【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す会社財務

当コラムは、「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない」「節税して税金から『会社』と『財産』を守りたい」「銀行対応で失敗したくない。借金を減らしたい」「無策なままの事業承継・相続対策。将来が不安」とお考えの同族会社のオーナー社長・二代目社長向けのコラムです。
「お金を残す会社財務」「節税対策・税金対策」「銀行対策・銀行融資」「事業承継・相続対策」に関する気づきやヒント、エールをお伝えします。(毎週水曜日更新)

永続的成功繁栄を志す次世代経営者の未来思考

第17話_WEB横500 FB縦200.png

「舘野さん、今年は色々とできない理由ばかりを挙げて、結局、逃げの一年となってしまった気がします。ですが、社長である私がこんなことを言っていては、やっぱりダメだと思うんです。来年こそは、チャレンジの年にします。」先般、先代社長から経営のバトンタッチを受け、苦しみもがきながらも、前進を志す後継社長さんとの会話です。

多くの経営者は、とにもかくにも忙しいものです。
そして、ついつい忙しさに忙殺されてしまって、時に、経営者として最も重要な仕事を忘れてしまうことがあります。特に、中小企業の場合であれば、多くの場合、経営の舵取りをするだけでなく、社長イコールトップ営業だったり、時には製造の責任者だったり、あるいは総務・経理・財務の役回りを担ったり、時には、社員教育を行ったり・・・と、気が付くと365日仕事漬けという方もたくさんいらっしゃいます。中小オーナー社長の仕事は、まさに多岐に渡るものです。

ですが、経営者にとって最も重要な仕事、それは、「将来に向かっての会社の方向付け」にあるということを忘れてはならないのです。

この「将来に向かっての会社の方向付け」というものは、最も頭を使い、経営者としての意志力そのものが試されるといっても過言ではありません。なぜなら、誰かがその答えを教えてくれるわけでもなく、社長自らの判断と責任で決定をしなければならないからです。よって、日常業務が忙しくなってしまったり、思考停止状態に陥ってしまったりすると、ついついおろそかになってしまうものです。

ですが、これは社長自らが意図して行わない限り、会社が将来に向かって前進していくことはあり得ないのです。なぜなら、会社というのは、社長の想いが浸透し始めて組織として動き出すからです。逆に言うと、社長自らが将来に向かっての会社の方向付けをし、社長自身が未来に向けてのアイデアだったり、次の打ち手を見出せなくなってしまったら、会社の事業は尻すぼみしてしまいます。

だからこそ、社長は、常に社長専用の月次決算書を片手に、「捨てる経営」「守る経営」「攻める経営」を、冷静に、判断し続けていかなければならないのです。

そして、この「捨てる経営」「守る経営」「攻める経営」を実践し、長く成功し続けていくためには、事業の変革に耐えうる強い財務基盤が当然ながら不可欠となります。当社では、4つのキャッシュ戦略に基づく「4C(フォーシー経営)」として、「ダイヤモンド財務」の究極の状態を提唱しています。
・外部資本に頼らない状態(自己資本比率が70%以上)
・最小の元手で最大の利益が稼げる状態(ROAが10%以上)
・3年間売上ゼロでも潰れない(固定費3年分の換金可能資産保有)
・いつでも新規事業投資が出来る(常に三行以上の金融機関が応援)

いつでも事業を自由自在に操れる、攻めの財務状態・・・。
どんなことがあっても絶対に潰れない、守りの財務状態・・・。

長く成功し続けている経営者は、時代の変化や経済環境の逆風に負けない自由でしなやかな事業展開を目指し、そして、どんなことがあっても社員や家族を守り抜くために絶対に潰れない強い財務基盤を目指して、人知れず財務中心の会社づくりを行っていきます。

そして、その大前提として、経営者自らが実現したい「ありたい姿」を、強く鮮明に思い描いているものです。社長自らが思い描く自社のありたい姿として「ビジョン」「ミッション」「クレド」などの経営指針や行動規範などがありますが、それを数値化・明文化したものとして、「事業計画」・「経営計画」に落とし込んでいくのです。

年を追うごとに会社を成長発展させていく社長は、この自らの最も重要な責務から逃げることなく、そして、この年末年始の静寂の瞬間にこそ思考を整理していきます。それから、同族オーナー企業の場合は、親族が一同に会するタイミングということもあって、事業の承継に加えて財産の承継・相続対策などの話に及ぶこともあります。なぜなら、中小オーナー企業の場合には、時には自らの私財をもって会社を守らなければならない瞬間に遭遇することだってあるからです。だからこそ、会社の財務だけでなく、社長個人の財務にも気を配る必要があるのです。

年の瀬は、新年を迎えるにあたっての思いを新たにし、成功飛躍のために一人静かに考える貴重な時です。
輝ける未来に向けて来年一年をどのように過ごすのか、自らの使命に向き合ってみませんか?
ユメリアコンサルティングは、次世代経営者の事業を通じた夢実現を「ダイヤモンド財務」でご支援します。

舘野愛

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