【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 お金を残す経営財務

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次世代経営者が知っておくべき「経理」と「財務」の違い

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第8話:次世代経営者が知っておくべき「経理」と「財務」の違い

「舘野先生、経理の仕事のイメージは何となくわかるんですが、財務ってあんまり馴染みがないというか、正直言って違いがよくわからないんです。経理と財務の違いって何ですか?」・・・と、今まさに成長真っ盛り、新進気鋭の友人経営者からのご質問です。

職業柄、実は、この手のご質問は、中小企業経営者から大変良く受けるご質問です。といいますのも、中小企業の場合には、そもそも財務担当者が不在のケースが多く、経理担当者が仮にいたとしても、経営者自身が、経理業務イコール「帳簿つけ」のイメージを強く持っている場合には、経理業務そのものの本来の意義を知らない・・・という場合が多いからなのだと思います。

では、「経理」と「財務」の業務の違いとは、一体何でしょうか?
 一般的な定義を簡単に説明すると、経理が行う業務は、「既に動いたお金の管理をすること(日々の取引の記帳・決算書の作成)」であるのに対し、財務が行う業務は、「これから動かすお金の管理(資金繰り・資金調達・計画策定)」をすることにあります。

上場企業などでは、経理部と財務部を分け、さらに、将来計画に関連する機能については、経営企画部を設けるなどして細分化したりします。しかし、中小企業の場合には、そんな人的余裕も資金的余裕もないのが一般的です。

ですから、かろうじて経理担当者がいたとしても、財務部や経営企画部などはなく、それらの業務は、社長自らが経理担当者と協力して、必要に応じて適宜対応する・・・というケースが大半なのです。よって、社長や経理担当者の能力や認識のレベルによって、その対応の良し悪しが大きく左右されるのです。

経理の役割としては、正しい記帳や、早くて正確な月次決算報告、年度決算報告が最も重要な役割となります。なぜなら、様々な業務改善や経営改善、資金繰り・資金調達や経営計画策定などのいわゆる経営根幹にまつわる重要な意思決定が、この経理業務が担う役割に基づいて行われるからです。

もし仮に、正しい月次決算が出来ていたとしても、その報告が遅い場合には、当然ながら次の一手は確実に遅れます。もっと厳しいことをいえば、企業再生の現場では、ほぼ9割以上の会社において経理機能にある「3つの問題」が生じているのです。 

具体的には、①月次決算が締まるのに一か月以上かかる、②月次決算の内容が間違っている、③月次決算の活用が出来ていない・・・この負の三拍子がそろっているのです。

「経理が変われば、会社が変わる」などとは良くいわれますが、経営が上手くいっていない会社は、ほとんど経理に問題があるケースが多いのです。そして、そのような状態に陥る根底には、実は、「社内部署間での意思疎通ができていない」とか「経営者の意識が低い」などの、根深い問題が潜んでいるものなのです。

そして一般的に、経理担当者は、どちらかというと寡黙で口数が少なく、社内的に弱い立場に置かれがちなのも特徴です。しかし、もし、会社の真の成長発展を望むのであれば、経営者は、意識して経理部門を強化し、「数値と情報が集まる仕組みづくり」をしっかりと行うことが重要なのです。

次に、財務の役割としては、日々のお金の流れを管理し、資金がショートしないように資金繰りを考え、資金調達をすることが挙げられます。そして、将来の経営計画を策定し、それに伴う財務戦略を立案するのも、財務の大事な役割です。

いうまでもなくキャッシュフローは、企業にとって最も重要なものです。したがって、財務は、企業存続のための命綱ともいえます。安定経営・永続的繁栄を願うのであれば、財務こそが事業永続のためのキーポイントであり、事業永続のためには、財務中心の会社づくりこそが最も重要なのです。

それにも拘わらず、多くの中小企業は、意図せずに、気が付いたら「資金不足」・「借入依存」・「赤字体質」の経営状態に陥ってしまいます。苦境に立たされて、その時に初めて財務中心の会社づくりの重要性に気が付きます。しかし、これは本当に憂慮すべき事態です。

それにしても、なぜそうなってしまうのでしょうか?
 その答えは単純で、多くの経営者は「売上が増えれば潰れない会社になる」と考えているからです。その結果、財務の重要性を学ぶことよりも、売上拡大に心血を注ぎ、資金の不足をその場しのぎの資金調達や小手先の節税対策で補おうとし、さらなる悪循環に陥ってしまう・・・という経営者が多いのも事実です。

さらに、この財務の重要性を理解できていない場合には、どんなに売上が順調に伸びていったとしても、最悪の場合資金が尽きて、黒字倒産を招いてしまうというリスクもはらんでいるのです。

しかし、ユメリアコンサルティングが提唱する「ダイヤモンド財務」は、一般的な「財務」の視点だけでなく、中小企業の特徴である所有と経営がほぼ一体という点を考慮し、「社長と会社にお金が残る仕組みづくり」を最も重視しています。社長にも、会社にも、お金が残るという点が最大のポイントなのです。

具体的には、「数字と情報が集まる仕組みづくり」を行い、「金融機関対応と税務対策の実務」を強化し、さらに「オーナー企業の権限掌握・統治戦略」を行った上で、「ファミリー企業の資産防衛戦略」を行います。

上場企業等の大企業でいうところの経理部・財務部・経営企画部が担うべき機能をダイヤモンド財務では、中小企業のオーナー経営者に最も適した形で創り出した、いわば独自のアプローチなのです。

中小企業のオーナー経営者は、上場企業等の大企業などにみる、雇われ経営者と違って、ひとたび事業に失敗すれば、場合によっては全財産奪われ、家族や従業員の生活を脅かしてしまうという多大なる責務を負っています。

だからこそ、守りである「財務」を軽視することは、大変危険な状態なのです。安定経営・永続的繁栄のためには、ダイヤモンド財務こそが最も重要なキ-ファクターなのです。

あなたの会社の「財務」に対する取り組みは、万全ですか?
経営者として、事業を通じた夢実現が叶えられる・・・、真に守り抜きたいものをしっかりと守り抜ける・・・、そんな強い財務になっていますか?
 ユメリアコンサルティングでは、次世代経営者の事業を通じた夢実現を「ダイヤモンド財務」で支えます。

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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日本で唯一の「同族会社専門」財務コンサルティング機関

社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家

『ダイヤモンド財務®』のユメリアコンサルティング株式会社

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