【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 銀行借入

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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銀行を味方につける2代目社長の共通点

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第332話:銀行を味方につける2代目社長の共通点

「舘野先生、経理社員は、何かにつけて『そんなことをしたら銀行が…』とか『銀行に相談してから進めないと…』と言ってきて困っています。」とある関西地方の2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。

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本当の意味で会社を守るには「財務」が不可欠

当社は同族会社専門ということもあり、「2代目社長」・「3代目社長」などの後継社長さんからのご相談が非常に多いのですが、後継社長さんには、後継社長さんならでは…の悩みであり、苦悩があります。

例えば、後継社長さんの場合は、最初から事業基盤が整った上での船出になります。それがゆえに、様々なしがらみや制約の中で意思決定をしていく難しさがあります。古くからある取引先や、古参の従業員とのかかわり方など、毎日、心を砕いて頑張っているものです。

その一方で、創業社長の場合は、ゼロからイチを創る難しさがあります。まさに「産みの苦しみ」を乗り越えてきたわけで、苦労も多いです。ですが「過去からのしがらみ」が比較的少ないので自由な一方、お金の面で苦労をしてきた方が多いのも特徴です。

いってみれば創業社長さんと後継社長さんとでは、社長として歩んできた道のりが異なるわけです。そのため、当然、苦労をするポイントや経営課題なども異なってきます。

しかし、「財務」という分野に関しては、後継社長さんでも、創業社長さんでも、同じようなポイントで躓いていることが多いものです。以前、どこかで耳にしたフレーズで「なるほど。確かに…。」と感じた言葉があります。

「お金の心配をするのが、社長」

「お金の心配をしなくていいのが、従業員」

ちなみに、この「お金の心配」というのは、会社が豊かで金銭的に余裕がある状態であっても、逆に、資金繰りが苦しくて経営がひっ迫している状態でも、同じです。

なぜなら、社長であれば、常にお金に対して「心(こころ)配(くばる)」するものだからです。ちなみに「心配」なのと、「不安」なのとでは、全くもって違う話になります。

社長だけしか扱えない最重要機密が「財務」

「絶対に会社を潰さない…」「どんなことがあっても会社を守り抜く…」という、覚悟と決意を持った経営トップ、つまり、社長なら、どんな時でも、会社のお金のことをしっかり見て、管理しておくのは、当然の話です。

その一方で、従業員さんは、会社のお金の心配をする必要はありません。なぜなら、会社は、給与の支払い先でしかないからです。給与さえ、きちんと決められた通りに支払ってもらえれば、それでOKとなります。

いずれにせよ、会社経営にまつわるお金の悩みは、どれも安易に相談できるような内容ではありません。ましてや、不用意に社員や取引先・金融機関・家族などに漏らそうものなら、どのようなカタチで受け止められるかもわかりません。

地域密着型ビジネスの場合には、あっという間に噂が広がっていきますから、会社の「財務」の話は、まさにトップシークレットです。

社長自らが財務を意図して築くという視点が持てるようになれば、当然、自社の財務に対しても問題意識が芽生えてきます。そうなれば、自社の財務を強化するための具体策、つまり、財務戦略を持つことが出来るのです。

その一方で、財務戦略のない会社の社長は、銀行の融資姿勢や支店長の考え方、担当者の態度などで、常に一喜一憂します。資金繰りの不安で、いつもアタマがイッパイです。

ひどい場合には、粉飾決算に手を染めだします。アタマの中は、「なんとか銀行に睨まれないようにしないと…」「できるだけ銀行の機嫌取り」でイッパイです。

支店長や担当者の態度・発言に一喜一憂し、気が休まることがありません。人間の体は正直なもので、そのような状態が続くと、何かしらの不調に悩まされることになります。

銀行が「応援したい」と思う会社になっているか

大切なことなのであえて申し上げますが、社長が真に向き合うべきなのは、銀行ではありません。支店長でもなければ、担当者でもありません。本当に向き合わなければならないのは、自社の「財務」です。

ですが、どんなに銀行の機嫌をとっても、支店長や担当者をもてなしても、それだけでは、思うような関係を築くことはできません。なぜなら、銀行が最も重視しているのは、「貸したお金がちゃんと返ってくるか?」だからです。

ビジネスである以上は、銀行も「付き合うに足る会社」かどうか…シビアな目で見ています。表面的な対処療法だけでは、いずれボロが出てしまいます。

そのうえで、もちろん銀行対策の技術(テクニック)は、知らないよりは、知っていた方がいいに決まっています。ですが、そもそもの大前提となる「財務」が悪ければ、話になりません。

どんなにテクニックを尽くしても、表面的な対処療法でしかないのです。それに、表面的な対処療法は、繰り返せば繰り返すほど、根本的な問題点が深刻化していくものです。

大切なのは、根本的で本質的な視点、つまり財務戦略を持つことです。強く、永く続く会社づくりを目指すのであれば、社長自らが正しい財務戦略を持つことです。

社長自ら「儲かって潰れない」「利益を出してお金が残る」強い会社づくりができるようになれば、銀行に依存することはなくなります。本来のあるべき姿である「お金のイチ仕入先」となります。

そのために、まず社長が目指すべきなのは、「銀行が会社を選ぶ」世界からの脱却です。本当の意味での自由を手に入れるために、「会社が銀行を選ぶ」という当たり前のポジションを社長自身が勝ち取ることなのです。

ダイヤモンド財務の社長は、まずは自社の財務を磨くことを考えます。どのようにしたら、「会社が銀行を選ぶ」経営になるかを真剣に考え、コツコツ実行していきます。

ガラス財務の社長は、表面的な対処療法を繰り返して、なんとか目先の資金繰りをつなぎます。本質的な経営課題が水面下で、刻一刻と悪化していきます。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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