【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

会社を永続させるために知っておきたいこと

第18話_WEB横500 FB縦200.jpg第18話:会社を永続させるために知っておきたいこと

「諦めないという土に念という種をまき、信じるという水をあげる。
希望という芽が伸びて、夢という大輪の華が咲く。」

明けましておめでとうございます!2015年の幕開けです。
2015年を迎えるにあたり、あなたはどのような想いを抱いていますか?

「諦めないという土に念という種をまき、信じるという水をあげる。希望という芽が伸びて、夢という大輪の華が咲く。」・・・変化の目まぐるしい経済環境下において、長らく経営の舵取りを続けているある年配の女性経営者から、先般、お寄せ頂いたメッセージです。

そもそも女性の経営者が少ない時代から、「経営者」という大役を引き受け、継続していくだけでも、本当に大変なことであったと思います。そんな幾多の困難を乗り越えてきた方からのメッセージは、たとえ一言であっても大変力強く、考えさせられるものがあります。

年末年初は、日頃まとめて時間をとることが難しい経営者にとって、「考える」ための時間を確保する貴重なタイミングです。多くの経営者は、新しい年の幕開けに向けて英気を養うだけでなく、今後の事業の方向性や近い将来の展開に想いを馳せたり、それから、今まで「やめよう、やめよう」と思いながらもズルズルと続けていたことを「やめる」決断をしたり・・・、様々だと思います。

それから、12月30日には、自由民主党・公明党から「平成27年度税制改正大綱」の発表もありました。今後の政治とお金の流れだったり、アベノミクスの三本の矢「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」が自社に与える影響などについて考えたり、中には、今後の事業の方向性と照らし合わせて対策を練っている方もいるかもしれません。

「手元にお金を残す」ためには、やはり、最後は「税務対策」が欠かせません。なぜなら、どのように手元にお金を残す仕組みづくりをしていくのかが、「潰れない」強い会社づくりのためには重要なキーポイントになってくるからです。よって、今後の税制を踏まえた対策の打ち方や考え方については、また別の機会にお伝えできればと思います。

それから、今年、2015年は、戦後70年の大きな節目を迎えます。
焼け跡闇市からの復興、高度経済成長、バブル経済、そしてバブルの崩壊、失われた20年・・・。時代は目まぐるしく変化し、一昔前の成功法則はあっという間に時代遅れの産物になってしまう、今はそんな時代です。昨今の低成長の日本経済の環境下においては、売上が右肩下がりになってしまったり、売上の激減だったり、あるいは、今はなんとか事業継続できているけども、数年後には自社の仕事がなくなる可能性があるという「市場の喪失」という根本的な危機に立ち向かっている企業も数多く存在しています。

このような厳しい「環境」そのものを変えることが出来れば良いのかもしれませんが、世界経済の中にある日本経済、日本経済の中にある地域経済・・・。このような自分の「外」にあるものは、どんなに嘆いても不平不満を言い連ねても変えられないのが大半です。むしろ、そのことに対して出来ない言い訳をしたり、不平不満を言ったりしている瞬間そのものが、時間の無駄ともいえます。なぜなら、自分の願い通りに変えられるのは、あくまでも自分の「中」にあるものだけだからです。

ところで、経営者にとって、最も重要な「役割」とは何だと思いますか?これは正解のない問ではありますが、私は、どんな環境下においても、会社を存続させていくことにあると考えています。ですから、経営者が環境そのものに立ち向かうことを諦めてしまったら、事業の存続そのものが難しくなってしまうため、そのこと自体が、最も憂いべきことであると捉えています。そもそも、壁や困難が人生においてなくなること自体、あり得ないからです。

経営者という役割の最大の特徴は、「顧客・取引先・社員などの多くの人たちの人生に対する責任を負っている」という点にありますが、永く成功し続けている経営者ほど、自分の下す判断・選択・決断が、顧客・取引先・社員にどんな影響を与えるのかを考え抜いているものです。そして、そのことに対して清らかな「誇り」を胸に抱いているものです。ですから、どんなことがあっても「会社を絶対に潰さない」という信念と覚悟を持って経営の舵取りをしているのです。

だからこそ、どんな経済環境下に陥っても、どんなに強い逆風に見舞われようとも、「環境の変化を飛躍のチャンスに繋げる」という風に考えます。そして、飛躍のチャンスを掴みとるためには、たくさんの成功の種をまき続けなければなりません。当然ながら、成功の種の中には、失敗に終わってしまうものだってありますし、芽が出るまでには時間がかかるものもあります。

ですが、種はまいてみなければ、成功に終わるのか失敗に終わるのかは、わかりません。そして、その成功の種をまき続けるためには、事業を自由自在に操れる岩盤の「財務」が必要になってきます。だからこそ、永く成功し続けている経営者ほど、事業永続のキーポイントは、財務中心の会社づくりにあると考えるのです。

当社も初心を大切に、社長と会社にお金が残る仕組みづくりを通じた「潰れない」強い会社づくりで、次世代経営者の事業を通じた夢実現に寄与すべく、今年も、精力的に活動をしていく所存です。

事業を自由自在に操れる「攻め」の財務、3年間売上ゼロでも潰れない「守り」の財務で、日本経済の成長発展に貢献する多くの次世代経営者の御支援をしてまいります。

今年も多くの素晴らしいご縁に恵まれることを心より楽しみにしております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

舘野愛

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