【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す財務

当コラムは、「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない」「節税して税金から『会社』と『財産』を守りたい」「銀行対応で失敗したくない。借金を減らしたい」「無策なままの事業承継・相続対策。将来が不安」とお考えの同族会社のオーナー社長・二代目社長向けのコラムです。
「お金を残す財務」「節税対策・税金対策」「銀行対策・銀行融資」「事業承継・相続対策」に関する気づきやヒント、エールをお伝えします。(毎週水曜日更新)

会社を潰さないために不可欠な戦略

第159話:会社を潰さないために不可欠な戦略

「舘野先生、自分なりに本を読んだり、セミナーに参加したり、人並み以上に勉強してきたつもりです。でも、結局『わかったつもり』になっただけで、自分の会社の経営には何一つ落とし込めていませんでした。今回は、本物の財務を学ぶために、コンサルティングを受けることを決めたんです。」先般、全12回のコンサルティングを終えられた、とある経営に前向きな三代目社長さんの一言です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関ですので、日本全国津々浦々から、真剣に自社の永続的成功繁栄を願う社長さん方がお見えになられます。北は北海道、南は九州・沖縄からいらっしゃいますので、新幹線や飛行機をご利用の方がほとんどです。そんなこともあって、当社では人一倍、天気予報や台風情報には敏感なのですが、幸いなことに、ほとんどの社長さんが天候の影響を受けることなく、全コンサルティングステップを無事修了されています。

当社で最も人気があるのは、1年間かけてじっくり財務を磨き上げていくコースなのですが、1年間終えてみると、多くの社長が「1年前とは、全く別の世界が見えるようになった」とか「今までと考え方が、大きく変わった」という風におっしゃられます。

プログラムそのものは、5年後、10年後の「4C経営」を実現するために、当社独自の実践理論に基づいて進めていくものですが、それでも、早い場合には、第3回目のステップを迎える前に、数千万円、場合によっては億単位での埋蔵金が発掘されたり、あるいは、各種財務指標を劇的に改善するための具体策が見えてきたりするものです。

ちなみに、「4C経営」とは、ダイヤモンド財務の究極のカタチとして当社が提唱しているものであり、具体的には、①外部資本に頼らない状態である、②最少の元手で最大の利益が稼げている状態である、③いつでも新規事業投資できる状態である、④3年間売上ゼロでも潰れない経営状態である、の4つのキャッシュ戦略を実現している状態をいいます。

財務を知らない多くの社長さんには、よく、
「言うは易しだけど、実際はそんなことムリに決まっている」
「売上さえ増えていれば、きっとなんとかなるはずだから」
「なんだかんだいって、結局銀行の言う通りにするしかないんだよ」
といいます。あなたの周りの社長さんは、どうでしょうか?
特に、先代社長世代の経営者ほど、このようにおっしゃっていませんか?

これまでに、多くの社長が、「財務」を知らないがゆえに、苦しまなくてもいい場面で苦しんでいるという現実を見てきました。社長が「財務」さえ知っていれば、決して潰れることのなかった優良企業が、あっという間に倒産の憂き目にあった瞬間も目のあたりにしてきました。また、逆に、倒産寸前の状況から、「財務」のチカラで会社をよみがえらせ、無事、上場の栄冠を掴み取る瞬間も見てきました。

だからこそ、1人でも多くの社長に、「財務」の重要性と、「財務」の可能性を知っていただきたい、そう切に願っています。

特に、同族会社の場合は、本当の意味で安心して「財務」のことを相談できる相手はいません。税理士はあくまでも税金の専門家ですし、ましてや、取引先や銀行にウッカリ相談してしまった日には、いつどのようなカタチで足元をすくわれるかわかりません。だからこそ、多くの社長が誰にも相談できずに、1人で悶々と悩み続けているのです。

時間が解決してくれる類の経営課題であれば良いのですが、「財務」の場合は、時間が解決するどころか悪化させてしまうケースの方がほとんどです。それに、同族会社の場合は、社長が株式の大半を所有しているということもあって、それを理由に銀行から連帯保証をとられてしまっていたりします。つまり、「所有」と「経営」は別のものでありながら、その一方で、「所有」と「経営」を一体として捉えられる瞬間があるのです。

たとえば、自分の会社が銀行からお金を借りる際に担保を取られてしまったり、あるいは、連帯保証人を求められてしまったりしている場合、それは一体なぜなのかについて社長本人が明確に理解できているかというと、ほとんどの場合が「ただなんとなく、銀行のいわれるがままに取引している」というケースが多くを占めるのです。

「自社の財務のどこに問題があるのか?」あるいは「銀行の担当者が財務の知識がないからなのか?」あるいは、「銀行、ないしは支店の融資方針なのか?」といったことを知り、その上で、「どのように自社の財務を磨けばよいのか?」「今後、どうやって自社にとって有利な融資を引き出していこうか?」という具体的戦略を、社長自身が持っていなければならないのです。

社長に必要なのは、机上の空論ではありません。生きた実学です。あくまでも「財務」は、社長自身のための実務であり、事業永続のために欠かせない社長業の要です。よく、「財務を知らない人は社長になってはいけない」と言われますが、それは、社長自身と会社、社員、家族を守るために絶対的に必要な実務だからなのです。

あなたは、社長として、真の「財務」が出来ていますか?
貴方の会社には、会社と社員、家族を守るための財務戦略がありますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント
舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みのつくり方
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