【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 節税対策・税金対策 

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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多くの同族会社が陥る間違った節税対策

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第55話:多くの同族会社が陥る間違った節税対策

「舘野先生、父から『赤字の理由は税金対策のためであって、本当は黒字経営だ』って聞いているのですが、お金が残るどころか年々、資金繰りが苦しくなっていっているような気がするんです。」来年経営のバトンタッチを予定している、とある後継社長さんのつぶやきです。

そもそもの収益構造が健全で、ただ単に「間違った節税対策」を積み重ねていった結果、知らず知らずのうちに財務状態を棄損してしまっていた、あるいは、資金繰りが苦しくなってしまったというのであれば答えはシンプルです。間違った節税対策を直ちに是正することによって、財務状態を改善し、資金繰りを正常化させるという選択肢があります。

しかしながら、多くの場合は、そう簡単にはいきません。なぜなら、そもそもの問題定義が間違っていたり、さらにはその対処方法までもが間違っていたりするケースがほとんどだからです。そして、最も悩ましいケースは、その事実に気が付いていない場合です。

人間の体に例えるなら、例えば、仮にインフルエンザに感染している人が、「これは、ただの風邪だから問題ない。」と誤った判断をして、市販の風邪薬を飲みつづけていたとしたらどうなるでしょうか・・・?

治るどころか、むしろ日々悪化していくはずです。

実は、こと会社経営にまつわるお金の問題についても、同じような状況に陥るケースが往々にしてあるのです。自社の「過去」・「現在」と「未来」が数字で理解できていなかったり、財務の状況を正しく認識することが出来ていなかったりすると、誤った状況判断の結果、間違った経営判断を下してしまうことがあるのです。

例えば、社長本人は「お金が残らない理由は、節税対策にある」と考えて、一生懸命に節税対策を、しかも、節税効果以上の資金流出を伴うような間違った節税対策を、幾度となく繰り返していたとしたらどうなるでしょうか・・・?

資金は増えるどころか、むしろ減る一方のはずです。

節税対策をするのであれば、やみくもに実行するのではなく、財務の視点からどのような税務対策が望ましいのかを戦略的に立案した上で実行すべきなのです。

自社が抱えている会社経営にまつわるお金の課題の根本原因について、正しく理解ができていないと、いつまでたっても日々の資金繰りに追われ、場合によっては金融機関の顔色を窺いながらの経営を余儀なくされてしまうのです。

社長自らが正しい財務戦略を持たず、そして、自社が抱える課題の正しい認識を持たないままに、顧問税理士や資金調達コンサルタント・保険会社や銀行マンなどの関係者から進められるがまま、言われるがままに、お金の支出を伴う経営判断を実施していくとどうなるか・・・?

これは火を見るよりも明らかです。その結果、知らず知らずのうちに「無理な売上拡大」や「場当たり的な資金調達」・「間違った節税対策」という悪手を打ってしまうのです。だからこそ、財務中心の会社づくりの重要性を知っている社長と、知らない社長とでは、天と地ほどの差がでてくるのです。

事業を永続させていくためには、将来に向かって出ていくお金を減らし、入ってくるお金を増やしていくことにあります。よって、短期的・一時的な視点ではなく、長期的・継続的な視点において、日々の経営判断をしていくことが不可欠です。

そのためには、正しい経営判断を下すための社長専用のモノサシを持ち、日々自社の財務を強化する決断を重ねていくことが最も重要なのです。非常に地味で、なんとも泥臭いと感じられるかもしれませんが、これこそが最短距離の王道なのです。

上場企業などの大企業は、財務担当役員を雇って財務を強化することができます。しかし、中小企業の場合はそうはいきません。だからこそ、中小企業、特に同族会社こそ、社長自らが自社の財務を強化するという意識を持って経営の舵取りをしていかなければならないのです。

あなたの会社は、自社の財務を強化する意思決定ができていますか?
間違った節税対策ではなく、正しい節税対策ができていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

【フェイスブックページ】https://www.facebook.com/yumerea

【セミナー案内】https://www.yumerea.co.jp/seminar_lp

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舘野 愛

この記事の監修・執筆者

舘野 愛(Tateno Ai)

ユメリアコンサルティング株式会社 代表取締役

同族会社専門 ダイヤモンド財務®コンサルタント

法政大学経営学部卒業後、中央青山PwCコンサルティング株式会社、税理士法人みらいコンサルティングを経て現職。財務顧問部の責任者として数多くの同族会社の支援(経営財務・事業承継・企業再生など)に従事。ある同族会社の倒産を目の当たりにした経験から、「財務は会社と社長一族の命運を左右する」と痛感し、日本初の同族会社専門コンサルティング会社を設立。

20年以上にわたり1,300人以上の同族社長を指導。売上や借金を増やさずに1年で手元資金を2倍にした事例や、実質無借金経営の実現、相続税の9割圧縮など、あらゆる角度からお金の悩みを解決する「ダイヤモンド財務®」プログラムを開発・指導している。2017年・2020年には「日本の専門コンサルタント年鑑」で厳選実力者として紹介される。

■ 保有資格

  • 税理士(東京税理士会・登録番号109556号)
  • AFP(認定番号51535999)
  • プロコーチ(GCS認定コーチ・認定番号1406SJ0951)

■ 著書・執筆実績

  • 『社長と会社にお金が残る仕組みの作り方 ダイヤモンド財務戦略』(エベレスト出版)
  • 『同族会社のためのダイヤモンド財務3つのポイント』(日本コンサルティング推進機構)
  • 『企業再編・組織再編入門』(日本実業出版社・共著)

■ メディア掲載・出演実績

  • 日本経済新聞:書籍「ダイヤモンド財務戦略」掲載(2025年12月)
  • 日本歯科新聞(アポロニア21):特集インタビュー掲載(2025年9月)
  • 近代中小企業:3ヶ月連続連載「社長がお金の落とし穴にハマる理由」ほか(2019年)
  • その他:東京商工会議所(東商社長ネット)、海外投資新聞、FM-FUJIなど多数

■ 講演実績

  • 主催セミナー:「新春三大経営戦略」特別セミナー(2026年1月)
  • 商工会議所:岡山、千葉、宇都宮、新潟、富山黒部、群馬渋川、埼玉浦和など全国多数
  • その他:中小企業家同友会(町田、荒川)、民間企業など多数