【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

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大倒産時代を生き抜くために必要なこと

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第295話:大倒産時代を生き抜くために必要なこと

「舘野先生、あの時、スタートしていて、ほんとうに良かったです。もし、あの時スタートしていなかったら、きっと今頃、会社を潰していました。」今から遡ること3年前に当社のセミナーに参加され、財務中心の会社づくりをスタートした、とある東北地方の社長の一言です。

今は、コロナ禍ということもあって、2月頃から自粛を余儀なくされたりすることで大きな影響を受けている企業もあれば、5月のゴールデンウィーク明けあたりから、徐々に影響が大きくなってきた…という企業があったりと、業種業態によって実に様々です。

少し前までなら、「ゼンゼンコロナの影響受けていないよ…」という企業も一部ではありました。でも、今となっては、良い影響を受けている企業も、悪い影響を受けている企業もあり、日本中の企業が何かしらの影響を受けているのが現状です。

ここ最近では、上場企業や大手の有名企業などの倒産ニュースなどが出てきて、「倒産」の二文字は、遠い国のどこかの話…というものではなく、まさに身近に迫る大きな脅威となってきています。

迫りくる大倒産時代を生き抜く秘訣

普段から財務中心の会社づくりを実践している社長であれば、今回のコロナ禍において仮に影響を受けたとしても、「自分の会社にとって必要な対策は何か?」を数字で具体的に把握しているので、無駄な時間を浪費することなく、根本的な課題解決につながる具体的な行動ができます。

その一方で、財務中心の会社づくりを実践していない社長の場合は、そもそも自社の現状を本当の意味で把握できていません。

当然、「自社にとっての本当のリスクが、具体的に何なのか?」がわかっていなかったりします。

その結果、「とりあえず、銀行からお金を借りて…」「とにかくコスト削減をして…」「とにかく売上を増やさなければ…」という、小手先の対処療法にいそしむことになるのです。

当然のことながら、「小手先の対処療法」は「小手先の対処療法」です。

それ以上でも、それ以下でもありません。そのため、絶対に問題解決に近づくこともありません。むしろ「頑張れば頑張るほど、上手くいかない…」という負のスパイラルに陥っていきます。

もちろん銀行から資金調達をして手元資金を厚くしたり、生きたお金の使い方をしたりすることも大事です。コロナ禍であっても事業を継続し、売上をたてることも、もちろん大事です。

ですが、今のような不安定な経営環境下、いってみれば大倒産時代を控えた今日においては、いかに自社の「根本的な課題」を把握しているかどうか、そして解決のための具体策を実行しているかが事業存続の生命線になってきます。

ここであなたに質問です。あなたは、自分の会社にとって「どのような要因が、最終的な致命傷になりうるか?」を、本当の意味で理解できていますでしょうか。

会社の寿命を縮める3大要素

例えば、わかりやすいポイントでいうと、当社ではかねてより「支払手形」「一行取引」「一社依存」のリスクを繰り返しお伝えしています。

支払手形のリスクは、何より「待った!」が効かないことです。

手形のジャンプとか色々な裏技はあるものの、現実社会においては、一度でも不渡を出してしまうとその瞬間に、実質的な倒産に追い込まれてしまいます。

一行取引のリスクは、メインバンクが「NO!」といったら終わりを意味します。

会社を救うことが出来るのも銀行ですが、その一方で会社を見限ることが出来るのも銀行です。そのため、実質的な生殺与奪権をメインバンクに預けることがどうなることか…ということです。

一社依存のリスクは、主要取引先が「NO!」といったら会社の命運が尽きます。

ところが、多くの場合、当の社長本人が問題意識を持っていなかったりします。でも、この点については、日頃から問題意識を持って対策をしておかないと、万が一の時に、イキナリ大赤字…となるのもこのケースです。

他にも、「高固定費体質」とか、そもそもの「手元資金不足」など、倒産しやすい会社には、明確な特徴があるものなのです。

もちろんいずれも一朝一夕に取り組めるものではありません。時間や根気も必要です。

ですが、ここで大切なことは、社長自らが正しく自社の経営課題と正面から向き合うことにあります。それも、経営の選択肢があるうちに…です。身動きできない状態になってからでは、遅すぎるのです。

経営が苦しい時ほど、真の社長のチカラが試されます。どんなに苦しい状況であっても、自社の根本的な問題から逃げずに向き合うこと、これこそが最も重要なことなのです。

ダイヤモンド財務の社長は、財務の視点から「根本的な課題解決」を考えます。経営の世界においては、「時間が解決する」という夢物語は存在しないという現実を知っています。

ガラス財務の社長は、根拠なく楽観的に「時間が解決する」と考えます。その場しのぎの対処療法を繰り返しても、根本的な課題解決にはつながらず、最後は、身動きがとれなくなります。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは、社長として、どんな未来をつくりたいですか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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