【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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会社を成功発展に導く次世代経営者の「投資」

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第19話:会社を成功発展に導く次世代経営者の「投資」

「舘野先生、私は先代から引き継いだ会社をもっと大きく成長発展させていきたいと思っています。そのために、今年は積極的な投資をしていきます!」2015年の抱負を語って下さった、ある経営に前向きな後継社長さんの言葉です。

ところで、会社を大きく成功発展させるために必要なこと・・・。
あなたは何だと思いますか?

会社経営の本質が、「最小の元手で、最大の利益を稼ぐこと」にあることから逆算して考えると「上手に投資をすること」や、「上手にお金を使うこと」は、必要不可欠な要素であるといえるでしょう。

長らく成功し続けている経営者ほど、「生きたお金」の使い方を重視するものですが、その一方で、自社にとって価値がない支出に関しては厳しく制します。その上で、自社の利益の最大化につながる「投資」に注力します。そして、その投資に使えるお金を最大化するために、日頃から、如何に手元にお金を残すかを考えます。

会社経営における「投資」とは、実に様々な要素から成り立つものですし、業種やビジネスモデルによっても一言では言い尽くせないぐらい多岐にわたります。当然ながら、会社が置かれている環境や成長のステージによって、どの順番でお金を「投資」していくべきなのかも変わってきます。

さらにいうと、それを見極める審美眼も、長く成功し続ける経営者の必須科目といえます。なぜなら、投資の本来の目的は、あくまでも更なる利益獲得を目指すことであり、投資の「目的」や「順番」をそもそも間違ってしまったとしたら、最悪の場合には、「浪費」に終わってしまったり、あるいは、投資ではなく本質的には投資ではなく単なる「投機」だった・・・なんて話になってしまうからです。

例えば、事業を立ち上げるためには、売り物となる「商品」とその商品を購入する「お客様」がいないと成り立ちません。ですから、起業時の創業期や、新規事業立ち上げなどの第二創業期などのときは、商品(有形のものもあれば、無形のものもあります)を開発するための投資や、その商品を市場に出して売上につなげるためのマーケティング活動、いわゆる広告宣伝のための投資が必要になってきます。

それから、いったん事業が立ち上がったら、人材という人手が必要になってきます。そして、その人材を磨き上げていくための教育投資も必要になります。自動的に優秀な人材が集まってくるのであれば、それに越したことはありませんが、多くの場合は、良い人材が集まりやすいように環境を整える・・・そのための投資も必要になってくるものです。

そして、会社という組織が円滑に回る仕組みづくりのためには、システム導入や、社内管理体制づくりのための投資も当然ながら必要になってきます。というのも、いうなれば、「商売」はモノやサービスを売ってお金を儲けることですが、「経営」の場合は、そこで終わりという訳にはいかないからです。

商売で儲けた利益を、さらに投資して、次の利益につなげるための一連のサイクルを回し続けなければならないからです。そして、その仕組みが整っていれば、会社として次の成長を見据えた活動を継続することが出来ますし、その仕組みが整っていなければ、多くの場合、「商売」の域からなかなか脱することができない・・・という訳です。

私は、10年以上にわたり述べ100人以上の経営者の支援にあたってきましたが、多くの経営者は、「売上が増えれば、潰れない会社になる」と考えます。もっというと、一般的な職業会計人もそのように考えます。中には、会社の成長を阻害するような「節税対策」を、知らず知らずのうちに提案していることさえあります。これは、本当に大変憂いべきことです。

ところが、長く成功し続けている経営者ほど、「財務中心の会社づくりこそが、事業永続のためのキーポイントである」と考えます。それは、なぜでしょうか?

多くの起業家は、事業を立ち上げるときに「世の中に新しい価値を提供する」という熱い志を持って起業し、また、後継社長は、先代経営者から引き継いだ会社をより大きく成長させたいという情熱を抱きます。

そして、その尺度や価値判断の基準として「売上」というものは、大変わかりやすいのです。ですから、多くの経営者は、知らず知らずのうちに「売上至上主義」の会社づくりをしていきます。

ゼロをイチにする起業家にとって、採算度外視してでも良いものを創り出して、一人でも多くの人や企業に提供する・・・という熱い情熱は、必要不可欠です。それがなければ、際限なく押し寄せる幾多の困難を乗り越えることなんて到底叶わないでしょう。

かたや一方で、無尽蔵に資金があるのであれば話は別ですが、そのような採算度外視の売上至上主義だけで突き進むと、いずれ資金繰りが破たんし、資金ショートに陥ってしまいます。

ですから、経営者は、売上を創造し続けて拡大していくという熱い情熱と、会社を潰さないために適切な経営判断を継続し続けていく冷静さが必要になってくるわけです。

逆にいうと、その両方の相反する二つの要素を融合させる財務中心の会社づくりを行っていくことの重要性に気が付いた経営者だけが、いわゆる成功の上昇気流に乗ることができるのです。

ですから、その財務中心の会社づくりの重要性を骨身にしみて感じられた経験をお持ちの経営者ほど、当社の活動に強く共感して下さるのです。

「倒産」の危機を体感して、乗り越える・・・。
これは、大変素晴らしいことですが、誰にでもできるものではありません。それに、万が一、そのまま倒産してしまったら、社員や家族・取引先などの利害関係者に多大なる影響を与えてしまいます。

だからこそ、「倒産」の危機を迎えないように、日頃から財務中心の会社づくりを行って、事業を自由自在に操れる財務状態を築いておくことこそが、限りある時間とお金を価値ある「投資」に活かす最善策なのです。

あなたの会社は、成功発展のための「投資」の準備、出来ていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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