【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

当コラムは、「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない…。」「節税して税金から『会社』と『財産』を守りたい!」「無策なままの事業承継・相続対策。将来が不安…。」「銀行対応で失敗したくない。借金を減らしたい!」とお考えの同族会社のオーナー社長・後継社長向けの専門コラムです。(毎週水曜日更新)

成功する2代目社長が知り、会社を潰す2代目社長が知らないこと

第172話:成功する2代目社長が知り、会社を潰す2代目社長が知らないこと

「舘野先生、やっと今年の4月に社長就任することが決まりました!これから自分の意志で経営のかじ取りがとれると思うと、ワクワクします。本当に楽しみです。」社長就任を見越して1年前から財務中心の会社づくりに励まれていた、とある北陸地方にお住まいの3代目社長さんの一言です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関ですので、多くの2代目社長や3代目社長などの後継社長さんが社長就任前からお見えになられます。コンサルティング期間中に社長就任というケースも大変多く、当社としても、貴重な人生の節目の時期を一緒に過ごさせていただく重責と喜びを日々感じています。

経営に前向きな社長であれば、誰しもこのような想いを、胸のうちに抱えているはずです。
「時代の変化や経済環境の逆風に負けない強い会社づくりをしたい!」
「地域ナンバーワン、業界トップ企業の座を勝ち取りたい!」
「金融機関に頼らず、事業を自由自在に操れる状態を手に入れたい!」
「会社経営にまつわる漠然としたお金の不安、財務の悩みをなくしたい!」
「永続的に地域社会へ貢献できるような、地域に誇れる会社づくりをしたい!」
そして、当社では、このような願いを現実のものにするために、財務中心の会社づくりを通じて日々ご支援をさせていただいています。

しかし、これらの願いを単なる願望で終わらせるのか、あるいは、現実のものにして更なる成功繁栄を手中に収めるかどうかは、社長自身が「財務」を知っているかどうかにかかっています。

2代目社長にとって運命の分かれ道になる「社長業」の実務とは

創業社長の場合は、自分の会社の成長にあわせて自分自身も成長させていくことができます。

しかし、2代目社長や3代目社長などの後継社長の場合は、そうはいきません。最初からたくさんの資産や負債、取引先や金融機関、従業員とその家族を背負っての船出になりますから、まさに、「目隠し運転で、高速道路を走るような」状態でのスタートを余儀なくされてしまいます。

もし、あなたが「目隠し運転で、高速道路を走るような」状態と聞いてピンときたら、それは決して悪いことではなくて、「社長業」について真剣に向き合っていることの表れです。

逆に、「目隠し運転で、高速道路を走るような」状態と聞いて何も感じなかったら、それは、「既に財務中心の会社づくりができている」か「わかっていないことがわかっていない」かのどちらかのはずです。

しかし、そうはいってもこの「目隠し運転で、高速道路を走るような」状態を放っておいたのでは、いずれ大きな交通事故、つまり、会社を潰してしまいかねません。そうならないためにも、社長は、一日も早く財務中心の会社づくりに着手すべきなのです。

会社を潰す2代目社長が陥る落とし穴

財務を知らない社長は、「売上を増やせば潰れない会社になるはずだ」と考えます。無理な売上拡大のために、安易な値引きを繰り返したり、過剰な投資をしたり、モノを所有することにこだわる傾向にあります。さらには、将来の「お金」「利益」「売上」に貢献しないような固定費を増やすような経営判断を無意識のうちに行ってしまいます。

さらに、財務を知らない社長は、「お金が無くなったら、銀行から借りればよい・・・」「利益が出たら、節税のために保険や車を買おう・・・」「会社のお金のことは、経理や税理士が見ているから大丈夫・・・」などとと考えます。

しかし、これらは、いつまでたっても会社にお金が残らない会社や経営が苦しい会社の社長に共通する考えの代表例なのです。そして、社長本人には、自らの経営判断が自社を苦境に追い込んでいるという自覚がないのも特徴の一つです。

成功する2代目社長は勝つべくして勝つ仕組みづくりを実践

その一方で、「財務を知っている社長」は、「財務こそ事業永続のためのキーポイント」と考えます。

すべての経営判断において、「財務」の視点からの経営判断のモノサシを持っていますから、寸分の狂いも生じません。5年後、10年後の未来から逆算して、まさに勝つべくして勝つための経営判断を、着実に積み重ねていきます。

事業永続のキーポイントとなる「お金」を将来に向かって増やし続けるための仕組みづくりに余念がありません。例えば、モノを所有するのであれば、そのモノは将来の「お金」「利益」「売上」に貢献するのかを財務の視点から具体的に検討し、必要に応じて資金計画や融資戦略も数字で具体的に立案します。

当然、「場当たり的な資金調達」や「間違った節税対策」で自社の財務を棄損するような悪手を打つようなことはありません。

そもそも、「気が付いたら強い財務になっていた」「なぜか財務がボロボロになっていた」ということ自体ありえないのです。

あくまでも、財務は社長が意図して磨き上げていくものであり、それ以上でもそれ以下でもないのです。最も重要なことは、社長自身が「財務」を社長業の実務として知っていたか、知らなかったか、ただそれだけなのです。

あなたは、事業を永続させるための「財務」の実務が実践できていますか。
飛躍の2018年のために、財務中心の会社づくりをしてみませんか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント
舘野 愛

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