【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 節税対策・税金対策
あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?
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財務を知らない2代目社長ほど「〇〇〇を変更したい」と思う理由
第322話:財務を知らない2代目社長ほど「〇〇〇を変更したい」と思う理由
「舘野先生、ウチの税理士はゼンゼン相談にのってくれないんです。税理士を変えた方がいいのでしょうか。」とある東北地方の2代目社長さんがおっしゃった一言です。
当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)実務の専門機関なので、実に、様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。
なぜ、多くの社長は税理士に不満を抱くのか
日本の会社の多くが「3月決算」です。そのため、4月・5月は、多くの会計事務所・税理士事務所にとって繁忙期となります。税理士としては、仕事の量が増えて、多忙を極める時期なので、心の中では、きっとこのように思っているはずです。
「とにかく早く作業を進めて、終わらせたい…。」
「面倒なことはしたくないし、関わりたくない…。」
「忙しい時に仕事を増やされるのは、イヤだ…。」
会計事務所や税理士のカタを持つワケではありませんが、多忙を極めてキャパオーバーともなれば、誰しも正常な意思決定ができなくなってきます。睡眠不足が続いて、多忙を極めれば、疲弊していきます。
その結果、良くある話ですが、税理士が口走った「余計な一言」がキッカケとなって、顧問先の社長を怒らせてしまう…。笑えない話ではありますが、現実問題として、よく目にする光景です。
当社は、全国各地の同族社長さんのご支援をしているので、特に3月~6月の間は、「顧問税理士を変更したいんです!」とか「ウチの顧問税理士は、ゼンゼン話を聞いてくれない!」といった不満が、次々と寄せられてきます。
当社の仕事は、同族社長さんを「勝たせること」です。つまり、最終的には、お金の心配をすることなく、また、銀行の目を気にすることなく、自由に事業投資ができる状態を手にしていただくことです。
それも、最短最速のルートで、です。だからこそ、「必要」と判断したことなら、どんなことでも相談にのります。
個々の状況をしっかりとお伺いした上で、「どのような関わり方をすれば、最もスムーズに進められるのか?」「どのように顧問税理士さんにお伝えしたら良いのか?」をお伝えして、社長を勝たせるための、最終的な「落としどころ」を探ります。
中には、箸にも棒にも掛からぬ…といったら大変恐縮ですが、顧問税理士さんを変える選択をせざるを得ない時もあります。例えば、70代の所長先生が一人で全部やっている…などです。しかしながら、このようなことは、ほとんど稀なケースです。
多くの場合、顧問税理士さんとケンカしたり、モメることになる多くの原因は、「社長の認識違い」だったり、「社長の過度な期待」に起因しています。
同族社長が知っておくべき顧問税理士の合格条件
日頃から、当社では、「顧問税理士としての合格条件は2つ」、とお伝えしています。この2つの条件を満たしているようであれば、安定的にお付き合いする方法を考えた方が得策なのです。
まず、一つ目ですが、「正しい税金計算をしてくれること。」です。
そもそも、税理士は税金計算の専門家です。
ビックリされるかもしれませんが、世の中、間違った税金計算をして、そのまま税務署に申告・納付している会社もあります。申告書はいつも提出期限ギリギリだったり、中身をよくよく見て見てみると、意味不明の内容だったりすることがあります。
毎年のように税制改正がされている中で、勉強していない税理士先生は、時代の変化についていけなくなります。その結果、例えば、毎年のように修正申告を繰り返したり、ミスをし続けることになります。
そもそも税理士は税金の専門家ですから、この本来的な得意分野を「キッチリ仕上げてくれる」税理士先生かどうかは、大変重要なポイントになります。ここが担保されていないと、そもそも話になりません。
次に二つ目ですが、「社長の言う事を聞いてくれること。」です。
例えば、財務上の視点や、決算書上の表示や会計処理などは、税理士からすれば、税金に関係しない話です。税理士からすれば、特に「財務のこと」は知らない話ですから、「メンドクサイなぁ…」とか「そんなことは知らない…」と拒絶反応を示す税理士もいます。
社長が財務の視点から、税理士に対して前向きな協力を依頼した時に、素直に聞き入れて、むしろ応援してくれるか…ということです。多くの税理士は、プライドが高いので反論したり、話を聞き入れてくれないこともあります。これでは、社長も困ってしまいます。
税理士にとって、社長はあくまでも依頼主です。もちろん法律に反する非合法なことであれば、話は別ですが、会社の未来に直結する健全な経営努力については、協力するのが当たり前の話です。
大切なことなので繰り返しますが、顧問税理士としての合格条件は2つ。「正しい税金計算をしてくれること。」「社長の言う事を聞いてくれること。」です。
逆を返せば、税理士に対して、過度な期待やアドバイスを求めると失敗します。何度も、何度も、顧問税理士変更を繰り返している社長もいますが、それでは労力ばかりかかって、同じことの繰り返しです。
大切なことは、社長自らが税理士に求めるべきことと、求めてはいけないことを正しく認識した上でお付き合いすることです。
ダイヤモンド財務の社長は、自らが財務を強化します。自らが決定した方針の遂行にあたって、顧問税理士の協力を得ます。
ガラス財務の社長は、顧問税理士に財務の強化を期待します。その結果、顧問税理士への不満が募り、いつまで経っても財務は良くなりません。
社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。
あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?
ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛
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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家
『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社
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