【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 節税対策・税金対策 

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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節税対策が上手な社長の共通点

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208話:節税対策が上手な社長の共通点

 「舘野先生、節税対策を顧問税理士に相談したら、保険商品やオペレーティングリースをすすめられました。決算が終わるまで日にちもないですし、どうしようか迷っています。」目下、財務中心の会社づくりのために、日々奮闘なさっているとある2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)実務の専門機関なので、実に、様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。その中でも、「税金」に対する関心は皆さん本当に高く、セミナーを開催するとひとつやふたつ、必ず質問が出てくるぐらいです。

同族会社の社長の場合は、会社で払う法人税や消費税だけではなく、個人で払う所得税や相続税などもありますから、年がら年中、あっちこっちで税金ばかり払っている…そんな感覚を持たれるのも無理もありません。高収益体質の会社になれば、必然的に法人税や消費税も増えていきますし、年収が増えたら所得税も増えます。財産が増えれば、相続時に相続税も増えます。

したがって、「何か良い節税対策はないかな?」「どうしたら税金を払わずに済むのかな?」と考えるのは、当然といえば当然なのです。しかし、ここで気を付けなければならないのは、その先の考え方です。財務思考がしっかりと身についている社長と、財務思考を持たない社長とでは、お金の残り方が大きく変わってきます。具体的には、上手に節税対策をすることで手元にお金を残す社長と、節税対策で失敗をしてお金を失ってしまう社長を分かつ違いがあるのです。

節税対策で成功する社長と失敗する社長を分かつ違い

「財務」に対する正しい理解があって、「儲かって潰れない会社づくり」「利益を出してお金が残る会社づくり」を真に目指している社長であれば、間違った節税対策の罠に陥ることはないでしょうが、「財務」を知らないまま、なんとなく「今期はたくさん利益がでたから、節税をしないと…」「とにかく何か節税対策をしなければ…」と安易に考え、小手先の節税対策をセールスマンや業者の言いなりで講じてしまうと、後々「なぜかお金が残らない…」という状況に陥ってしまいます。

「節税」をすること自体は、あくまでも合法的なものですし、しっかりと会社にお金を残して会社を守るということが目的ですから、経営者にとって、当たり前といえば当たり前です。節税対策も社長の仕事といえば、その通りです。ですが、ここで大切なことは、自分の会社に合った節税対策は何かを理解し、優先順位をつけて実行していっているかどうかということです。

上手に節税対策をして手元にお金を残す社長は、決算日直前になって慌てて節税商品を買い求めるということはしません。年初の段階で、「どれぐらいの利益になったら、このタイミングで〇〇をする…」といった感じで、予め「打ち手」を決めているものです。それも、優先順位をつけて、具体的にです。もちろんお金を使わずにできる節税対策は、最優先で実行に移します。

「何のための節税対策か」を真に理解することが大事

その一方で、お金を使って意図的に赤字を創り出すような節税対策の多くは、財務を棄損し、資金繰りを圧迫します。ですから、上手に節税対策でお金を残す社長は、このようなお金を使って行う節税対策には、見向きもしません。資金的に余裕があって、実質無借金経営の会社が「自社株対策」のために実行するのであればまだしも、銀行からの借入依存体質の会社が、単純に法人税の節税対策でお金を使う節税対策をすればどうなるか…その意味を理解しているからです。

自社に明確な財務戦略があって、自分の会社にあった節税対策がどういったものなのかを正しく認識してさえいれば、知らず知らずのうちに間違った節税対策を講じてしまう…といった悩ましい事態に陥ることはありません。だからこそ、節税対策を講じるにしても、そもそもの自社の財務戦略があってしかるべきなのです。会社にお金を残し、強い財務基盤を築く社長ほど、財務の視点から節税対策を考え実行していくのです。

ダイヤモンド財務の社長は、お金を使わずにできる節税対策を優先して実行し、上手に手元にお金を残していきます。お金も増えて、財務体質も自ずと良くなっていきますから、お金のことで悩むこともありませんし、銀行も喜んで融資をしてくれる会社になっていきます。

ガラス財務の社長は、表面的・対処療法的な節税対策を行うことで、安心します。しかし、それは、お金を使う節税対策のため、後々資金繰りで苦しむことになります。当然、財務も悪化して銀行からの融資も厳しくなっていきます。

あなたは、社長としてどちらの道を選びますか?         

ダイヤモンド財務®コンサルタント  舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

【フェイスブックページ】https://www.facebook.com/yumerea

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舘野 愛

この記事の監修・執筆者

舘野 愛(Tateno Ai)

ユメリアコンサルティング株式会社 代表取締役

同族会社専門 ダイヤモンド財務®コンサルタント

法政大学経営学部卒業後、中央青山PwCコンサルティング株式会社、税理士法人みらいコンサルティングを経て現職。財務顧問部の責任者として数多くの同族会社の支援(経営財務・事業承継・企業再生など)に従事。ある同族会社の倒産を目の当たりにした経験から、「財務は会社と社長一族の命運を左右する」と痛感し、日本初の同族会社専門コンサルティング会社を設立。

20年以上にわたり1,300人以上の同族社長を指導。売上や借金を増やさずに1年で手元資金を2倍にした事例や、実質無借金経営の実現、相続税の9割圧縮など、あらゆる角度からお金の悩みを解決する「ダイヤモンド財務®」プログラムを開発・指導している。2017年・2020年には「日本の専門コンサルタント年鑑」で厳選実力者として紹介される。

■ 保有資格

  • 税理士(東京税理士会・登録番号109556号)
  • AFP(認定番号51535999)
  • プロコーチ(GCS認定コーチ・認定番号1406SJ0951)

■ 著書・執筆実績

  • 『社長と会社にお金が残る仕組みの作り方 ダイヤモンド財務戦略』(エベレスト出版)
  • 『同族会社のためのダイヤモンド財務3つのポイント』(日本コンサルティング推進機構)
  • 『企業再編・組織再編入門』(日本実業出版社・共著)

■ メディア掲載・出演実績

  • 日本経済新聞:書籍「ダイヤモンド財務戦略」掲載(2025年12月)
  • 日本歯科新聞(アポロニア21):特集インタビュー掲載(2025年9月)
  • 近代中小企業:3ヶ月連続連載「社長がお金の落とし穴にハマる理由」ほか(2019年)
  • その他:東京商工会議所(東商社長ネット)、海外投資新聞、FM-FUJIなど多数

■ 講演実績

  • 主催セミナー:「新春三大経営戦略」特別セミナー(2026年1月)
  • 商工会議所:岡山、千葉、宇都宮、新潟、富山黒部、群馬渋川、埼玉浦和など全国多数
  • その他:中小企業家同友会(町田、荒川)、民間企業など多数