【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

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売上計画だけではお金が残らない理由

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第248話:売上計画だけではお金が残らない理由

「舘野先生、ウチの会社は、計画らしい計画を今まで一度も作ったことがありません。売上目標は一応あるのですが、それ以外はハッキリ言って、出たとこ勝負で…。」社長に就任して10年の節目を迎えるとある2代目社長さんの一言です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関ですので、ありとあらゆる会社経営にまつわるお金の悩みが寄せられます。金融機関との付き合い方や相続対策に始まり、財務体質を強化するための打ち手や資金繰りを改善するための具体策など、お金にまつわるありとあらゆるご相談に応じています。

そんな中で、自社の経営の質を向上させるために最も有効で、最短最速のツールである「経営計画」が存在しない…、あるいは、経営計画があっても形骸化してしまって機能していない…という会社が多いのも現実です。

未来をより具体的にするのが「計画」

世間一般でいうところの「計画」には、「経営計画」だったり「事業計画」だったり、もっと掘り下げていけば、「販売計画」や「投資計画」「資金計画」など多岐にわたります。もちろん目的があってこその「計画」なのでどれが良くてどれが悪いというものでもありません。最も大切なことは、「何のために計画を立てるのか?」ということです。

例えば、どんなに立派な見た目で、カッコイイ冊子型のものになっていても、それがちゃんと実行されて、しかも、現実にならなければ、コトバはキツイですが、単なる数字遊びやコトバ遊びにすぎません。『絵にかいた餅』とはよく言ったものですが、世間一般で作成されている「計画」の中には、残念なことに、「最初から実現するつもりがない計画」とか「誰しもが実現できないとハナから諦めている計画」が散見されます。つまり、ここで何をお伝えしたいかというと、あくまでも「目的ありき」ということです。

では、なぜ多くの「計画」が「絵にかいた餅」で終わってしまうのでしょうか?

多くの原因が考えられますが、最も大きな原因は、作成責任者である「社長」自身がちゃんとアタマに汗をかいて考えていないことに起因します。特に、数値計画については、ほとんどの会社において「売上目標」ぐらい…これが現実なのではないでしょうか。

売上目標も結構ですが、その前に、自分の会社は、社会に対してどのような使命(ミッション)があって、何を通じて社会に貢献していくのか。そして、その使命を実現するために、会社が大切にしている価値観は何なのか…という経営理念だったり、その使命を実現するために、顧客や社員に約束する行動指針がなければ、一体誰がその売上目標を達成しようと思うのか…ということです。

「売上目標」=「経営計画」は大きな間違い

大切なことは、使命・経営理念・行動指針などの自社の軸となる基本方針があってはじめて「計画」が現実味を帯びてくる…という事実です。その上で、全社員の夢や希望になるような経営ビジョンをリーダーである社長が掲げること、これこそが最も重要なことなのです。

さらに、経営ビジョンをより具体的にしたものが、「売上目標」や「利益目標」、絶対に達成したい「経営指標」になりますし、その上で、毎年いくらの「お金」を残すのかを具体的に数字で決定することが大切なのです。しつこいようですが、あくまでも「数字」で「会社の未来を考えること」が最も大事なことなのです。

数字目標は、年間計画・月間計画に落とし込んで、その進捗度合いを日々確認しながら、行動に落とし込んでいく。これこそが、最短距離でゴールに到達するための絶対条件なのです。何の目標も持たず、ただ漠然と日々を過ごすだけで経営が良くなるほど、会社経営の世界は甘くはないのです。

真に計画を現実のものにし、強く永く続く会社づくりをしたいと願うのであれば、社長自身が自らアタマに汗をかき、会社のこと、自分のことと真正面から向き合う覚悟を持つことこそが最も重要なことなのです。そして、それを数字で具体的にした時、初めて「現実にするための計画」になるのです。

ダイヤモンド財務の社長は、社長自らがアタマに汗をかいて、ダイヤモンド財務化計画書を作成します。5年後、10年後の未来を数字で具体的に描くことで、ダイヤモンド財務化が加速していきます。

ガラス財務の社長は、絵にかいた餅を自分以外の第三者に作成してもらいます。最初から誰も計画達成するつもりがないため、1年後には、その計画の存在自体が忘れ去られてしまいます。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。もっといえば、会社の未来を創ることです。

あなたは、社長として、会社の未来をつくれていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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