【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 事業承継

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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成功する事業承継に共通する社長の特徴

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第339話:成功する事業承継に共通する社長の特徴

「舘野先生、社内にいる親族のことで悩んでいます。社員に対しては、ハッキリ物言いできるのですが、親族となると色々あって、結局見て見ぬふりになっちゃっています。」3年前に事業承継をして社長業に邁進している、とある関西地方の三代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みに関するご相談が寄せられます。

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事業承継の失敗が経営悪化の引き金になる

当社は、同族会社専門と看板を掲げておりますので、実に、ありとあらゆる同族経営ならではのお困りごとや、お悩み事に関するご相談をお伺いします。もちろんその多くは、決して人に語れないような深い、深い、お悩みです。

社内にいる親兄弟、叔父叔母、いとこ…などの人間関係にはじまり、そこには財産・お金にまつわる利害関係もあります。一筋縄では進まない厄介事も多く、2代目社長・3代目社長ともなれば、後継社長本人が意図しない「過去からのしがらみ」が、ありとあらゆる局面で現れます。

特に、先代社長時代の古参社員や、同族一族で後継社長の足を何かと引っ張る人物(特に兄弟・姉妹)が社内にいる場合、これは放置しておくと、往々にして火種は大きくなっていくものです。

もし、あなたの会社にそのような「問題の芽」があるのなら、悪いことはいいません。可能な限り先代社長が経営の一線を退くタイミングで、一緒に退いていただけるよう、しっかりと根回しをしておいてください。

なぜなら、先代社長が残した「問題の芽」の対処方針を先代社長が在任中に明確にしておかないと、後々、後継社長が心身ともに、大変な苦労を強いられることになるからです。

「相続」を「争族」にしないためには、事前対策が9割

さらに、同族会社の場合は、言うまでもなく「相続」の問題が複雑、かつ、密接に会社経営と絡んできます。

万が一、後継社長と親族が直接的にモメてしまうようなことがあれば、後々の「相続」が「争続」になりかねません。「争族」に発展してしまった後では、後の祭りになってしまいます。

例えば、親戚である以上、年末年始のイベントや冠婚葬祭などでは必ず顔を合わせることになります。生活の拠点が近ければ、日常的に顔を合わせることもあります。

「もう、あの人とは、二度と会いたくない!」と思っても、親戚である以上は、生きている限り何かしらの局面で顔を合わせ続けなければならない…という、現実があります。

だからこそ、安定的な事業継続のためにも、家庭内の平和のためにも、絶対にお金でもめることにないように、相続対策は早すぎるぐらいで丁度良いのです。

さらに、誤解を恐れずに申し上げるなら、同族会社のオーナー一族の場合は、他の一般的な家庭に比べて「争族」に発展しやすい…という、厳しい現実を正しく受け止める必要があります。

なぜなら、同族会社は、オーナー家一族の財産と密接に絡み合っているからです。

例えば、同族会社の場合、過去からの内部留保がある自社株式は高額になりがちです。さらに、事業用に使っている不動産を誰が保有しているかによって方向性も大きく異なります。

事業に直接関連しない資産、具体的には、現金や普通預金、株式や投資信託などであれば、後継社長以外の法定相続人に承継することも可能です。

事業承継対策は、後継社長主導で進める

しかしながら、事業に直接関連するような「不動産」や「自社株式」は、後継社長が承継せざるを得ないのです。なぜなら、第三者に売却されてしまっては、円滑な経営そのものに支障が出てしまうからです。

とはいえ、後継社長自身も「不動産」や「自社株式」は、市場で売るわけにもいきません。純粋に、後継社長が経営の舵取りを円滑に行うために保有するだけなのにも関わらず、皮肉なことに相続税評価額が高くなってしまう傾向にあるのです。

そして、多くの場合、後継社長以外の法定相続人は、事業に関連しない相続財産を承継することになるため、中には、相続財産の配分が不公平だ…と異議を唱える関係者が、必ずと言ってもいいぐらいに出てきてしまうのです。

後々株式を後継社長が集約しようとすると、多大な労力がかかります。場合によっては、銀行から個人的に借金をしてまで資金を用意して、株式を買い取っている後継社長も存在するぐらいです。

それが良いか悪いかの議論はさておき、そもそもの話として、時間とお金を無駄にしないためにも、将来的な「相続」を見据えた上での「事業承継」対策を打った上で、後継社長は、社長のイスに座るべきなのです。

ダイヤモンド財務の社長は、先代社長のチカラを上手に活用して、事業承継とその先にある相続まで一気に道筋をつけます。「問題の芽」を早期に摘むことで、安心して経営に集中できる環境をつくります。

ガラス財務の社長は、事業承継にまつわる同族一族の問題を甘く考えます。その結果、社内の指揮命令系統が機能しないまま借入依存・資金不足・赤字体質の負のスパイラルに陥っていきます。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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