【専門コラム】ダイヤモンド財務®の着眼点 同族経営
あなたも「事業は順調なのに、お金が残らない…」「銀行借入が思うように減っていかない…」「経営判断に基軸がないから、迷ってしまう…」と悩んでいませんか?
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同族経営の強みを活かせる社長と活かせない社長の違い
「舘野先生、父から会社を引き継いで3年が経ちました。最初は古参社員との関係にも苦労しましたが、財務を軸にした経営に切り替えてから、社員との信頼関係も少しずつ築けてきました。同族経営の強みを活かせるようになってきた気がします。」とある東海地方の2代目社長さんからの嬉しいご報告です。
当社は、同族会社専門の財務コンサルティング機関(社長と会社にお金が残る仕組みづくり)なので、全国各地より、同族会社の社長さんから会社経営にまつわるお金の悩みのご相談が寄せられます。
この記事では、同族経営ならではの強みと、それを活かせる社長と活かせない社長の違いについて、財務の視点を交えながら具体的に解説します。
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同族経営ならではの強み
公私混同やお家騒動、後継者問題など、同族経営特有の課題があることは否定できません。一方で、同族経営だからこその大きな強みもあります。その同族経営ならではの強みを正しく理解することが、同族社長として、会社を永く守り続けるための第一歩です。
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長期視点で会社を守れるのは、同族経営だからこそ
上場企業の経営者は、株主への説明責任や短期的な業績を意識せざるを得ません。一方、同族経営の社長は、「この会社を次の世代に残す」という長期的な視点で経営判断ができます。
目先の利益よりも、10年後・20年後の会社の姿を見据えた投資や判断ができるのは、同族経営ならではの強みです。ブレない経営理念のもとで地道に積み上げてきた信頼が、長寿企業の礎となっているのです。
スピードある意思決定が、会社の競争力を生む
大企業では、一つの経営判断を下すまでに、多くの会議や稟議を経なければなりません。しかし同族経営では、社長が判断すればすぐに行動に移すことができます。
このスピード感こそが、変化の激しい経営環境において大きな競争力になります。意思決定の速さは、同族経営が持つ最大の武器の一つです。
メリットを活かせない社長に共通すること
同族経営には大きな強みがある一方で、その強みを活かせずに苦労している2代目社長も少なくありません。メリットを活かせない社長には、共通したパターンがあります。
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公私混同と感情経営が、会社を潰す
同族経営で最も問題になりやすいのが、会社と家族の境界線が曖昧になることです。親族の個人的な支出が会社の経費として計上されたり、家族間の感情的な対立がそのまま経営判断に影響したりするケースは珍しくありません。
こうした公私混同が続くと、社員は「どうせ身内が優遇される」と感じるようになります。優秀な社員ほど会社を離れ、組織全体の士気が下がっていきます。
同族経営の強みであるはずの結束力が、逆に会社の足を引っ張る原因になってしまうのです。
数字を親族に任せきりにしてしまう
2代目社長に多いのが、「先代社長の代から、会計を同じ税理士に任せている」「経理は代々、社長の妻が見ることになっている」という状態です。
社長自身は、営業や売上を追いかけることに必死になり、会社を守るための財務を「社長以外の誰か」に丸投げしたまま経営をしてしまっているのです。
「売上は伸びているのに、なぜかお金が残らない」
「資金繰りがいつも綱渡りだ」
「いつまで経っても、経営が楽にならない」
このような悩みを抱える2代目社長の多くは、財務の視点が抜け落ちた経営をしています。なぜなら、財務の視点が無ければ、経営判断の軸が生まれないからです。
同族経営の意思決定のスピードも、経営判断の軸がなければ、誤った方向に会社を進めるだけになってしまいます。
財務の視点が同族経営を成功に導く
同族経営の強みを本当の意味で活かすためには、社長自身が財務の視点を持つことが欠かせません。財務を経営の軸に据えることで、同族経営は初めてその真価を発揮します。
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先代から引き継ぐべきもの、変えるべきもの
2代目社長が陥りがちな失敗の一つが、先代のやり方をそのまま踏襲してしまうことです。先代が築いた経営理念や取引先との信頼関係は、大切に引き継ぐべき財産です。
しかし、財務の知識がないまま経営判断をする「KKD経営」(カン・ケイケン・ドキョウ)まで引き継いでしまっては、会社の未来は危うくなります。
先代の時代に通用したやり方が、今の時代にも通用するとは限りません。引き継ぐべきものと変えるべきものを見極める目を持つことが、2代目社長に求められる最初の仕事です。
財務の視点を持つことが、同族経営を強くする
同族経営の社長が財務を理解すると、経営判断が変わります。「この投資をしたら、会社のお金はどう動くか」「今の財務状況で、どこまでの判断が許容できるか」を数字で考えられるようになるからです。
財務の視点を持った社長は、同族経営の強みであるスピードと長期視点を、正しい方向に活かすことができます。
感情や勘に頼るのではなく、財務を軸にした経営判断の積み重ねが、同族経営を本当の意味で強く、永く続く会社へと育てていくのです。
ダイヤモンド財務の社長は、同族経営ならではの強みを理解した上で、財務を軸にした経営判断を積み重ねます。スピードある意思決定と長期視点を正しい方向に活かすことで、会社にお金が残り続け、次の世代へと強い会社を引き継いでいきます。
ガラス財務の社長は、同族経営の強みに気づかないまま、感情や勘に頼った経営判断を繰り返します。公私混同や財務の丸投げが続くうちに社員の信頼は失われ、売上が伸びてもお金が残らない体質から抜け出せなくなってしまいます。
社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。
あなたは今、社長としてどんな未来をつくりたいですか?
この記事の執筆者:舘野 愛(同族会社専門 ダイヤモンド財務®コンサルタント)
【社長がお金の制約から解放され、夢と志を自由に実現できる未来に貢献する】
社長と会社にお金が残る仕組みづくりの専門家
100年続くキャッシュリッチ経営「ダイヤモンド財務® 」開発者
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