【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

会社の未来を創るために不可欠な●●思考

第193話:会社の未来を創るために不可欠な●●思考

「舘野先生、将来に向かっての経営判断をするにあたって、『これで間違いない』っていう確信みたいものが持てないんです。だから、いつも不安で不安で仕方がないんです。」ある九州地方にお住まいの3代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)実務の専門機関なので、実に、様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。

財務改善に始まって、銀行対応や相続対策などなど、本当にありとあらゆるご相談が寄せられます。

例えば、
「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない…」
「金融機関との付きあい方で失敗したくない…」
「株式や不動産などの相続対策でモメたくない…」
といったある程度明確なお悩みもあれば、その一方で、

「経営判断の基軸がないから、決断できなくて困っている…」
「自分の会社のお金の流れがイマイチ理解できない…」
「将来に向かっての経営判断に確信を持ちたい…」

といった少し抽象度の高いお悩みなんかも寄せられます。

このように抽象度の高いお悩みを抱えられている場合には、
「目隠し運転で、高速道路を走るような感覚…」
「計測器のないコックピットで、フライトするような気分…」
「コンパスを持たずに、航海にでるような感じ…」

というイメージをお伝えすると、「そう!そうなんだよ!」と前のめりになったり、「うん…うん…」と深く深く頷かれたりする社長さんもいらっしゃいます。

恐らく一般の社員さんにこのようなイメージのお話をしても、「何のこと?」といった感じなのかもしれません。

しかし、会社経営という重責を担っている社長さん、特に、最初からたくさんの資産や負債、社員や取引先を背負っての船出を余儀なくされる2代目・3代目などの後継社長さんならわかる、ほんとうに深くて重い悩みなのです。

漠然としたお金の不安を抱える理由とは

当社では、その深くて重いお悩みを解決するためのお手伝いを全国各地でしているのですが、冒頭にあったように「経営判断の基軸がないから、決断できなくて困っている…」「自分の会社のお金の流れがイマイチ理解できない…」「将来に向かっての経営判断に確信を持ちたい…」とおっしゃる社長には、ある共通点があるのです。

それは、そもそもの前提となる「財務思考」が正しく身についていないということです。

しかし、これは逆を返せば、社長自身に「財務思考」が正しく身につけば、このようなお悩みはアッという間に解決するということなのです。

ここでいう「財務思考」とは、「会社と社長にお金を残す」ための考え方であり、具体的には、お金を「増やす」「守る」「引き出す」思考のことを言います。

これは、決算書が読めればいいというレベルの話でもなければ、経理や会計の勉強をすれば良いという話でもありません。

それから、よく「数字に強い」イコール「財務がわかる」と勘違いされている社長もいますが、それも間違いです。

特に、「自分は数字に強い」と思っている社長ほど、実際のところは、見えない落とし穴に陥っているものなので、本当に注意が必要なところです。

財務は、あくまでも「社長のための実務」です。

特に、同族会社の社長こそ、会社と自分自身を守るために絶対に身につけておかなければならない実務なのです。

財務を知れば、「見える世界」が変わる

よく「こんなに早く解決するんだったら、もっと早く相談していればよかった…」というお声が当社にいらっしゃる社長さんから出てきますが、それぐらいに「財務思考」がある社長と、「財務思考」がない社長とでは、「見える世界」が大きく異なってくるのです。

逆に、社長自身に「財務思考」がなければ、どんなに大量の数字情報をエクセルで一生懸命集計しても、どんなにカッコイイグラフやデータの資料を作成しても、全くもって使い物になりません。ただの紙切れの山になってしまいます。

逆に、社長自身に「財務思考」が正しく身につけば、最低限の労力で、早く正確な経営判断を、あたかも息を吸って吐くように下すことができるようになるのです。

あなたは、社長として本当に重要な情報が何なのかを理解できていますか?
数字に強ければ、財務なんか知らなくても大丈夫と思っていませんか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント
舘野 愛

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~同族会社と社長一族の「財産管理実務」の専門家~
社長と会社にお金を残す仕組み「財務コンサルティング」
「ダイヤモンド財務」のユメリアコンサルティング株式会社
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