【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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強く永く勝ち残る社長が実践する未来の描き方

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第117話:強く永く勝ち残る社長が実践する未来の描き方

「舘野先生、ウチの会社、一応、経営計画みたいなものがあるんですけど、実は、ゼンゼン活用されていないんです。最近、ある幹部が『売上目標だけあれば十分ではないか』とまで言い出しまして、情けないことに、一瞬、返答に困ってしまいました。」来年、先代社長からの経営のバトンタッチを控えている、とある中部地方の三代目社長さんの一言です。

当社は同族会社専門の財務コンサルティング機関ですので、日頃から多くの社長さんや、事業承継を控えた後継社長さん方が全国各地よりご相談にお見えになられます。どの会社もそれぞれで事情が異なりますし、当然、財務の状況もマチマチです。しかし、実際のところは、当社にお見えになられる方々には「ある共通点」が存在するのです。

それは、どの社長さんも、現状に満足することなく、5年後10年後も強く永く勝ち残る会社づくりのために、さらなる高みを目指すために、財務中心の会社づくりを目指されているということです。

そして、特筆すべきことは、どの社長さんも、「自らのチカラで自分の会社の未来を切り拓く」という強い覚悟と確固たる信念があるという点です。

みなさん日頃から、自らの責任と、自らの覚悟で、会社の未来を創り上げようと懸命に努力されています。ですから、程度の差こそあれ、どの会社も地域に根付く優良企業といっても過言ではありませんし、そして何より、財務中心の会社づくりを目指される社長は、自分自身だけのためというのはもとより、まずは社員や家族のために「儲かって潰れない」「利益を出してお金が残る」強い会社づくりを実現させる・・・という確固たる覚悟と強い信念をお持ちなのです。

そして、どの社長さんも、何事に対しても「自責」思考をお持ちですから、どんな厳しい経営環境下におかれようとも、生き残るための善後策を自らの責任と覚悟で講じようとします。そんなこともあって、当社にお見えになられる社長の多くは、自らの意思で会社の未来を創るロードマップとして、「経営計画」の作成に、一度はチャレンジしているものです。

ところが、よくよくお話しをうかがってみると、「以前、経営計画を自社でつくったことがある」とか「銀行に提出するための資料として、外部の人に作ってもらったことがある」と過去形での返答が返ってきます。というもの、多くの場合は、「作りっぱなしになってしまっている・・・」とか「上手く活用できていない・・・」というケースがほとんどなのです。そして、結局、売上目標のみの計画に行き着いてしまうのです。

通常、どんな会社であっても、売上目標ぐらいはあるものです。
しかし、ここに大きな落とし穴が潜んでいるのです。

理由はいたってシンプルです。もしも、会社が向かうべき将来の方向性として社長が示したものが、ただ単に「売上目標」だけだったとしたら、その会社の未来はどうなってしまうでしょうか?・・・ということです。いうまでもなく、社長自身が意識しなくても、その会社は間違いなく「売上至上主義」の会社になってしまいます。

ここで社長が絶対に知っておかなければならないことは、「売上が増えれば、潰れない会社になるのではない」という歴然たる事実です。あくまでも、財務が岩盤だからこそ、事業を自由自在に操れるから潰れない会社になるのです。

結果としての財務ではなく、財務中心の会社づくりこそが、事業永続のキーポイントであるということを、社長は決して忘れてはならないのです。

あくまでも経営本来の目的は「お金」を増やすことです。その根本となるお金の残し方・増やし方を経営計画として、社長自らが数字に落とし込むことこそが、最も重要なのです。

社長は、「儲かって潰れない」「利益を出してお金が残る」強い財務体質を築くために、経営計画を立案する過程で「どれぐらいの利益を確保したいのか?」「お金はどれぐらい手元に確保しておくべきなのか?」を自らの手で、数値で描いておくべきなのです。

「将来のことはわからないから、経営計画はつくれない・・・」
 「経営計画をつくるよりも、目の前の仕事で手一杯だよ・・・」
 「売上と預金通帳さえみておけば、とりあえず大丈夫かな・・・」

高度経済成長下であればまだしも、昨今の厳しい経営環境の中で成り行き任せの経営をしていたのでは、いずれ事業はしりすぼみになってしまいます。

大切なことは、社長自らが本気で「利益を出して」「お金が残る」強い財務体質の会社を目指すことにあります。そのためには、経営計画を創る過程で、どんな財務の会社にしたいのかを社長自らが具体的に数字で描くべきなのです。それができてはじめて「儲かって」「潰れない」強い財務体質の会社になるのです。

あなたは、社長として5年後10年後の自社の財務をイメージできていますか?
 儲かって潰れない会社づくりのために、どんなロードマップを描いていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

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【セミナー案内】https://www.yumerea.co.jp/seminar_lp

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