資新聞、Webメディア「社長の履歴書」など多数

■ 講演実績

  • 主催セミナー:ダイヤモンド財務の実践法セミナー(70回以上開催)・「新春三大経営戦略」特別セミナー(2026年1月)
  • 商工会議所:岡山、千葉、宇都宮、新潟、富山黒部、群馬渋川、埼玉浦和など全国多数
  • その他:中小企業家同友会(町田、荒川)、株式会社識学他民間企業など多数