【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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経営改善病にかかる社長の共通点

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第250話:経営改善病にかかる社長の共通点

「舘野先生、自分は社長に就任して10年経ちます。毎年、売上を増やしながら、利益もちゃんと出しています。人だって育てて組織づくりも頑張っています。でも、それなのにお金が残らないんです。毎年、同じことで悩んでいるけど、どこに問題があるかがわからないんです。」関西地方にお住まいのとある2代目社長さんからのご相談です。

早いもので、2019年も折り返し地点。2019年のうち、半分が経過しましたから、泣いても笑っても2019年の後半戦に突入した…ということになります。日々忙しく動き回っている社長さん方からすれば、「あっという間に半年経っていた…」という感覚かもしれません。ですが、会社の未来を正しい方向に導き、地域経済のリーダーである同族社長ほど、物事の「節目」を意識して、自社の過去・現在・未来を定点観測しなければなりません。

経営課題は、社長が意図して「前進」させるもの

特に、社長こそ意識しなければならないのは、「自社の経営課題が、前進しているか?」という視点です。この視点は、非常にシンプルではありますが、大変重要なものでもあります。

ちなみに、ここでいう「前進」とは、必ずしも「売上アップ」のことを指しません。「前進」という言葉を使うと、「売上拡大」「業務拡大」を思い浮かべるかもしれませんが、時と場合によっては、戦略的に「売上を減らして、利益を増やす」こともあります。あるいは、「残したいキャッシュから逆算して、融資期間・金利を見直す」という選択をすることだってあります。あくまでも大切なのは、目指したいゴールから逆算して得たい結果が得られているかという視点です。

もし仮に、運よく売上が増えていたとしても、その要因が取引先の単なる業績好調であれば、ハッキリ申し上げて、それは、自社の経営努力というよりは、偶然的要素の方が強い…と言わざるを得ません。特に、大企業との取引量が多く、実質的に下請け的な関わりをしているような会社であればあるほど、不況や経営環境悪化で真っ先にダメージを受けます。この事実は、過去の歴史からみれば明らかですし、だからこそ、できる限り早い段階で「実質・無借金経営」を目指していかなければなりません。

そのため、当社では、時と場合によっては、社長さんに対して「売上が減るのはいいことだ」ということをお伝えすることがあるのです。具体的には、やればやるほど貧乏暇なし化する赤字事業・不採算部門からの撤退を決断したり、自社の経営理念や信条に合わない取引先との付き合いをやめたりすることが挙げられます。

大切なことは、自社の経営課題が去年と同じだったり、むしろ悪化している…ということであれば、それは「停滞」「衰退」の負のスパイラルに陥っていないか…を疑わなければならないということです。

ちゃんと毎年、キャッシュが増えていますか?

逆に、経営課題が前進しているということであれば、それは「成長」「発展」の善循環が回っていることの表れですが、ここで油断は禁物です。その善循環を維持し、より良く回していくための「打ち手」だったり「行動」の量を増やしていかない限り、あっという間に「停滞」「衰退」が待っています。

よく企業経営はフルマラソンや、駅伝などに例えられますが、一時的・瞬間的に良かったとしても、それはあくまでも「その時」の話です。最も大変かつ重要なことは、その良い状態を維持・継続していくことです。

そして、何よりも自社の経営の自由度を高めていくために不可欠なのは、「実質・無借金経営」の状態であることです。

勉強熱心な社長ほど、経営改善に一所懸命に取り組ます。ですが、その一方で「お金」の問題には無頓着で、ゼンゼンお金が残らない…。ひどい場合には、毎年お金が減っていて、借り入れが増えていっているにも関わらず、その問題の本質に気付いていない…というケースがあります。

大切なことなのであえて申し上げますが、どんなに売上が増えていても、どんなに人を育てても、どんなに利益が出ても、それだけでは「お金」の問題は、解決しません。もっというと、売上が増えれば増えるほど、お金は減っていくという会社経営にまつわるお金の原理原則の落とし穴にハマっていきます。だからこそ、そうならないよう、社長は、未来を見据えた財務中心の会社づくりをすべきなのです。

ダイヤモンド財務社長は、意図して経営課題を「前進」させるために、財務中心の会社づくりをします。その結果、年を重ねるごとにキャッシュリッチの会社になっていきます。

ガラス財務社長は、「経営改善」さえすれば、全ての経営課題が解決すると勘違いします。その結果、いつまで経っても経営は苦しいまま、自社の「未来」が見えません。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。もっといえば、会社の未来を創ることです。

あなたは、社長として、会社の未来をつくれていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

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