【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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社運を左右する「社長の決断」の順序

社運を左右する「社長の決断」の順序,同族,経営,お金,2代目,社長,財務,潰れない,会社第292話:社運を左右する「社長の決断」の順序

「舘野先生、緊急事態宣言が解除されてホッと一息ですが、第2波・第3波のことを考えると、先行きの見通しが立てづらくて…。」先代社長からの事業承継のさなか、突然の大変な経営環境の変化に見舞われ、奮闘されている北陸地方の2代目社長さんの一言です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関です。そのため、業種業態は問いませんし、地域もエリアも問いません。

既にZoomを利用したWEBセミナーやWEBコンサルティングにも対応しているため、一昔前であれば、「東京まで行くのが難しい…」と断念をされていた社長さんであっても、「この機会にチャレンジしてみよう!」と前向きに取り組まれるケースも増えているように感じます。

益々、経営の「二極化」が加速していく

一昔前では、「東京と地方とでは、情報量がゼンゼン違う…」という話もありましたが、それもきっと時間の問題になってくることは想像に難くありません。

なぜなら、オンライン化の急速な普及によって、そもそもの「場所」という物理的な制約が、既に制約でなくなってきているからです。ですから、この時代の変化は、経営に前向きな社長にとっては、まさに追い風です。

世の中の流れにしなやかに対応して変化し、「進化し続ける社長」は、より一層、強みを増して強い会社づくりに邁進できます。時代の変化が加速化しているからこそ、益々自社の「強み」を研ぎ澄まして、強化できるようになります。

その一方で、時代の変化に抗い、「今までのやり方」や「今までの常識」・「古い固定概念」に囚われ、そこから抜け出せない社長にとっては、今まで以上に厳しい時代になっていきます。

もちろん、過去からの伝統や、古く続く歴史・技術などが悪いといっているワケではありません。

ここでお伝えしたいのは、地球上の生き物や人類の進化でも、「環境の変化」を受け入れ、柔軟に対応することができなければ、そもそも生き残れない…という厳しい現実です。

特に、一番悩ましいのは「先行きが見えない」という現実に、どう立ち向かうかという点です。そもそも経営には、学校のオベンキョウのようにあらかじめ用意された「答え」はありません。

もちろん経営の原理原則や成功法則などはありますが、二つとして同じ会社が世の中に存在しないように、それぞれの会社には、それぞれの会社の個性なり特徴があります。

ですから、その点を理解した上で、最後は社長が答えのないところに、答えを紡ぎ出さなければならないのです。

飛行機に例えるなら、今の経営環境は、濃霧による視界不良のような感じです。どこで何が起きるか予測不能な環境であるからこそ、社長は、周囲に惑わされることなく、自らの考えで「本当に自分がやらなければならないこと」に集中しなければなりません。

 

前進することを社長が決断する

ここで大切なことは、経営環境の変化をしなやかに受け止めて「前進することを決断する」ことです。当然、前に進むことを決めれば、「攻める経営」「守る経営」「捨てる経営」の着眼点から決断を迫られることになります。

しかし、ここで多くの社長が間違えてしまいます。多くの会社が「あれも…これも…」総花的な思考に陥ってしまい、結局どれも中途半端で上手くいかないという落とし穴に陥ってしまうのです。

よくよく考えていただきたいのですが、そもそも中小企業は、ヒト・モノ・カネ・時間の経営資源がたいへん限られています。厳しい経営環境下で、ライバルがしのぎを削っている世界です。

そんな中で生き残るためには、どこか勝てる分野で経営資源を集中投下させなければなりません。

そして、もう一つ大切なことは、経営資源を集中させる「攻める経営」の決断をする前に、ひとつ「重要な決断」をしなければならないということです。

これはたいへん重要なことなのですが、多くの社長がその決断が出来ず、あるいは、その決断をしないまま、すっとばしてしまい、結果として、何年も、何年も、上手くいかない…という状況に陥ってしまうのです。

具体的にそれは何かというと、「捨てる経営」の決断です。

あくまでも会社は、人間の集まりです。ですから、会社も人間と同じように「あれも…これも…」となんでもかんでも同時進行はできません。「何かで勝ち残ろう!」と思ったら、一点突破であらゆる経営資源を集中させなければなりません。

つまり、ここで大切なのは、何かを始める時は、必ず「攻める経営」と「捨てる経営」はセットで考えなければならないということです。特に、「捨てる経営」は、時に大変な痛みを伴います。だからこそ、社長が覚悟を持って決断しなければなりません。

「捨てる経営」には、あらゆるものがあります。

自社の真の強みに直結しない事業をやめたり、遊んでいる資産を売却したり、不良資産を処分したり、社員や取引先を見直したり、ありとあらゆる部分にわたります。

特に、ヒトが絡むものは、人間であるが故の「情」がありますので、たいへん苦しい決断になります。

ですが、今、その決断をしなければ、3日後、3ヶ月後、3年後の未来はどうなってしまうでしょうか?

今、その決断をしなければ、あなたにとって大切な人達の「未来」は、どうなってしまうでしょうか?

ダイヤモンド財務の社長は、前進して未来を切り拓く「攻めの経営」を実践するために、「捨てる経営」を最初に決断します。

ガラス財務の社長は、今までの過去の延長線上だけで会社経営を考えます。無策なまま、何年も何年も時間を費やします。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは、社長として、どんな未来をつくりたいですか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

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