【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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売上重視の会社経営が倒産リスクを高める理由

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第324話:売上重視の会社経営が倒産リスクを高める理由

「舘野先生、父には今まで『売上を増やして、人を育てて、コストを減らせば、経営は上手くいく。』と言われてきました。でも、頑張れば頑張るほど、ドンドン経営が苦しくなってしまって…。」苦しい胸の内を告白してくださった、とある関西地方の2代目同族社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関なので、全国各地より同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みについてのご相談が寄せられます。

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間違った経営の常識こそ、同族社長を苦しめる元凶

最近は、コロ〇禍の影響を受けて、「経営が苦しくなっている会社」と「ビクともしない会社」あるいはむしろ「経営が順調な会社」との明暗がハッキリとしてきたように感じます。

もちろんやむにやまれず、大変な経営状態になってご苦労されている社長さん方が多いのは重々理解しています。その上で、誤解を恐れずに申し上げれば、この明暗の根底にあるのは、「売上至上主義」か「財務至上主義」か…という社長の経営に対する姿勢の違いにあります。

大変厳しいようですが、経営にリスクはつきものです。そして、その頻度は年々スパンが短くなってきていますし、その影響度合いも年々大きくなっています。

ですから、「予め自社に内在しているリスクを把握した上で、リスクを排除済み会社」つまり「財務至上主義」の経営をしている会社と、「自社に内在しているリスクを知らないまま経営してきた会社」つまり「売上至上主義」の経営をしている会社とでは、有事の際の明暗が分かれてしまうわけです。

売上至上主義の社長ほど、経営がドンドン苦しくなっていく

例えば、経営が順調な時は、自社に内在しているリスクを軽く考えたり、そのリスクへの対応を後回しにしがちです。売上をもっと増やして、人を育てて組織づくりをすれば、潰れない会社になると勘違いします。

しかし、本来は、経営が順調な時こそ、自社の根幹を揺るがすようなリスクを未然に排除することに注力すべきなのです。ところが、多くの場合は、慢心して「今の状況がずっと続く」と誤解します。

その一方で、財務至上主義の経営をしている会社は、自社に内在するリスクを数字で具体的に把握し、その対応を先手先手で打っていきます。そのため、同業他社のライバルをさらに圧倒するチカラを着々とつけていきます。

そして、この傾向は、昨年よりも益々加速していく…この傾向が鮮明になっています。

「K字経済」「K字決算」などという言葉が生まれているのは、まさにそのような大きな時代の変化の表れともいえるでしょう。

大変厳しいようですが、経営においては、時間が勝手に解決するようなことはありません。時間が経てば経つほど悪くなるのが常なのです。もっと言うと、一度変わってしまった流れというのは、100%完全に戻ることはありません。

昨年から継続して起きている現実として、今、多くの会社が「倒産」したり、「撤退」したり、「休業したままそのまま廃業」したりしています。体力のない会社、つまり、財務至上主義ではなく、売上至上主義の会社は、益々経営が苦しくなっていきます。

既に「財務至上主義」の会社だけが生き残る時代になっている

今、全国各地で「淘汰されていく会社」と「強く生き残っていく会社」が明確になってきています。「淘汰される会社」もあれば、その一方で「生き残った会社」にお客様が流れていってるのです。

これからの新しい世の中を真に生き抜く会社には、絶対的に「財務至上主義」の経営が不可欠です。なぜなら、事業永続のキーポイントは、他でもない「お金」であり「財務」にあるからです。

特に、同族会社の社長にとっての財務は、「守り」と「攻め」の側面があります。もっと言うと、同族会社の社長にとっては、「会社」だけでなく「社長自身」の人生そのものに大きく影響していきます。

だからこそ、万が一のことがあっても絶対に潰れない会社にするという守りの実務と、事業を永続させるための継続的な事業投資に耐えられる攻めの実務が必要なのです。

財務至上主義の社長は、厳しく現状認識をしつつ、悲観的に将来を計画して、成功の確度を高める打ち手をコツコツ積み重ねていきます。どんな経営環境下においても、ビクともしません。やるべきことを粛々と実行に移し、確実に成功を積み重ねていきます。

売上至上主義の社長は、そもそも現状認識が出来ていません。楽観的に将来を計画して、お金が足りなくなったら銀行から借りればいいと安易に考えます。表面的な対処療法ばかりで、経営は益々苦しくなっていきます。

ダイヤモンド財務の社長は、苦しい経営環境下の時ほど強みを増していきます。競合他社が淘汰されていくのを横目に、本来持っていた真の実力に磨きをかけていきます。唯一無二の会社になります。

ガラス財務の社長は、苦しい経営環境下に陥ると真っ先に身動きが取れなくなります。倒産してしまえば、大切な家族や社員・取引先の期待を裏切ることになります。社長だけでなく皆が不幸になっていきます。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

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