【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 経営計画

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?
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経営計画が計画倒れで終わる会社の共通点

第336話:経営計画が計画倒れで終わる会社の共通点
「舘野先生、経営計画が思うように運用に出来ていません。いつも計画倒れです。どうしたら本当の意味で使える経営計画になるのでしょうか。」とある関西地方の2代目社長さんからのご相談です。
当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。
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本当に使える経営計画をつくるには、財務思考が不可欠
「〇〇の分野で、地域ナンバーワンになりたい!」
「手元現金を〇億円確保して、お金の不安をなくしたい!」
「今年こそ、年商を〇億円にしたい!」
「社員の平均給与を業界トップレベルに引き上げたい!」
「役員報酬を〇千万円にして、豊かになりたい!」
「新規事業を成功させて、年商を2倍にしたい!」
人間は誰しも、何かしらの目標があるはずです。ある程度、明確にハッキリとした目標を描けている社長もいるでしょうし、なんとなく…の目標はあるけれど、ちょっとボンヤリとした目標になってしまっている…そんな社長もいらっしゃるかもしれません。
会社の状況や、社長の方針によって、それぞれ目指す未来や方向性が異なるものの、誰しもがいろいろな目標を掲げて、日々、会社経営のかじ取りを担っています。
しかし、企業経営をしていく中で、どうしたら自分自身だけでなく社員の給与もアップできるのか、会社の手元資金を増やすことができるのか、具体的な目標達成のための計画を立てなければ、達成が難しくなってしまいます。そして何よりも、モチベーションを維持できなくなります。
当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関なので、ご相談にいらっしゃる社長さんは、非常に経営に前向きな社長さんばかりです。真剣に会社経営と向き合っているからこそ、社員や家族のために、さらなる高みを目指して日々研鑽努力なさっている…そんな社長さんばかりです。
そのため、すでに大変立派な経営計画をお持ちの社長さんも多くいらっしゃいます。冊子形式にして印刷をし、毎年社員や金融機関をお招きして、自社の経営計画を共有する場を設けている社長さんもいらっしゃいます。
一方で、経営計画は全くもって初めて…という社長さんも中にはいらっしゃいます。もちろんないよりはあった方がいいのですが、大切なのはその「中身」です。正しいやり方で作成すること。これが最も重要なことです。
いずれにせよ、どのようなスタート地点からであるかを問わず、当社では、まず最初に、経営計画を作成する時には、ある2つのことを何度も繰り返しお伝えしています。
具体的には、「必ずゴールを数字で具体的にすること」と「ゴールから逆算した数値計画を具体的に描くこと」です。もしかしたら、コトバで表現すると非常にシンプルで簡単なように感じられるかもしれません。
ですが、この「ゴールを数字で具体的にすること」と「ゴールから逆算した数値計画を具体的に描くこと」は、財務を知った上で正しいやり方を実践しないと、逆に、経営を悪化させる要因にもなりかねないコワイ部分です。

経営計画が実行できず、計画倒れで終わる会社の共通点
実際に当社にご相談にお見えになられた社長さんの中にも、何年も経営計画をつくって運用しているにも関わらず、なかなか経営が良くならない。利益も出ないし、お金も残らない。何年も、何年も、悶々と悩み続けた末に、ご相談にいらっしゃった社長さんがいます。
この社長さんは、山陰地方にお住まいの3代目の社長さんでしたが、非常に経営に前向きで、勉強熱心な社長さんでした。それに、頭も良く、読書家の社長さんでした。そんな優秀な社長さんであっても、唯一、見落としていたのが「財務」の実務だったのです。
では、この社長さんの場合、どこが問題だったのでしょうか。
先に結論から申し上げますと、「そもそもの数字計画自体が間違っていた」のです。具体的にどこに問題があって、どのように対処すべきかをお伝えすると、「そんなまさか…」と、大きく目を見開いて、相当驚いてらっしゃいました。
何年も経営計画をつくっているにも関わらず、結果が出ない。これは、何よりも動かぬ証拠です。では、なぜ、そもそもの数字計画自体が誤っていたのでしょうか。
この社長さんの場合は、端的に申し上げると、数字から見えてくる自社の問題点に対する認識が、そもそもズレていたのです。そのため、「こんなに一生懸命頑張っているのに、具体的な成果が得られない…」という何とも苦しい状況に陥ってしまったのです。
大切なことは、自分の会社の本当の問題点がどこにあるのか、その見立てを間違えないことにあります。その上で、目指したい理想のゴールを数字で具体的に描くこと。これが最も重要なことなのです。
そもそも経営計画がない会社はどうなるのか
計画がない会社は、業績が悪くなる傾向があります。なぜなら、経営計画が立てられていないということは、会社全体の「目標」がなく、やることなすことすべてが「あいまい」だからです。
会社経営に限らず、あらゆることに共通しますが、その場しのぎの場当たり的な判断を繰り返していたのでは、経営はいずれ苦しくなっていきます。人は育たないし、利益も出ないし、お金も残らない。借入依存・資金不足・赤字体質…の負のスパイラルに陥ります。
本来、経営計画は、「会社としてのあり方」を言語化するとともに、「将来の見通し」を数値として表現していくものです。会社経営の成否は、経営計画の良し悪しによって決まる…といっても過言ではないのです。
「なんの経営計画がない会社」と「社長自ら陣頭指揮をとって作った経営計画がある会社」とでは、例え同じ業界・業種・事業規模の会社であっても、間違いなく5年後10年後の未来が大きく変わってきます。
それに、経営計画を立てている会社は、経営方針にブレがありません。そのため、金融機関や国、自治体からの信頼性が自ずと高まります。計画を達成していくことで、資金調達や新規事業の立ち上げなど、スピード感を持って実行できるようになります。
特に、先行き不透明な時代こそ、社長は自社の経営理念・経営方針・行動指針などをしっかりと見つめ直し、社員や家族と共に明るい未来を描くべきなのです。
ダイヤモンド財務の社長は、本当の意味で使える経営計画をつくります。財務の視点から数字で具体的に会社の未来を描きます。そのため、最短最速で目標を次々と達成していきます。
ガラス財務の社長は、経営計画がありません。すべてがあいまい、場当たり的なので、無駄な時間とお金を浪費していきます。いつまで経っても理想と呼べる未来が描けません。
社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。
あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?
ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家
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