【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 資金繰り

あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?

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資金繰り悪化は「潰れない会社づくり」のチャンス

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第420話:資金繰り悪化は「潰れない会社づくり」のチャンス

「舘野先生、セミナーに参加したり、本も読んだりして、できる限りのことはやってきたのに、ずっと資金繰りが厳しい状態が続いています。毎月の支払いが不安で夜も眠れません…。もう疲れてしまいました…。」先日、セミナーにご参加された、とある九州地方の2代目社長さんからのご相談です。

当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。

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社長として知っておくべき資金繰りの重要ポイント

会社を経営する上で、資金繰りの悩みは「必ず経験する試練」だと言っても、過言ではありません。そのくらい、会社を経営する上で、資金繰りに関する心配は避けて通れないものです。

なぜなら、売上が拡大して成長している過程でも、逆に売上が減少して経営が圧迫されている時でも、資金繰りの悩みというのは、いつでもどんな時でも訪れるからです。

そういう意味では、お金について悩むこと自体は、決して悪いことではありません。その上で大切なことは、あくまでも「資金繰りの悩み自体は、表面的な問題でしかない」ということを、社長がしっかりと理解しているかどうかです。

その上で、『資金繰りが厳しい』という症状に対して、どのように対処するかを「財務の視点」を持って社長自らが考え、実行することが重要になります。

そして、財務中心の会社づくりにシフトすることができれば、安定した経営の第一歩を踏み出すことができるのです。

一方で、「資金繰りをなんとかしなければ…」と、根本的な課題に向き合うことなく、銀行借入に頼るだけの「表面的な対処療法」を繰り返す社長もいます。

一時的な対応をしても、いずれまた、資金繰りは厳しくなります。そのたびに借入に頼っていては、借入依存の状態から抜け出すことができません。

最終的には、経営状態が悪化し、最悪の場合、資金が底をつき倒産してしまいます。

つまり、「資金繰り」の問題の本質を捉えて、根本的な改善に取り組むか、それとも対処療法的な対応を繰り返すかで、会社の未来は大きく変わっていくのです。

失敗から学ぶ資金繰りの教訓

会社を経営していると、資金繰り以外にもたくさんの問題が起こります。そして、その問題は往々にして、氷山の一角であって、根本的な問題点ではないケースが多いものです。

大切なことなのであえて申し上げますが、会社経営で起こる問題に、「時間が解決してくれる」ものは一切ありません。むしろ、放置すればするほど、問題はどんどん悪化し、手に負えなくなってしまいます。

もし仮に、一時的な資金繰りの問題を銀行借入で凌ぐことができたとしても、根本的な経営課題が解決していなければ、繰り返し、資金繰りの問題で悩み続けることになります。

このようなことは、これまで本やセミナーなどで学んできた社長からすれば、「当たり前」に聞こえるはずです。しかし、いざ、当事者になってみると意外と気付けないものです。

なぜなら、誰しも自分自身のことを客観的に見るのは難しいことからです。だからこそ、優れた経営者は、信頼できる第三者や専門家に相談できる関係を意図的に構築しています。

うまくいっている社長ほど、常に、「自社の成長を妨げているのは、自分自身かもしれない」ということを、自覚しているからです。よく、「会社は社長の器より大きくならない」と言いますが、優れた社長ほど、自分を客観視する努力を絶えず行っているものなのです。

特に同族会社の場合、社長にとっては、会社と社長自身の人生がほぼイコールの関係性になっています。ですから、どうしても、社長自身の感情的な判断や社長自身の思い込みによって、意図せず会社の実態を正確に把握できなくなってしまうことがあるのです。

未来を見据えた経営戦略

資金繰りの「根本的な問題」を解決するための、具体策を考え出せる社長は意外と少ないものです。さらにいえば、実際に実行に移せる社長となると、ごくわずかです。

ここで大切なことは、社長自身が、自らの打ち手について「これは一時的な対処療法」「これは根本的な課題解決」と、財務の視点から経営判断できているかどうかです。

社長が財務の視点を持ち、理解した上で対処療法を行うことももちろんあります。それは、本質的な改善を行うための、あくまでも時間稼ぎです。しかし、多くの社長は、目先の資金繰りがちょっと良くなると、そこで解決した気になってしまいます。

その結果、本質的な問題を改善せず、「売上を伸ばせば、資金繰りの問題は解決する」と、売上至上主義の考え方で資金繰りの改善を目指します。

しかし、売上が全ての経営課題を解決するわけではありません。その結果、数ヶ月後にはまた、資金繰りに悩まされる…という、負のスパイラルに陥ってしまいます。

この行動パターンから抜け出せるかどうか、そして、財務の視点から根本的な経営課題に向き合えるかどうか、これが、資金繰りの悩みから卒業できるかどうかの分かれ道となるのです。

ダイヤモンド財務の社長は、資金繰りの問題を自社の経営の質向上のきっかけとして活用します。根本的な課題解決に取り組むことで、必然的にお金の心配から解放されていきます。

ガラス財務の社長は、資金繰りの背後にある本質的な経営課題から目を背けます。その結果、いつまでも資金の悩みから抜け出せない状況が続きます。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?

 

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

 

 

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