【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 節税対策

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?
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成功する同族会社の節税対策とは?

第421話:成功する同族会社の節税対策とは?
「舘野先生、おかげさまで今期は、会社に多くのお金を残せました。以前は目先の節税ばかりを考えて、毎年、経費で車を買い換えたり、保険に入ったりしていましたが、今、振り返ってみると本当に恐ろしいです…。」とある北陸地方の2代目社長さんから嬉しいご報告です。
当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。
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節税対策の基礎知識
「節税」と聞くと、多くの社長さんは「いかに税金を減らすか」を考えます。特に業績が好調な会社には、様々な節税提案が舞い込んできます。保険への加入、車の購入や接待交際費の増加など、世の中に節税のための商品はたくさん存在します。
節税する上で重要なことは、節税対策には「お金を使う方法」と「お金を使わない方法」の2種類があるということです。
お金を使わない対策としては、回収できない売掛金を損失として計上したり、価値が下がった資産の評価を見直したりする方法があります。これらはお金を出さずにできるので、まず始めに検討すべきものです。
一方で、多くの節税提案は「お金を使う方法」です。これらは一時的に税金が減るように見えますが、会社のお金は確実に減っていきます。
わかりやすい例で考えてみましょう。100万円の利益が出た場合、税率30%なら、納税後は70万円が会社に残ります。
しかし100万円全額を経費として使ってしまえば、税金は0円になりますが、会社に残るお金も0円になってしまいます。
もちろん、経費として購入したものは「資産」になりますが、税金は払って終わりです。そういう意味で「税金は払いたくない…」という社長の気持ちはよくわかります。
ですが、節税のためにお金を使った結果、資金繰りが悪化してしまっては、本末転倒となってしまいます。だからこそ、社長自身が、財務の視点を持って節税対策を行うことが、とても重要になるのです。

「潰れない会社」を作るための秘訣
なぜなら、節税商品を勧める営業マンは、自社の売上を上げることが第一の目的です。あなたの会社の長期的な成長や財務状況を第一に考えているわけではありません。
さらに、「節税」という言葉を前にすると、普段は慎重な社長さんでも、判断が甘くなりがちです。
その結果、決算後に「なぜあんな高額な支出をしてしまったのか…」と後悔することも少なくありません。
本来、節税対策は、会社にお金がたくさん残るように「財務体質が強くなった」後に考えるべきことです。資金不足や借入依存の状態で節税に走れば、経営状況はどんどん悪化していきます。
節税だけにこだわった結果、会社にお金が残らず、財務体質を自ら弱めてしまった経営者は少なくありません。
気づいた時には、借金依存・資金不足・赤字体質の悪循環から抜け出せなくなっているケースをよく見かけます。

借入金と融資の効果的な利用法
会社経営で最も重要なことは何でしょうか。それは会社を長く続けることです。どんなに優れた商品やサービスがあっても、会社自体が存続できなければ意味がありません。
そのためには、まずは利益を出して、納税し、会社にお金を残していくことが大切です。そうすれば、会社の貯金は増え、借金の割合も減っていきます。
税金を払うことで、目先のお金が減ってしまうと感じるかもしれません。しかし、長期的な視点で考えると、節税よりも強い財務体質を持つ方が、メリットが大きくなります。特に、銀行から融資を受けるためには、財務体質の強化がとても重要です。
銀行は融資を検討する際、必ず「会社の貯金」と「借金の割合」をチェックします。貯金が多く、借金が少ない会社は、交渉で有利な立場に立てます。これが経営の自由度を大きく左右します。
「資金的な心配なく経営したい」「銀行の顔色をうかがわずに事業を進めたい」と考えるなら、何よりもまず会社の財布を豊かにすることです。
ダイヤモンド財務の社長は、節税を意識しながらも、まずは財務体質の強化を図ります。税金は「必要コスト」と考え、会社にお金が残るようにすることを優先します。
ガラス財務の社長は、目先の節税だけを考えます。節税のためにお金を使い、会社にはお金が残りません。気づいた時には、借入依存・資金不足・赤字体質に陥っています。
社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。
あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?
ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家
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