【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 節税対策

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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正しい節税、間違った節税

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第380話:正しい節税、間違った節税

「舘野先生、保険代理店の知人から『税金を払うぐらいだったら、経費で保険に入ったほうがいいよ』と紹介されました。そのせいか最近、資金繰りが厳しくなっているような気がしています。」とある中国地方の2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。

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よくある“間違った節税”の考え方とは?

会社に利益が出たとき、多くの社長が考えるのが節税です。

「保険は節税にもなるし、将来の退職金代わりにもなる!」

「欲しかった車を経費で買って、節税対策しよう!」

「税金を払うのはもったいないから、赤字決算にしよう!」

このように考え、節税対策をします。「税金は喜んで払う」という社長も中にはいらっしゃいますが、現実問題としてそんなに多くはいないものです。

と言いますのも必死に試行錯誤して、売上や利益を作り出したわけですから、自社の発展のため、自分のため、家族のため、従業員のためだけにお金を使いたいと思うのです。これは、当然のことです。

しかし、大切なことなのであえてお伝えしますが「税金を払いたくないから…」という理由での節税対策は、会社を倒産させる間違った節税対策です。

「経費を増やすような節税対策」は、特に注意が必要です。なぜなら、言うまでもなく「会社のお金が大きく減るから」です。

例えば、節税のために、保険などの節税商品や車、接待交際費などの経費を増やす社長がいます。意図的にお金を使って赤字を作り出す行為です。

会社のお金を使えば、キャッシュが目減りします。利益も節税対策のために圧縮されますので、結果的に財務体質は弱くなります。財務体質が弱くなれば、銀行の格付けも落ちます。

売上が下がって資金繰りが苦しい時や、事業の成長のための投資をしたい時などの「本当にお金が必要な時」にお金を貸してもらえなくなるのです。つまり、自由にお金を借りられなくなってしまうのです。

資金繰りが苦しくなる会社は、目先の税金を逃れるための節税をしたことで、結果、経営状態がどんどん悪くなってしまう…という悪循環に陥るのです。

正しい知識が手元にお金を残す

会社が存続するためには、お金が必要です。なぜなら、言うまでもなくお金が無くなってしまえば、資金ショートして倒産してしまうからです。

とはいえ、無駄な税金を支払う必要はないので、そのために節税対策は必要です。なぜなら、いかにお金を増やすか、お金を手元に残すのか?と考えることが経営の本質だからです。

ただし、節税には正しいやり方があります。本来、正しい節税をすれば、会社の財務体質を強化することができて、より多くのお金を会社に残すことができます。

そのためには、節税対策の知識よりも、もっと大切で本質的な「財務」の実務をしっかりと理解すること。これが最も重要なことなのです。

正しい節税は、会社にお金を残して、資金を増やすことにつながります。知らないだけで、無駄に税金を払う、ということはあってはならないことです。税務署は、税金が少ない場合は厳しいですが、多く支払った場合は何も言ってくれません。

そして、同族会社の場合、法人税だけではなく、社長個人の所得税や、オーナー一族の相続税のことも考えて、節税対策をする必要があるのです。

つまり、同族会社の社長こそ、税金についての正しい知識、財務についての正しい知識を誰よりも身につける必要があるのです。

節税対策は、お金を使うことではない

多くの社長は「節税対策をした結果、会社のお金が減っていく…」という状態に陥ってしまいます。その結果、どんどん経営状態が悪くなってしまいます。

その原因は、「節税対策とは、節税のためにお金を使うことだ」と考えてしまっているからです。もっと言えば、節税のために購入する商品はなんでもよくて、「お金を使って利益を減らす」ことと勘違いしていたりします。

確かにお金を使えば、利益が少なくなるので、結果的に税金の支払いを減らすことができます。しかし同時に、会社のお金も減ってしまいます。

最も悩ましいのが、この時点では、社長自身が犯してしまった過ちに気付けないということです。誤った経営判断を下してしまったツケが、翌年以降、ジワリジワリとやってきます。

しばらく経った頃、なぜかお金が残らない、経費が増えているということに違和感を持ちます。中には、ずっと気付かない社長もいますが、大抵の場合は明らかに資金が不足していくので遅かれ早かれ気づきます。

気付いたタイミングでよくよく調べてみると節税のために購入した商品が原因で、資金繰りがひっ迫していたり、足りない資金を金融機関からの資金調達で補っている…という状態になるのです。

ダイヤモンド財務の社長は、財務を理解して会社にお金を残す節税対策を行います。その結果、手元の資金を増やすことができるので、会社の繁栄につながります。

ガラス財務の社長は、目先の税金を逃れるために、お金を減らしてしまいます。売上が好調であっても、借入依存・資金不足・赤字体質の三重苦経営に近づいていきます。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

 

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

 

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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