【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

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会社を繁栄に導く後継社長の「目標」の決め方

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第120話:会社を繁栄に導く後継社長の「目標」の決め方

「舘野先生、いよいよ社長就任日が決まりました!」昨年末、当社にお見えになられた、とある後継社長からの喜びのご報告です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関ですので、全国各地から様々なご事情を抱えた二代目社長、三代目社長がご相談にお見えになられます。その中には、長年、社長業に邁進されている後継社長もいらっしゃいますし、社長に就任された直後・・・という方もいらっしゃいます。

それから、「これから社長に就任される」という後継社長の方々からのご相談も多く寄せられます。年末年始の時期やお盆の時期などは、「これから社長に就任される」という方々から、社長就任に関するご相談・連絡を数多く頂く時期でもありますので、例年、いつも楽しみにお話を伺っているのですが、2016年も多くの後継社長から社長就任のご報告・相談をいただきました。

このような社長就任という新たな門出の喜びを一緒に分かち合えるということ自体、我々にとって大変嬉しいことですし、本当に日々の業務の励みになる喜ばしいことです。

しかし、手放しに社長就任を喜べるほど甘いものではありません。社長に就任するにあたっては、それなりの準備も必要ですし、当然本人の覚悟も必要です。なぜなら、社長には、社員や家族の生活を守るために「会社を絶対に潰してはならない」という大きな責任があるからです。

これは、社長になったことがある人であれば誰もが痛感することではありますが、社長の責任は、専務や常務などのナンバー2の立ち位置とは大きく変わってきます。一言でいえば、今までとは「見ている世界」がガラリと変わってくる・・・といったところでしょうか。

だからこそ、どんなに厳しい経営環境下であっても、時代の変化が著しい時代にあっても、社長は、事業永続のためにチカラを尽くしていかなければなりません。事業永続のためのキーポイントとなる財務をより強固なものに築きあげていく努力を、人知れずコツコツと続けていかなければなりません。しかし、それを本当の意味で知っているのは、強く永く勝ち残っている社長だけです。

財務に対する不安や理解不足を払拭するための手立てを講じることなく、「目隠し運転で高速道路を走るような感覚」を抱えながら社長として経営の舵取りをしていくことは、会社の存亡を揺るがしかねないことです。

ところが多くの社長は、
「自分の会社の財務状態がどういったものなのかわからない・・・」
「自分の会社のどこが問題なのかがわからない・・・」
「これから自社の課題をどのように解決すべきか、見当がつかない・・・」
といった財務に対する不安や理解不足を、見てみるフリをしたまま社長に就任してしまうのです。

もっといえば、財務を悪化させてしまう社長の多くは、自社の財務のことを正しく理解することから避ける傾向にあります。自社の財務状態に正面から向き合おうとせず、また、向かうべき将来の方向性や目標も曖昧なまま、目先の売上拡大ばかりに気を取られる傾向にあります。そうなると必然的に、場当たり的で、自分自身の私利私欲を中心とした経営判断を下すことになってしまうのです。そのような場合は、当然、目指すべき明確な「財務目標」も持ち合わせていません。

しかし、その一方で、どんなに苦しい経営状態の会社を承継したとしても、努力を重ねて成功を掴みとる社長も数多く存在します。

成功を掴み取る社長は、「財務中心の会社づくりこそ事業永続のキーポイントである」ということを正しく理解した上で、経営計画や年初の目標設定の中に、あえて必ず明確な「財務目標」を設けます。

どれだけの内部留保を持ちたいのか、手持資金はどれぐらい必要なのか・・・などなど、単なる目標ではなく、「財務」の目線から見た5年後、10年後の自社のあるべき理想の姿を数字で、具体的にありありと表現します。だからこそ、最短距離で成功をつかみ取ることができるのです。

年初の今こそ、目指すべき明確な「財務目標」を、あなたも自ら掲げてみませんか?
 財務中心の会社づくりで、2017年を飛躍の一年にしてみませんか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

【フェイスブックページ】https://www.facebook.com/yumerea

【セミナー案内】https://www.yumerea.co.jp/seminar_lp

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舘野 愛

この記事の監修・執筆者

舘野 愛(Tateno Ai)

ユメリアコンサルティング株式会社 代表取締役

同族会社専門 ダイヤモンド財務®コンサルタント

法政大学経営学部卒業後、中央青山PwCコンサルティング株式会社、税理士法人みらいコンサルティングを経て現職。財務顧問部の責任者として数多くの同族会社の支援(経営財務・事業承継・企業再生など)に従事。ある同族会社の倒産を目の当たりにした経験から、「財務は会社と社長一族の命運を左右する」と痛感し、日本初の同族会社専門コンサルティング会社を設立。

20年以上にわたり1,300人以上の同族社長を指導。売上や借金を増やさずに1年で手元資金を2倍にした事例や、実質無借金経営の実現、相続税の9割圧縮など、あらゆる角度からお金の悩みを解決する「ダイヤモンド財務®」プログラムを開発・指導している。2017年・2020年には「日本の専門コンサルタント年鑑」で厳選実力者として紹介される。

■ 保有資格

  • 税理士(東京税理士会・登録番号109556号)
  • AFP(認定番号51535999)
  • プロコーチ(GCS認定コーチ・認定番号1406SJ0951)

■ 著書・執筆実績

  • 『社長と会社にお金が残る仕組みの作り方 ダイヤモンド財務戦略』(エベレスト出版)
  • 『同族会社のためのダイヤモンド財務3つのポイント』(日本コンサルティング推進機構)
  • 『企業再編・組織再編入門』(日本実業出版社・共著)

■ メディア掲載・出演実績

  • 日本経済新聞:書籍「ダイヤモンド財務戦略」掲載(2025年12月)
  • 日本歯科新聞(アポロニア21):特集インタビュー掲載(2025年9月)
  • 近代中小企業:3ヶ月連続連載「社長がお金の落とし穴にハマる理由」ほか(2019年)
  • その他:東京商工会議所(東商社長ネット)、海外投資新聞、FM-FUJIなど多数

■ 講演実績

  • 主催セミナー:「新春三大経営戦略」特別セミナー(2026年1月)
  • 商工会議所:岡山、千葉、宇都宮、新潟、富山黒部、群馬渋川、埼玉浦和など全国多数
  • その他:中小企業家同友会(町田、荒川)、民間企業など多数