【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す財務

当コラムは、「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない」「節税して税金から『会社』と『財産』を守りたい」「銀行対応で失敗したくない。借金を減らしたい」「無策なままの事業承継・相続対策。将来が不安」とお考えの同族会社のオーナー社長・二代目社長向けのコラムです。
「お金を残す財務」「節税対策・税金対策」「銀行対策・銀行融資」「事業承継・相続対策」に関する気づきやヒント、エールをお伝えします。(毎週水曜日更新)

決めるべき時に決断できない社長の共通点

第136話:決めるべき時に決断できない社長の共通点

「舘野さん、自分は社長に就任してもうすぐ10年近く経ちます。それなのに、いまだに自分の会社のお金の流れがピンと来ないんですよ。経営判断を下そうと思っても、何を決断の拠り所にしたらいいのかわからなくて、いつも迷ってしまって・・・。ちゃんと自分で会社のお金の流れを理解して、自信を持って経営判断が下せるようになりたいんです。」創業者のお父様から経営権を引き継ぎ、早10年経過したという後継社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関ですので、全国より財務に関するお悩みを抱えた社長さん方がお見えになられます。会社経営にまつわるお金の悩みは、会社の数だけ、社長の数だけ存在します。

したがって、似たような事例は多くあるものの、全く同じケースというものは、二つとして存在しません。よって、個々の会社・社長が置かれている状況を正しく測定し、いかに最短距離でダイヤモンド財務化を後押しするかが、当社の腕の見せ所といったところでしょうか。

多くの社長は、このようにおっしゃいます。
「自分の会社が本当に儲かっているのかどうかがわからない・・・」
「毎日忙しく仕事をしているはずなのに、キャッシュは減っていく一方だ・・・」
「経理担当者や顧問税理士に聞いてもイマイチお金の流れがピンとこない・・・」
「今期は黒字だと思っていたら、実際は赤字。でもその理由がわからない・・・」
「事業は順調なはずなのに、どうしてお金が増えていかないんだろうか・・・」
一度はあなたも、このように感じられたことがあるのではないでしょうか?

人それぞれ、感じ方や自覚症状は異なってきますが、これらすべてに共通するのは、「財務中心の会社づくりができていない」ということです。

そして、「財務中心の会社づくり」が出来ていない会社の最大の特徴は、「自分の会社のお金の流れがわからない」ため、社長が正しい経営判断をタイムリーに下せていない点にあります。

もし、万が一、社長が正しい経営判断をタイムリーに下せていなかったら、その会社は一体どうなってしまうでしょうか?

経営判断を下すべき時に下せないという状況が続いていけば、当然、会社として「攻める」べき時に攻める決断ができませんし、逆に、「捨てる」べき時に捨てる決断ができません。そうなると、時間を浪費するだけでなく、限りある貴重な経営資源である「お金」を数千万円単位、場合によっては億単位で垂れ流していくことになります。

それから、経営判断を下したとしても、それが間違ったものであればどうでしょうか?

例えば、会社として「攻める」べき時に守りに入っていたり、逆に、「守る」べき時に「攻める」経営判断を下していたとしたら、赤字を垂れ流すどころの問題ではありません。それは、もはや、社長自らが自分の会社を潰すという事態になりますから、想像するだけで恐ろしいことです。

しかし、「財務中心の会社づくり」が出来ていない会社は、社長自身が知らず知らずのうちに、このような悪手を無意識のうちに打ってしまっているのです。

したがって、もし万が一、自分の会社が「財務中心の会社づくり」ができていない、あるいは、社長である自分自身が「財務を知らない」と感じているのであれば、一刻も早く「財務」を学ぶべきなのです。

財務は、税理士や経理担当者の仕事ではありません。
あくまでも、社長のための実務なのです。

会社経営とは、価値ある技術や商品・サービスを提供して雇用を創出し、地域経済を活性化する最大の社会貢献です。だからこそ、社長は、社員や家族のために、地域経済の発展のためにも、「儲かって潰れない」「利益を出してお金が残る」強い財務体質を目指すべきなのです。

財務中心の会社づくりは、早く取り組めば取り組むほど効果が出やすく、経営の安定度や自由度が向上します。それに、何より社長自身が、自信を持ってタイムリーに正しい経営判断を下せるようになるため、財務が強くなると同時に事業の成長も加速していきます。

しかし、「財務中心の会社づくり」には、一般には知られていない絶対的な手順と、見落としてはいけない幾多のチェックポイントが存在します。

だからこそ、聞きかじりの知識や表面的な情報を過信した場当たり的な資金調達や間違った節税対策、会社の寿命を縮める危ない投資を行ってしまった場合には、強い財務体質を手に入れるどころか、むしろ会社を潰しかねない悪手になってしまうということを、社長はよくよく知っておかなければならないのです

あなたは、社長として「財務」中心の会社づくりができていますか?
決めるべき時に、正しい決断ができていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント
舘野 愛
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