【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

当コラムは、「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない…。」「節税して税金から『会社』と『財産』を守りたい!」「無策なままの事業承継・相続対策。将来が不安…。」「銀行対応で失敗したくない。借金を減らしたい!」とお考えの同族会社のオーナー社長・後継社長向けの専門コラムです。(毎週水曜日更新)

多くの次世代経営者が陥る「ある勘違い」とは?

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第43話:多くの次世代経営者が陥る「ある勘違い」とは?

「舘野さん、いやぁ~今日のお話!なんていうかな~、こうアタマをガツーンとやられた気分だったよ。漠然とした疑問がスッキリしました。それにしても、こうゆう大切なお金の話は、もっと前に聞いておきたかったなあ。」先日、とある経営者団体にて講演の機会を頂き、受講者の方から頂戴した一言です。この場を借りて、ご来場頂いた皆様に御礼申し上げるとともに、微力ながらお役に立つことを心より願っております。

長年、経営者として会社を経営していても、「財務」という視点で会社経営を全く考えてこなかったとか、そもそも、そんな視点があったなんて知らなかった・・・という話を、時折、ご相談にお見えになる社長さんから伺うことがあります。

そのような社長さんに、よくよくお話を伺ってみると、
「売上を増やせば、潰れない会社になるんだから、余計なことは考えないで、とにかく売上を増やせばいいんだよ。」
「税金なんか払うのなんてお金がもったいないから、ベンツやクルーザーを買うといいよ。」
「お金は必要なときに、銀行から借りれるだけ目いっぱい借りておけばいいんだよ。」
などなど・・・先輩経営者や社長仲間に教えられたとおっしゃいます。

しかも、あたかも、それが全ての会社の「正解」かのごとく強く力説されてしまい、なんとな~くの違和感を感じつつも「そうゆうものなのかな?」と思ってしまったのだそうです。もともと会社経営にまつわるお金の話はニガテということもあって、益々会社経営にまつわるお金のことを経理担当者や顧問税理士に任せっきりにしてしまって、最近では全くよくわからなくなってきてしまったとのことでした。

世の中には、色々なアドバイスを親切にしてくれる人生の先輩や専門家がいます。アドバイスをくれること自体は本当にありがたい話なのですが、それを自社の経営方針に反映させるかどうかを決めるのは、あくまでも経営者自身であり、自分なのです。

そのアドバイスが正しいのか、間違っているのか、当然ながら見極める力量も必要になってきますが、見極める上で最も重要なことは、「アドバイスをくれる人の目線はどこにあるのか?」ということです。

冒頭のようなアドバイスをされる方の多くは、「成り行き型」の経営、いわゆるKKD(勘・経験・度胸)で長年やられている方です。しかしながら、目指すべき将来から逆算し、事業を通じた夢実現を望む経営者にとっては、果たして有効なアドバイスとなり得るのでしょうか?

社長にとって最も重要な仕事は、「会社の未来をつくること」です。
「儲かって、潰れない会社づくり」をするからこそ、社員や家族・取引先を守り続けることができます。

「これから動かすお金をどうするのか?」「どうしたら今あるお金を効果的に増やすことができるのか?」を考えることこそが最も重要であって、この点から目を背けてしまうのは、経営者として、大変危険な状態なのです。

さらにいうと、会社の置かれている状況や財務状態によって打つべき打ち手も当然異なってきます。潤沢で厚い内部留保があれば、多少の失敗はリカバリー出来るかも知れませんが、万が一、脆弱な財務状態であれば、どうなるでしょうか?

無理な売上拡大や間違った節税対策、過大な設備投資、無理な資金調達・・・これらを知らずに間違った経営判断をしてしまった場合には、あっという間に資金ショートしてしまいます。仮に、もし黒字経営だったとしても、知らず知らずのうちに間違った経営判断を下すことによって、「黒字倒産」の道へ自ら進んでいってしまっているケースだってあるのです。

こういった間違った情報に惑わされないためにも、しっかりと地に足をつけて自社なりの儲かって潰れない会社づくりで「ダイヤモンド財務®」を目指すべきなのです。

あなたの会社には、「ダイヤモンド財務®」化のための正しいロードマップがありますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント
舘野 愛

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【同族会社のオーナー社長・二代目社長専門の財務コンサルティング機関】
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