【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 資金繰り

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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資金繰りの悩みから卒業できない社長の特徴

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第372話:資金繰りの悩みから卒業できない社長の特徴

「舘野先生、自分はこれまで色々なセミナーに参加したり、本を読んで勉強したり、出来ることは全部やってきたつもりです。それなのに、いつもお金の心配をしています。報われない努力ばかりしているようでツライです。」とある東北地方の2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。

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資金繰りの悩みを経験したことのない社長はいない

資金繰りに関する悩みは、少なくとも社長なら一度や二度ぐらいは、経験する悩みごとのひとつです。そのため、社長にとっての登竜門とも言える悩みでしょうか。

資金繰りの悩みそのものは、単なる氷山の一角です。大切なのは、その先の「打ち手」をどうするかです。ですから、資金繰りの悩みを経験すること自体は、決して悪いことではありません。

むしろ、その経験を糧に、財務中心の会社づくりをすることで経営基盤をさらに強化していく社長もいます。そうゆう意味では、資金繰りの悩みというのは、会社を成長させるための一時的な「通過点」なのです。

その一方で、その場しのぎの対処療法を繰り返して益々経営を悪化させていき、最後は、資金ショートを起こして倒産の憂き目にあう会社も存在します。

もし、資金繰りで悩んだことがない・・・という場合は、自分が社長に就任する前の段階で、「潤沢な資金」と「盤石な財務体質」がスタート時点で準備されていたか、あるいは、自分がわかっていないことがワカッテイナイ…のどちらかであるという点に気付かなければなりません。

とはいえ、どんなに表面的に「資金繰り」を改善するための手を打ったとしても、それは、あくまでも短期的な対処療法であり、近視眼的な打ち手でしかありません。

その場しのぎの対処療法であれば、時間の経過とともに、いずれメッキがはがれます。本当に解決すべき根本的な問題点が、何度も、何度も、繰り返し目の前に現れ続けます。

そして、その「本当に解決すべき根本的な問題点」は、より深刻な状況になっていくとともに、解決のための選択肢が徐々に限られていくのです。

資金繰りの問題は氷山の一角にすぎない

会社経営においては、時間の経過とともに「自然に良くなっていく」ということは、残念ながらありません。むしろ答えは逆で、どんな経営上の課題も、時間の経過とともに「徐々に悪化していく」ものです。

さらにいうと、表面的な対処療法で、なんとか仮に、目先の資金繰りの不安が払しょくされたとしても、自社のビジネスが根本的に、お金が残らない、利益がでないものであれば、5年経っても、10年経っても、経営は苦しいままです。

大変厳しいようですが、それが現実であり、多くの「世の中から消えていった企業」がその現実を物語っています。そのため、仮に、目先の資金繰りが回っていたとしても、本当の意味での自社の経営課題が解決されていなければ、経営の質が上がることはないのです。

あまりにもツライ現実ではありますが、最悪の場合は、資金が尽きて銀行にも見限られてしまいますし、その後は倒産が待っています。さらに、社長個人が連帯保証人になっている場合は、自己破産も待っています。

ここで大切なことは、社長が悩むべき問題は、目先の資金繰りの問題だけではない…ということです。つまり、「資金繰りの問題」だけを見るのではなく、その先の「資金繰りの問題」を引き起こしている真の問題点を特定することが大切なのです。

時間が経てば経つほど、経営の選択肢は減っていく

そもそも、「なぜ、資金が不足してしまうのか?」ということに関して、これを数字で具体的に語れる社長は、意外と少なかったりします。

さらに、本当の問題点を解決するための具体的な打ち手を見いだせる社長は、もっと少なくなります。誤解を恐れずに申し上げるのなら、具体的な打ち手を実行できる社長は、ごく一握りです。

なぜなら、人間誰しもそうですが、「自分のこと」は、自分自身が一番よくわかっていなかったりするものだからです。だからこそ、優れた経営者ほど必ず信頼できる第三者の相談相手や専門家を、意図して、つくっているものです。

さらには、同族会社の場合は、会社と社長自身がある意味表裏一体の関係にあります。そのため、社長は、どうしても「感情のバイアス」だったり、「過去からの思い込み」などで、真の会社の姿が正しく見えなくなってしまうものなのです。

優れた経営者ほど、「会社の中の一番の問題児は、社長である自分自身」といいます。これは、自分の会社のことを第三者の視点で客観的に見ることの大切さを物語っています。

ダイヤモンド財務の社長は、資金繰りの問題を経営の質向上のための踏み台にします。根本的な課題解決を目指すため、気づいた時には資金の悩みそのものから卒業しています。

ガラス財務の社長は、資金繰りの問題に潜んでいる根本的な経営課題から目をそらします。その結果、いつまで経っても資金繰りの悩みから卒業できません。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

 

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

 

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