【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

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財務を知らない社長が陥りやすい罠

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第97話:財務を知らない社長が陥りやすい罠

「舘野先生、私の友人の会社は、すごく業績が好調らしくて、内部留保も潤沢にあるみたいなんです。そんな強い財務体質の会社の社長なら、財務のことを学ぶ必要もないんでしょうね。」先日、ある経営者仲間の会合で知り合ったとある後継社長さんの一言です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関ということもあって、全国各地のオーナー社長をはじめ、二代目社長・三代目社長などの後継社長から、日々、様々なご相談が寄せられます。当然、業種・業態・事業規模・社歴は多岐にわたりますし、スタート地点での財務状態は実に様々なのが特徴です。

社長さんの中には、「もともと良い財務状態をさらに磨き上げたい!」「将来に向かってより豊かに成長発展させていきたい!」と願う方もいれば、「いまの財務状態だと先行きが不安だからなんとかしたい!」「将来に向かって安心できる財務状態にしたい!」と願う方もいらっしゃいます。

いずれにせよ、スタート地点での財務状態の良し悪しこそあれ、財務中心の会社づくりを目指される社長さんに共通しているのは、『強く永く続く会社づくりを目指したい!』と強く願い、その具体的手法を探し求めた結果『財務』に辿り着いた・・・という点にあります。

そして、当社では、永続的成功繁栄を支える強い財務基盤づくりのお手伝いを日夜させて頂いているのですが、そんな中で、多くの社長が冒頭のような「ある勘違い」をしている・・・ということによく気がつかされます。

多くの社長が無意識のうちにしている勘違い、それは具体的にどのようなものかというと、『財務は、結果である』と考えてしまうのです。つまり、財務は、日々の経営の結果だからどうこうできるようなものではないと結論づけてしまっているのです。しかしながら、結論から言えば、答えはそうではないのです。

結果なのはあくまでも「過去」の数字を記録する「会計」であって、「財務」は結果ではないのです。

なぜこのような勘違いが起きてしまうかというと、それは、「会計」や「経理」・「財務」をいっしょくたに理解してしまっていることが最大の要因なのです。

確かに会計は、既に起きたお金の流れを数値情報として記録したものであり、経理は既に起きたお金の流れを記録するための一連のプロセスを担うものです。したがって、全ての起点は「過去」にありますから、まぎれもなく「結果」です。

しかし、「財務」は違います。

財務は、どうやって将来に向かってお金を残していくのかを考えることであり、あくまでもすべての起点は「未来」にあります。

したがって、「結果」ではないのです。

「財務」とは、自社の経営状態を正しく把握した上で、社長自らの判断で、「どうしたら儲かって潰れない会社になるのか?」「利益を出してお金が残る会社づくりをするにはどうしたらいいのか?」を将来に向かって考え、創り上げていくことにあるのです。

したがって、あくまでも起点は「未来」になりますから、将来に向かって強く永く続く強い会社づくりを目指すのであれば、当然、今現在の財務状態の良し悪しは関係してきません。それに、強い財務の会社は、社長自身が意図して財務を強化する経営判断を続けているからこそ、強い財務状態を維持することができているのです。

仮に、景気の後押しや時代の流れに乗って一時的に良い財務状態になったとしても、それを維持するための財務中心の会社づくりができていなければ、一過性のものにすぎないのです。

財務状態が悪くなってきたところで、いわば内科で風邪を治療する「財務改善」だったり、外科で患部を切除する「企業再生」などの手法となれば、ステージが進めば進むほど選択肢は狭くなります。そして、治療のための難易度が高ければ高いほど、かかってくる治療費だって高額になってきます。

だからこそ、経営が順調な時こそ、社長自身が自社の財務と向き合い、より良い5年後10年後の未来を築くために「社長自身が財務を創り上げる」と考えるべきなのです。

「自分の会社は、それなりに上手くいっているから財務のことは考えなくてもいいだろう。」「財務状態が悪くなったら、その時に財務のことは考えれば何とかなるだろう。」と思うのは間違いなのです。

あくまでも、答えはその逆なのです。

強い財務の会社は、社長自身が意図して財務を創り上げているからこそ、強く永く続く会社づくりができているのです。

あなたは、財務を「結果」と勘違いしていませんか?
 あなたの会社は、未来に向かって強く永く続く「財務」を創れていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

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