【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 銀行借入

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銀行借入を有利に進める財務戦略

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第418話:銀行借入を有利に進める財務戦略

「舘野先生、決算が終わって銀行に訪問したのですが、思ったよりも良い反応ではなかったんです。今期は売上も増えたので、好条件で融資の提案があるかと期待していたのですが…。」とある関西地方の2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。

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社長が知っておくべき銀行借入のコツ

銀行から良い条件で融資を受けるためには、まず知っておかなければならないことがあります。銀行が最も重視していることは、「貸したお金が返ってくるか」ということです。

単純に売上が好調なだけで、全てが解決するほど甘くはありません。銀行は、貸したお金がきちんと返せる会社かどうか、つまり、あなたの会社の「財務」を厳しく見ているのです。

なぜなら、銀行の融資は慈善事業ではなく、ビジネスです。いくら今期の売上が好調だったとしても、それが今後も続くのかどうかはもちろん、貸したお金がちゃんと返済できるのかをシビアに見られます。

そのため、財務はもちろん、1年の業績だけではなく、過去の業績を見た上で、あなたの会社と「長くお付き合いしたい」と判断してもらえれば、良い条件の融資を引き出すことができます。

だからこそ、財務中心の会社づくりをすることが、とても重要なのです。

一方で、自社の経営状況だけで、好条件の融資を引き出すことができないことも事実です。特に銀行は、異動のタイミングが年に4〜6回もあることをご存知でしょうか?

特に支店長クラスは、一般的に2年ほどで異動することもあると言われています。支店長が代われば、融資の方針も変わります。

また、融資の交渉の途中で担当者が代わり、前任者と後任者で対応が変わる…なんてこともあるのです。

銀行の人事に、コチラは口を出せないので「運」の要素があることも事実です。そこで重要になるのが、自社なりの融資の「戦略」を持つこと。そして、戦略に沿ったアプローチすることなのです。

主導権を握るのは銀行ではなく社長

多くの社長が融資の際に考えるのは、「できるだけ多くの金額を引っ張ろう」とか、「なるべく低い金利で借りられないか?」といったことです。

もちろん、融資の条件は重要です。しかし、一番大切なことは、「融資は手段であって目的ではない」ということを、社長がしっかりと理解していることなのです。

本来、融資は会社の成長や安定のために行うものです。それが、知らない間に「銀行が貸してくれるから」とか、「借りれる時にできるだけ借りておこう」というように、融資を受けることが目的になっている社長は多いものです。

大切なことなので敢えてお伝えしますが、融資を受けるかどうかは、社長が判断するものです。そして、その判断材料となるのは、5年後、10年後を見据えた財務計画なのです。

その財務計画を実現するために、

「今、融資を受けるべきかどうか?」

「どんな条件だったら、融資を受けても問題ないか?」

ということを、社長が判断するのです。この視点を持たずに交渉してしまうと、銀行主導の交渉になってしまいます。

最初にもお伝えしたように、銀行もビジネスです。当然ですがあなたの会社の利益ではなく、銀行の利益が最優先になります。

つまり、誤解を恐れずに言うならば、銀行の利益になればあなたの会社の財務に悪影響を与えるような提案を持ちかけてくることもあるということです。

だからこそ、銀行の話を鵜呑みにするのではなく、社長であるあなたが主導権を持ち、銀行と交渉することが必要となるのです。

長期的な関係構築に向けた戦略

銀行との交渉で弱い立場に立ってしまうと、銀行の意向に従うだけの関係になりがちです。しかし、お互いにビジネスであることを考えれば、時にはパートナーとして、時には商談相手として、対等な関係が望ましいものです。

もっと言えば、銀行から見た場合、社長は「お客様」になるのですから、社長が銀行を選ぶことが理想的です。

実際、当社のクライアントで、銀行と長期的に良好な融資関係を維持している会社は、銀行を選んでいます。

そのためには、銀行に「融資したい」と思わせることが重要です。そう思わせるためには、社長が財務の実務を行い、財務中心の会社づくりを進める必要があるのです。

その上で、銀行との関係構築においては、単に「融資してくれるから」という理由だけでなく、長期的なパートナーとしての相性も考慮すべきです。

社長が担当者や支店長の資質を見極め、建設的な関係が築けるかどうかを判断することも大切になるのです。

ダイヤモンド財務の社長は、どの銀行から見ても「取引したい」と思われる会社づくりを心がけています。その結果、銀行からの積極的なアプローチを受け、資金調達で苦労することはありません。

ガラス財務の社長は、目先の条件だけを追求します。その結果、1つの銀行に依存し、主導権を握られてしまいます。融資の選択肢が狭まり、資金調達に苦労することになるでしょう。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

 

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

 

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