【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 節税対策

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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節税対策で資金繰りが苦しくなる会社の共通点

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第368話:節税対策で資金繰りが苦しくなる会社の共通点

「舘野先生、ウチの親は、節税して税金は払うな…と言っていました。税金が少なくなればお金は残るはずなのに、実際は、資金繰りは苦しくなっていたのです。」目下財務中心の会社づくりに励まれているとある東北地方の2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。

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節税至上主義の会社にお金は残らない

多くの社長は「売上が増えれば、潰れない会社になるはずだ・・・」「銀行からお金は借りれるだけ借りておこう・・・」「利益が出たら節税して税金を減らさないと・・・」と考えます。

ですが、これらはすべて間違いです。これまでの経験上、経営が苦しくなっていく社長には、本人が無意識のうちに経営を悪化させてしまう共通の思考軸があります。

特に、世間一般の間違った常識の中で、最も多いのが「売上至上主義」です。多くの社長が「売上さえ増えれば、全ての経営課題が解決する…」と勘違いしてしまうのです。

もちろん売上も大切です。しかし、あらゆる経営課題を解決するのは、実際のところは「お金」であるという現実を理解しない限り、経営は苦しいままなのです。

お金がしっかり残る仕組みの会社になっているからこそ、将来に繋がる事業投資をしたり、広告宣伝をしたり、人材育成をしたりすることができます。

ですから、経営の質そのものを高めるとともに、事業を永続させるためには、言うまでもなく「お金」が最も重要な経営資源なのです。もっというと、「お金」が尽きた時に会社は潰れます。逆を返せば「お金」がある限り、会社は潰れないのです。

成功している社長に共通するのは、上手なお金の使い方

それから、もう一つ間違った世間一般の間違った常識の中で多いのが「節約至上主義」です。節約至上主義の社長さんは、「投資をしたら、利益が出なくなってしまう…」「とにかく売上を増やさないと、投資なんてできない…」と考えます。

ですが、実際のところは、根本的な財務構造そのものに大きな問題を抱えていたり、そもそも社長自身が財務を全くわかっていないというケースがほとんどなのです。目先の赤字決算を心配するよりも、根本的な経営課題を解決することの方がよっぽど重要です。

多少の出血を覚悟してでも、根本的な財務構造そのものを変革しない限り、どんなに一生懸命節約しても、どんなに一生懸命節税しても、経営は苦しいままなのです。

言葉は悪いですが、「ジリ貧経営」「貧乏暇なし経営」がいつまでも続くのです。自社の経営の質向上のために、正しい「投資」を継続していかない限り、経営は苦しいままなのです。

強く永く続く会社づくりを実践している社長さん方は、よく「お金の使い方が上手」と言います。それは、いってみれば「投資上手」なのです。あくまでも、「浪費」は単なるムダ遣いなので、決してやってはいけないことですが「投資」は必要不可欠なのです。

「投資」は、時間とともに10倍・100倍になってかえってくるものであって、強く永く続く会社づくりを目指すのであれば、絶対的に不可欠なものです。

確かに、一時的には、お金が出ていきますが、中長期で強く永く続く会社づくりを実現したいのであれば、感情で判断してはならないのです。あくまでも、財務の視点から数字で具体的に考えるべきなのです。

財務を知らない社長に、お金は残らない

節税対策に関しても同じです。税金を払うと、瞬間的にはお金が出て行ってしまいます。もちろんムダな税金は払う必要はありません。正しく節税をすることで、会社だけでなく社長自身にもしっかりお金を残すことはいうまでもなく重要なことです。

ですが、実際のところは、本来行うべき「投資」でお金を使わずに、「節税対策」で多額のお金を使ってしまっていることが多々あります。多くの社長が「間違った節税対策」で、節税対策の効果以上に手元資金を減らしてしまっているのです。

「税金を払いたくない…」という目先の感情に支配されると、気が付いたら「目的」と「手段」が逆になってしまいます。具体的には、手元にお金を残すための節税対策だったはずが、気付いたら、節税対策をすること自体が目的になってしまうのです。

その結果、思った以上に手元にお金が残らない節税対策に手を染めて、ドンドン資金が苦しくなっていくのです。さらにこの事実は、社長が財務の目線から経営のことを考えられるようにならない限り気付くことができないため、無意識のうちに状況は悪化していきます。

ダイヤモンド財務の社長は、自分の会社の未来から逆算して、経営の質を高めるための「投資」にお金を使います。その結果、社長だけでなく周囲も豊かになります。

ガラス財務の社長は、目先の損得勘定だけで節税対策に「お金」を使います。その結果、気付いた時には「借入依存」「資金不足」「赤字体質」の底なし沼に陥っています。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

 

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

 

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