ユメリアコンサルティングをお薦めします!

実際にコンサルティングを受けられた同族社長さん方による「ユメリアコンサルティング株式会社 舘野愛」の評判・評価・感想などをご紹介しています。
次は、あなたが「ダイヤモンド財務」で事業永続のカギを手に入れる番です!

前川 守 社長 (木の香株式会社前川建築、富山県)

木の香株式会社前川建築 代表取締役 前川 守氏にユメリアコンサルティングのダイヤモンド財務®コンサルティングを導入した経緯とその効果について詳しくお聞きしました。

木の香株式会社前川建築について

木の香株式会社前川建築 (以下 前川建築)は、富山県で、木にこだわった家づくりを続ける、注文住宅専門の工務店です。年間竣工棟数20棟、年商9億円、従業員数20名、創立1948年(昭和23年)

※この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています。

最初は会社を継ぎたくなかった

- 前川社長が会社を継ぐことを意識し始めたのはいつ頃からですか?

物心ついたころから、父には「ウチは将来、おまえが継ぐんだぞ」と言われていました。しかし勝手に決められると、かえって反発心が湧くもので、最初はぜんぜんその気になれませんでした。

でも現場で、職人の仕事を見たり手伝ったりするのは、実はけっこう楽しかった。手仕事、何かつくることは、幼いころから好きでした。

高校卒業後は団体職員として地元で就職しました。ただやってみて分かったのですが、自分にデスクワークは向いていなかった。現場に出たい、手を動かして何かつくりたい、そんな自分を再発見しました。ふと父の背中を見れば、ずいぶん忙しそうだし、なんだか手伝ってほしそうです。結局そこは3年で辞めて、家業を継ぐべく前川建築に入りました。

ただ、その時は、どうせなら就職する前にもう少し遊びたい!と思い、前からあこがれだったカナダで、1年ほど海外生活しました(笑)

現場仕事は楽しかった。ところが…

- 入社後はいかがでしたか。

やっぱり現場は楽しかった。大工仕事は最高だった。これが自分が本来やりたかったことだと再確認しました。しかし、そんな幸せな日々が続いていたある日、父が急病で倒れ、入院しました。それまでは、父が親方として仕事を取ってきて、それを私たち職人が作り上げるやり方でした。その父が抜けるとなると、新しい仕事が入りません。

それから1年は、ハウスメーカーの下請けなどで食いつなぎましたが、正直、こなすだけの仕事になり、私も他の職人も面白く仕事ができなかった。前川建築は本来、こだわりの木の注文住宅を、設計から施工までお客様ととことん話し合って作り上げるやり方でした。その仕事に戻るには自分で仕事をとるしかありません。

飛び込み営業で窮地を打開

もはややるしかないと腹を決め、昔の住宅見学会のリストをたよりに、一軒一軒、飛び込み営業を始めました。それまで営業などやったこともなく、気が重いところでしたが、それでもやりました。とはいえ、ほとんどの家庭で冷たく断られ、一時は心折れそうになりましたが、1年かけてやっと一軒、「ちょうど、家を建て替えようと思っていたんだよ」と言ってくださる方を見つけついに注文にこぎつけました。

待ち望んでいた、木の家をていねいに作る仕事です。もちろん仕事がいただけた背景には、父と祖父が長年地元で築いてきた評判、信用があります。先代の努力に感謝するほかありませんでした。

父はその後、復帰しましたが、体力は十分回復せず、後方で軽作業をこなすだけにとどまりました。自然と私が営業の第一線に出ることになります。周囲の職人は、私が仕事をとってくるのを待ち受けている。私はやるしかありません。こうして実質上、会社を継ぐことになりました。

なぜか、お金が残らない…

さらに2011年には、法人化と同時に代表に就任し、名実ともに三代目となりました。社員とともに、懸命に働き、おかげで着工棟数はぐんぐん増え、会社の売り上げも伸びていきました。

ところが売り上げは伸びていくのに、お金が残らなかった。え、なんで?、どうして? 着工棟数が2倍になったら、手残りのお金も、2倍とは言わなくても、1.5倍ぐらいにはなるでしょ、そう思っていのに、びっくりするほどお金が残らなかった。下手したら以前の、父がこじんまり事業していた時の方が、お金がよく残ってるんじゃないの?というぐらいでした。

会社のお金のこと、真剣に取り組まねばと思うようになったのは、この頃からです。

まずは会計の本を読んでみたが…

- そう考えてから、どんな行動を取りましたか。

とりあえず会計の本を買ってみました。「決算書がおもしろいわかる本」とか、そういうのですね。いや、別に読みたくはないですよ。正直、数字とか見るのもいやです。でも、そうも言ってられないし、とにかく読んでみた。読めば、まあ、分かったような気もする。でも、そこから先がない。本の中のモデルケースがわかっても、肝心の「自社にお金を残す」という目的のための応用がきかない。これじゃ意味ないなと。

どうしようかと思いあぐねていたある日、facebook広告で、ダイヤモンド財務の広告を見ました。まず「お金が残る」という言葉が目に留まった。そう、それがやりたいことだから。さらに「同族会社のためのコンサルティング」という言葉にも、「そう、それがウチだから」と惹かれました。これ、何だかよさそうな気がする。この「同族会社にお金が残る」いうのがどうしても気になって、まずはオンラインセミナーを見てみることにしました。それまでセミナーなど一度も出たことはなかったのですが。

同族会社にお金が残る、それ、どういうこと?

- セミナーは、いかがでしたか。

期待通りの内容でした。お金を残すには、最初こうして、次にこうして、その次どうすればよいのような、「お金を残す3ステップ」的な説明で、聞いていて、「あ、たしかに」と思える納得感がありました。

個別相談で話を聞いても、やっぱりよさそうに思える。これはもう、ちゃんと受講した方がいいと思い、グループコンサルティングに申し込みました。

あ、なるほど、こういうことだったのかと。

- コンサルティングは、いかがでしたか。

今までわからなかったことがわかっていく感覚。純粋に楽しかったですね! 会社のお金の「しくみ」が見えてくるんです。

今までも損益決算書は見ていた。こちらは、これだけ売れて、そこから原価を引いて、経費を引いて、税金払って、残りはこれだけ、のような形で理解できてとっつきやすい。でも貸借対照表、バランスシートの方はよく見てなかった。これ、何の意味があるんだろう、ぐらいに思っていた。でも、舘野先生に学んで、会社の中身が本当に見えてくるのは、実はバランスシートの方なんだよなと分かりました。

それにこういう勉強が「自分の会社の数字」を使ってできるのがいい。私、勉強のための勉強は苦手なんですが、それでも二級建築士や宅建などの資格は取ってきました。つまり「目的が分かる勉強」なら、むしろやる気が出るんです。その点、今回のコンサルは「舘野先生の教えを理解すれば、自分の会社のお金のことがわかる」という道筋、メリットがハッキリしていたので、興味とやる気が自然に湧きました。

学ぶにつれ、会社にお金が残るしくみ、あるいは残らないしくみが、くっきりわかってきます。おい、ここか~、このせいで残らなかったのか、そりゃま、残らないよな~、ここに穴が開いていたら、というように、よく理解できました。さらに根拠ある、ちゃんとした資金繰り表、戦略的な決算書が作れたのもよかったです。

この決算書は銀行に褒められました。これまで二行取引だったのを、舘野先生のすすめで三行取引に増やす取り組みをしたとき、これら資金繰り表や決算書を先方に提示したところ、非常に好反応でした。結果として、非常に良い条件の融資を引き出せました。

着工棟数が伸びてるとか、売り上げは好調とか、その程度の情報だけでは不十分。銀行を相手にするには、それを決算書という形で表現することが重要なのだとよくわかりました。

あと、グループコンサルという形も良かったですね。単純な話、他の社長さんの悩みが分かります。そういう話を聞くと、自分もがんばろうと思える。良い刺激がもらえます。

1年のコンサルティングを通じて、最初の目標だった「会社にお金が残るしくみを理解する」ことは十分達成できたし、実際の行動も着実に前進しています。

先輩ユーザーからのアドバイス

- これから舘野のコンサルティングを受けることを検討している経営者に向け、先に受けた立場からアドバイスなどあればお聞かせください。

単純ですが、「グループコンサルティング、いいよ!」というのが私が伝えたいことです。みんなでやるほうが絶対楽しいし、分かりもはやい。グルコンはおすすめですね!

あともう一つ、宿題はけっこう大変ですが、それでもしっかりやりましょう、と言いたいです。やれば必ずいいことがあります。だから、やろう!ということです(笑)。