【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 経営計画

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潰れない会社の経営計画を実現するポイント

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第433話:潰れない会社の経営計画を実現するポイント

「舘野先生、毎年、経営計画を立ててはいますが、これって意味があるんでしょうか?銀行に提出するためだけに作っているような気がしていて、達成できた試しが一度もありません…。」とある東北地方の2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。

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オーナー社長にとっての経営計画の重要性

会社を経営していると、毎日のように重要な経営判断を求められる場面に遭遇します。

「この設備投資は本当に必要か」

「あの取引先との関係を続けるべきか」

「現在の従業員数は適切か」

こうした経営判断の連続です。もし、経験と勘だけで経営判断していたら、その時々の気分や状況で判断が変わってしまい、会社の進む方向がブレてしまいます。

興味深いことに、財務を強化したいと言っている社長ほど、実際に経営判断を行う場面では、財務を悪化させる選択をしていることがあります。これは、社長自身の中に明確な判断基準がないことが原因です。

財務が強い会社を作っている社長は、自分自身で深く考え、試行錯誤を重ねて作り上げた経営計画を持っています。この計画こそが、判断の基準となります。

経営計画という基準があるからこそ、迷いなく一貫した判断ができるのです。自分で苦労して作った計画だからこそ、揺るがない信念を持って実行できます。

成功を収めている会社の社長は、例外なく自分の手で経営計画を作成しています。企業の理念や方針といった抽象的な部分から、売上や利益といった具体的な数値目標まで、すべて自分で考え抜きます。

この作業を通じて、社長は自社の強みや弱点、市場の状況などを深く理解できるようになります。そして、理想とする会社の姿が明確になり、そこに至る道筋が見えてくるのです。

ブレない経営判断を実現する方法

ここで重要なことは、経営計画を作成するだけでは、何の価値もないということです。計画を実際に達成してこそ、本来の目的が果たされます。

しかし、経営計画を作っても実現できずに終わってしまう会社は、実際のところ多いものです。大変厳しい言い方になってしまいますが、経営計画を実現できない最大の理由は、計画を作る目的が間違っていることにあります。

例えば、金融機関への提出資料として必要だからとか、あるいは助成金を申請するために求められるから、といった外部要因だけで作られた計画には、社長の事業に対する想いや熱意、つまり魂が込められていません。

こうした計画は、審査する側が見たいと思う内容に寄せて作成されます。そのため、社長本人の考えとは異なっていても、審査を通すために適当に折り合いをつけて、完成させてしまうのです。

結果として、いざ計画書を見返しても、どこからか借りてきたような内容だったり、他人が作ったような違和感があるため、当の社長本人でも、内容を理解することができなくなってしまうのです。これでは計画とは呼べず、達成できないのは当然です。

計画を絵空事で終わらせないためには、社長が本気で頭を使い、時間をかけて自分の手で作り上げる必要があります。

経営計画は、会社が目指すべき到達点を示すものです。社長の頭の中だけにビジョンがあっても、それが従業員に伝わっていなければ、新しい取り組みに対して「またいつもの思いつきか」といった冷めた反応しか得られません。

こうした状況を避けるためにも、社長と従業員が共通の目標を持てるよう、しっかりとした経営計画を作成し、全員で共有することが極めて重要なのです。

社長自らが考え抜いた経営計画の力

社長自身が時間をかけて作り上げた経営計画は、従業員との意識共有にも大きな効果を発揮します。社長の思いが詰まった計画を共有することで、従業員全員が同じ方向を向いて、目標達成のために力を合わせることができます。

このように作られた計画には、社長の意志と情熱が込められています。だからこそ従業員にも伝わりやすく、組織全体が一つになって目標に向かって進めるのです。

人間は明確な目標があると、それに向かって行動する性質があります。社長が真剣に作った計画は従業員の心にも響き、自然と組織全体の方向性が揃っていきます。

経営計画において最も大切なのは、社長が徹底的に考え抜くことです。なぜなら、経営計画とは社長の描く理想の未来を組織全体で共有するためのツールだからです。

事業に対する情熱や将来のビジョンなど、社長が会社を通じて成し遂げたいことを基礎として作成します。そして、その理想を現実にするための具体的な数値を、財務の観点から設定していきます。

重要なのは、過去の数字から少しずつ伸ばすという発想ではなく、本当に実現したい理想の姿から逆向きに考えて計画を立てることです。社長がワクワクするような未来像を描き、それを実現するための数値を財務的な視点で設定することが大切です。

ダイヤモンド財務の社長は、揺るぎない判断基準となる経営計画を自ら作成し、常に磨き続けています。その結果、毎年着実に収益を上げ、倒産しない強い会社へと成長し続けます。

ガラス財務の社長は、その場その場の判断で経営しています。発言と行動に一貫性がないため、会社の方向性が定まらず、経営状況は悪化していきます。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

 

この記事の執筆者:舘野 愛(同族会社専門 ダイヤモンド財務®コンサルタント)

 

 

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